Wine Spectator top 10 of 2020の2位にAubert Pinot Noir UV Vineyard 2018年が選ばれる
毎年の年の瀬の恒例行事として発表されるWine Spectator top 100の10位までが先週発表され、2位に Aubert Pinot Noir UV Vineyard 2018年が選ばれました。
2018 Aubert Pinot Noir UV Vineyard Sonoma Coast
希望小売価格20,000円(税別) *輸入元完売につき市中在庫をお探しください。
マーク・オーベール
マーク・オーベールは25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍し、ピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント・ファミリーなど名実ともに有名ブランドを手掛けてきました。オーベール・ワインズは1999年設立。2010年に自身の醸造設備を持ち、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストの単一畑から、シャルドネとピノ・ノワールを造っています。彼が求めるシャルドネとは100%仏産樽発酵・熟成(高い新樽率)、贅沢なフル・ボディながら バランスがとれ、フィネスとエレガンスを体現するワインです。マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、カリフォルニアのシャルドネの頂点に位置し、10年の熟成の可能性を持つワインとの評価を受けています。
UVはソノマ・コースト中西部オキシデンタル地区にあり、オーベールが契約するブロックの土壌は保水性があり、ワインにしなやかさとあまやかなタンニンをもたらすセバストポル粘土質土壌で、そこにクローン、台木を厳選して2001年に植えられています。UVはオーベールが造るピノ・ノワールの中で最も樹齢が高く、複雑な味わいを作りだします。
2018年は冬は寒く、十分な雨が降り、土壌が健全な状態で春を迎えました。開花は少し遅めでしたが、ほぼ理想的な天候で結実の状態もよく、夏は9月下旬まで気温が高く日照に恵まれましたが熱波もなく、ブドウは長いハングタイムを享受してゆっくりと熟し、そのまま秋になりました。収穫は成熟度・酸・糖度とも最高の状態を見極めて、良いペースで完了することができました。樽熟成前の発酵段階から、既にこのヴィンテージの素晴らしさを認識させられ、非の打ちどころがなく、輝ける魅力に満ちた2018年のピノ・ノワールはAubert創業以来のベスト・ヴィンテージと言えます。
今年のトップ10にはAubertのPinot Noirがランクインしましたが、過去には弊社取り扱いの次のようなワインがトップ10入りしました。トップ1もDuckhorn Merlot Three Palms 2014(2017年のトップ1)
とLewis Cabernet Sauvignon 2013(2016年のトップ1)の2度出ています。
Wine Spectator top 10 of 2018
6位 Aubert Chardonnay Larry Hyde & Sons 2016
10位 Bedrock Heritage Sonoma Valley Red Wine 2016
Wine Spectator top 10 of 2017
1位 Duckhorn Merlot Three Palms Vineyard 2014
9位 Pahlmeyer Chardonnay Napa Valley 2015
Wine Spectator top 10 of 2016
1位 Lewis Cellars Cabernet Sauvignon Napa Valley 2013
Wine Spectator top 10 of 2015
2位 Quilceda Creek Cabernet Sauvignon Columbia Valley 2012
5位 Mount Eden Chardonnay Estate Santa Cruiz Mountains 2012
Wine Spectator top 10 of 2013
5位 Kongsgaard Chardonnay Napa Valley 2010
9位 Lewis Cellars Cabernet Sauvignon Reserve 2010
10位 Quilceda Creek Cabernet Sauvignon Columbia Valley 2010