新社屋移転に伴い、ひっそりと始まった「柳橋ミニ試飲会」。
Vol.1のご好評に気を良くし、早速Vol.2を開催いたしました。

今回のテーマは「オー・ボン・クリマと” 中川ワイン的 “エレガンスワイン」。

オー・ボン・クリマの創業者、故ジム・クレンデネン氏のご子息であるノックス君は現在日本で大学に通っています。そして今は春休み中とのこと。

そこで!ノックス君をお招きして弊社取扱いのABCの全銘柄をご紹介致しました。ノックス君には4月26・27日の開催期間中、27日の午後から参加頂きました。

オー・ボン・クリマと言えばエレガント。
ということで、サブテーマは「中川的」エレガンスワインに決定。



何はともあれ今回の目玉、オー・ボン・クリマ

2日目に登場したノックス君と弊社の武本。彼を子供の頃から知っている武本は「こんなにいい子に育って・・・」と、もはや久しぶりに会うおじいちゃん的立ち位置。

元々、大人気のオー・ボン・クリマですが、改めてその素晴らしさを再認識する方が多数いらっしゃいました。

そしてこちらは目玉その2の、アリージアの新ヴィンテージ。

シングルヴィンヤードとしてセレクトしたキュヴェはRhys(リース)として畑名でリリース。セカンド・セレクションはAlesia(アリージア)としてAVA名(サンタ・クルーズ・マウンテン)でリリースします。

今回入荷した新ヴィンテージはピノ・ノワール  サンタ・クルーズ・マウンテン 2018とシャルドネ サンタ・クルーズ・マウンテン 2019。両方ともサンタ・クルーズ・マウンテンの自社畑“アルパイン” “ホースシュー” “マウント・パジャロ”より。
ピノもシャルドネもまさにエレガント。美しい酸が印象的。


オーハイ ヴィンヤード。

共同経営者としてジム・クレンデネン氏と一緒にオー・ボン・クリマを立ち上げた、盟友アダム・トル―マック氏のワイナリー、オーハイ・ヴィンヤード。
ちなみに今回はアイスワイン以外全部出展しました♪

オーハイ、全部美味しい。個人的にはソーヴィニヨン・ブランとシラーが秀逸。と思ってます。

 


ベッド・ロック

ベッドロックのリースリングは先日ワイン王国に取り上げられています。

ヘリテージ・ホワイト コンパーニ・ポルティスも並びます。コンパーニ・ポルティスは混植の1954年(!)植樹、混植の畑。ミネラルと酸が際立つ硬質な佇まい。

 

コクレルからソーヴィニヨン・ブラン2種。

ナパはカリストガの最北端に位置し、チョークヒル・ギャップから吹き込む冷たい風により冷涼。一口試飲すればすぐそれとわかる、ボルドースタイルのソーヴィニヨン・ブラン。

スタッフ間ではこちらを一番ワインに推す者もいるほど好評価ながら、エレガントすぎて大きな試飲会では他のパワー系のワインに押され、中々その良さを伝えきれなかったのですが、今回のミニ試飲会では光っていましたよ。


マウント・エデン
はシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョンと出展。こちらも高評価。
標高600メートルほどのマウント・エデンの山頂の畑から造られるワインはしっかりとした酸が残ります。

 


カトレア
もシャルドネ・ピノ共に素晴らしい。しっかり、内容の詰まった味わいで且つしみじみ「エレガンス」を感じさせる造り。

 

豪華な一角。ウェイフェアラーシェヴサーク

 

そして赤ワイン。
「エレガンスワイン」とのお題だけあって、いつもの中川と様子が違う赤ワインコーナー。

誰がどの銘柄を試飲しても「エレガント!」とコメントされるメリーヴェールからは、メリーヴェール・ヴィンヤーズのカベルネ・ソーヴィニョン。

そしてレアムのワインメーカー、ブノワ・トゥケが手掛ける自身のブランド、ティーター トゥッター。
前回のミニ試飲会では同じくブノワのブランドのフェ・マンをご紹介しました。フェ・マンが厳選された畑から調達されたシングル・ヴィンヤードというラインナップに対して、こちらのティーター・トゥッターはナパワインの価格高騰を懸念し、高品質且つ少しでも手の届きやすい価格のワインを目指して造るワインです。畑も非公開。

かわいらしいラベルはブノワ自身をマウスに見立て、ワイン業界の「巨象」に立ち向かう姿を表現しています。

ブノワと来たらレアムですよね。「ザ・バード」。
〆は中川らしく。(笑)

お忙しい中、足をお運び頂いた皆様ありがとうございました。
また、次回もお楽しみに!

オマケ画像。試飲会後ノックス君を囲んで楽しく社内懇親会。↓↓↓