BRION ブリオン

オーナー「ブリオン・ワイズ」の人間関係の中で「シングル・ヴィンヤード」にこだわったカベルネ・ソーヴィニヨンを造る。

Brionブリオン

オーナーは若くして石油業界で財を成し、世界を飛び回る中でワインの魅力に引き寄せられた。ソノマのムーン・マウンテン・ディストリクトの牧草地に自社畑をゼ ロから開墾・植樹。2009年、この自社畑から「ブリオン」ブランドとしてシングル・ヴィンヤード・ワインを初リリース。その後ビジネス・パートナーであるジョン・ コールドウェルの畑(かつてジェイソン・パルメイヤーがボルドーからのスーツケースクローンを植樹したクームスヴィルの畑)、ヨントヴィルの銘醸畑スリー ピング・レディ、多くのワイナリーが葡萄を調達するオークヴィル東斜面最上部オークヴィル・ランチからシングル・ヴィンヤードをリリース。2020年、スリーピ ング・レディ畑の敷地内に最新設備のワイナリーを建設。2023年、プリチャード・ヒルのモンターニュ・ヴィンヤードを購入(Long家より) し、ナパ・ヴァレーの 自社畑を得る。その後も綺羅星のごとき銘醸畑からのリリースが続く。現在3人のワインメーカーがそれぞれの畑のワインを造る。

オーナー ブリオン・ワイズ

オーナーのブリオン・ワイズは、幼少期から果樹園で過ごし、接ぎ木など家族の仕事を手伝う中で、果実の品種やクローンごとの味わいの違いに魅了された。

化学工学の学位取得後、26歳で石油会社を設立し、誠実さとチーム全体の高い意識を重んじる姿勢で事業を成功させる。その後、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、南米などを訪れ、綿の栽培やチタン製品の開発、レストランやワインバーの運営など、多様な分野に挑戦した。

1993年にカリフォルニアを訪れた際、すでに整備された畑ではなく、自ら最初から関わることのできる土地を探し求めた。
ブドウが十分に根づいた後、2009年にブリオン カベルネ・ソーヴィニヨンを初リリース。その後も「特別なワインは特別な畑から」という信念のもと、銘醸畑からのワイン造りを続けている。
ブリオンは、類まれな才能を持つ造り手と最高のブドウを生む畑の巡り合わせを常に追求し、2023年にはナパ・ヴァレーのプリチャードヒルに土地を取得。当初から変わらず、世界クラスのカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出すことを目標としている。