希望小売価格 9,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2020年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ピノ・ノワール100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | シャローン/ Chalone |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | ブロッソー・ヴィンヤード/ Brosseau Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | 中村倫久/ Norihisa Nakamura |
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醸造 | ステンレス・タンク75%&仏産新樽25%にて天然酵母発酵 |
熟成 | 仏産樽にて14か月熟成(新樽率50%)無濾過、無清澄 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 13.5% |
品番 | 1NAKI33120 |
JAN | 195893562855 |
入数 | 12 |
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コメント
ヴィンテージ情報
暖かく乾燥した冬の後に穏やかな春が続き芽吹きは早く始まり、夏にかけても穏やかで葡萄はゆっくりと熟しました。
8月中旬に暑い日が続き白葡萄の成熟を後押しし、すばらしい収穫となりました。
シーズン終盤で山火事が発生したが、このブロッソーは標高が高く霧の影響を受けないので収穫が早く、火事が起こったときに収穫の準備が整っていたため煙害を受ける前に収穫できた。
テクニカル情報
クローン: マウント・エデン、114
醸造: 天然酵母使用。75%ステンレスタンク、25%新樽にて発酵。仏産樽(新樽 40%)にて16か月熟成。無濾過・無清澄
テイスティング・コメント
グラスからはラズベリー、柘榴、ダークチェリー、ラベンダーといったピュアで芳醇なアロマ、そして杉、白胡椒、アニスなどの魅惑的なブーケが香り立ちます。
口に含むと滑らかな口当たりから濃縮した赤系ベリーの味わいが層をなして広がり、新鮮な酸と個性的なミネラリティーと調和し心地よい余韻として残ります。
同時に凝縮したきめ細かなタンニンが酒質を支えると共に味わいに複雑性を与え、一層奥行を深めます。
シャローン AVA はモントレー・カウンティーの小さな AVA。カリフォルニアでは非常に珍しい石灰石と花崗岩からなる土壌と、標高 550 メートルという高地で知られています。
NORIA ワインの 3 つ目のピノ・ノワールはこのシャローン AVA にある数少ない畑の一つであるブロッソー・ヴィンヤードで 100% 有機栽培の葡萄から造られます。
山頂に位置する畑は、360°のパノラマが広がりまるで異次元。
そのような環境で育った葡萄から作られるピノ・ノワールは他とは異なる個性的な特徴を持ちます。
凝縮感、鉱物的なミネラル、スパイシーな複雑性はこの特異なテロワールをストレートに表現し、日本食の持つ優美さと見事に調和します。
▼ 動画・画像などはこちらから
日本人醸造家が造る、繊細な日本食に合うカリフォルニアワインを目指す
Berkeley, California
Noria ノリア
ワイン名のノリアはスペイン語で水車の意。醸造家は中村倫久氏。UCデービス校で学び、卒業後はナパワインカンパニーでハイジバレットなどの高名な醸造家の姿勢や技術に触れて経験を積み、いくつかのワイナリーでアシスタントワインメーカー、そしてワインメーカーとして働いています。ノリアは日本食に合うワインを目標に、それに適した葡萄と地区の選択を慎重に行った結果、2010年にソノマコーストの高名な栽培農家サンジャコモの葡萄にたどり着きシャルドネとピノ・ノワールをリリース。2014VTGからはソーヴィニヨン・ブランが仲間入りし、新しい畑のピノ・ノワールも加わりました。カリフォルニアでアメリカンドリームを実現したワインです。
繊細
「繊細という日本語は、ニュアンスがあり洗練されていて、捉えがたいディテールに満ちていることを表しています。そんな感覚を反映させたワインを目指しています。」と中村氏が語る通り、ノリアは日本料理の繊細な味わいに調和するワインがコンセプト。
カリフォルニアほど多様なテロワールから様々なスタイルのワインをを生み出すことの出来るワイン生産地は他に類を見ません。
“日本食に合うワイン” というコンセプトを実現するためには、その中から最適な葡萄と栽培地区を選択することが重要でした。
そのために、多くのワイナリーで働いた経験と人脈を生かし、優良栽培農家が所有する複数の畑の中から畑の位置、区画、クローンをこだわって葡萄を選び抜きました。
現在ではシャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、限定生産のロゼを造っています。
Noria
NORIAはスペイン語で水車の意。
水車から連想される水、自然、生活の基本的なエネルギーといったシンプル且つポジティブなイメージは、ワインが持つ要素と多分に重なり合います。
またワインは、常に生活の一部であり、その時々の瞬間を輝かせてくれる、いわば花火のような存在であると感じています。
NORIA のロゴである無数の白い点は水しぶきと花火を同時に表現しています。
オーナー・ワインメーカー/ 中村倫久
大学卒業後に訪れたイタリアで素晴らしい1981 年のバルバレスコに出会い、ワインメーカーになる事を決意。
ホテル日航東京に勤務しソムリエの資格を取得後、同サンフランシスに赴任。
毎週末ナパやソノマを訪れる生活を2年間送る。
ナパのワイナリーで働きながらUC デービス校にて葡萄栽培・醸造を学ぶ。
2004 年卒業後、ナパ・ワイン・カンパニーでハイジ・バレットら著名な醸造家達のワインに対する多種多様なアプローチを目の当たりにしながら経験を積む。
2005 年よりアーテッサでアシスタント・ワインメーカーとして全オペレーションを統括。ジェイムソン・ランチの主任ワインメーカーも勤める。
2010 年、NAKAMURA CELLARS を起こし、NORIA/ ノリアを初リリース。
2023年7月に満を持してオープンしたワイナリー。
バークレーの中のギルマン・ディストリクト / Gilman Districtと呼ばれるエリア。
Urban Wineryと呼ばれる業態で、バークレーには10年前にはワイナリーは2件しかなかったが、現在10件まで増えたそう。
そのうち6件が、中村さんのセラーから2ブロック以内に集中しているとのこと。
また2つのクラフト・ビール ブルワリーもあり更に今秋に新たなブルワリーがもう1軒オープン予定。
周辺には新規にオープンするレストランなども多くフードとお酒で今注目のエリア。
空港から車で20分ほど、高速を出てすぐのところにある。
そのまま、ハイウェイ 80をまっすぐ行けばナパ・ヴァレーというナパの往き返りに立ち寄れる。
シャローンAVAはモントレー近郊にありカリフォルニアでは珍しい石灰質土壌が存在する。ブロッソー・ヴィンヤードは標高550mの高地に位置することと、石灰石と花崗岩が混ざる土壌からユニークな個性である凝縮感、石を思わせるミネラル感、スパイシーな複雑性が見事にテロワールを表現する。滑らかな口当たりから濃縮した赤系ベリーの味わいが層をなして広がり、きめ細かなタンニンがと新鮮な酸、個性的なミネラル感が調和し心地よい余韻として残り奥行きが深まる。