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NORIA ノリア

日本人醸造家が造る、繊細な日本食に合うカリフォルニアワインを目指す

Berkeley, California

Noria ノリア

ワイン名の「ノリア」は、スペイン語で「水車」を意味する。醸造家は中村倫久氏である。UCデービス校で学び、卒業後はナパ・ワイン・カンパニーにて、ハイジ・バレットをはじめとする高名な醸造家たちの姿勢や技術に触れ、経験を積んだ。その後、いくつかのワイナリーでアシスタント・ワインメーカー、そしてワインメーカーとして活躍している。
ノリアは、日本食に合うワインを目指し、それに適したブドウ品種と栽培地の選定を慎重に行った結果、2010年にソノマ・コーストの高名な栽培農家であるサンジャコモのブドウにたどり着き、シャルドネとピノ・ノワールをリリースした。2014ヴィンテージからはソーヴィニヨン・ブランが加わり、新たな畑のピノ・ノワールもラインナップに加わっている。ノリアは、カリフォルニアにおいてアメリカンドリームを実現したワインである。

繊細

「繊細という日本語は、ニュアンスがあり洗練されていて、捉えがたいディテールに満ちていることを表しています。そんな感覚を反映させたワインを目指しています。」と中村氏が語る通り、ノリアは日本料理の繊細な味わいに調和するワインがコンセプト。

カリフォルニアほど多様なテロワールから様々なスタイルのワインをを生み出すことの出来るワイン生産地は他に類を見ない。

“日本食に合うワイン” というコンセプトを実現するためには、その中から最適な葡萄と栽培地区を選択することが重要だった。
そのために、多くのワイナリーで働いた経験と人脈を生かし、優良栽培農家が所有する複数の畑の中から畑の位置、区画、クローンをこだわって葡萄を選び抜く。

現在ではシャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、限定生産のロゼを造っている。

Noria

NORIAは、スペイン語で「水車」を意味する。

水車から連想される水、自然、生活の基本的なエネルギーといったシンプルかつポジティブなイメージは、ワインが持つ要素と多く重なり合っている。 また、ワインは常に生活の一部であり、その時々の瞬間を輝かせる、いわば花火のような存在であると感じている。

NORIAのロゴに描かれた無数の白い点は、水しぶきと花火を同時に表現したものである。

オーナー・ワインメーカー/ 中村倫久

大学卒業後に訪れたイタリアで素晴らしい1981 年のバルバレスコに出会い、ワインメーカーになる事を決意。

ホテル日航東京に勤務しソムリエの資格を取得後、同サンフランシスに赴任。

毎週末ナパやソノマを訪れる生活を2年間送る。

ナパのワイナリーで働きながらUC デービス校にて葡萄栽培・醸造を学ぶ。

2004 年卒業後、ナパ・ワイン・カンパニーでハイジ・バレットら著名な醸造家達のワインに対する多種多様なアプローチを目の当たりにしながら経験を積む。

2005 年よりアーテッサでアシスタント・ワインメーカーとして全オペレーションを統括。ジェイムソン・ランチの主任ワインメーカーも勤める。

2010 年、NAKAMURA CELLARS を起こし、NORIA/ ノリアを初リリース。

ワイナリー情報

2023年7月に満を持してオープンしたワイナリー。
バークレーの中のギルマン・ディストリクト / Gilman Districtと呼ばれるエリア。

Urban Wineryと呼ばれる業態で、バークレーには10年前にはワイナリーは2件しかなかったが、現在10件まで増えたそう。

そのうち6件が、中村さんのセラーから2ブロック以内に集中しているとのこと。

また2つのクラフト・ビール ブルワリーもあり更に今秋に新たなブルワリーがもう１軒オープン予定。

周辺には新規にオープンするレストランなども多くフードとお酒で今注目のエリア。

空港から車で20分ほど、高速を出てすぐのところにある。

そのまま、ハイウェイ 80をまっすぐ行けばナパ・ヴァレーというナパの往き返りに立ち寄れる。

Noria が生産しているワイン