Duckhorn Wine Companyの創業者の一人であるマーガレット・ダックホーンが先週末、就寝中に安らかに息を引き取りました。(享年83歳)

ダックホーン社は「マーガレットはナパ・ヴァレー現代的なワイン造りを推進した先駆者の一人であり象徴的な人物であるとともに、地元のコミュニティでも重要な役割を果たしてきました。マーガレットは親切で、優雅で、協調性に富み、慈善活動に熱心に取り組み、誰からも愛され、尊敬を受けていました。彼女の死は彼女を知るすべての人々、地域社会、ワイン業界にとって大きな損失です」と述べています。

ダックホーンは1976年ナパ・ヴァレー セント・ヘレナの北にダンとマーガレットのダックホーン夫妻により設立され、当時ブレンド用品種としか見なされていなかったメルロを主体にしたワインで大成功を収めました。メルロは今日に至っても同社を代表するワインとして高い評価を受け続けています。

中川ワインはダックホーンを長年最重要ブランドの一つと定め、ロング・パートナーとしてともに歩んできました。初取引時の同社の責任者はマーガレットでした。長年の大事なパートナーを失い、悲しみに堪えません。彼女の創業時の精神は今もダックホーンに受け継がれており、今後もダックホーンのワインを大事に扱い続けていきたいと思います。

(冒頭の画像はDuckhorn Instagramより。)