カリフォルニアワイン協会による「ビハインド・ザ・ワインズ -ワインの裏側」シリーズは、2020年7月からグローバルな視点へとシフト、さまざまな分野のワイン業界のリーダーを招き、世界という舞台におけるカリフォルニアワインについて語る企画が続いています。

外部からの視点を共有することで、米国内外の流通関係者が、黄金州 Golden State(カリフォルニア)におけるワイン業界の過去、現在、未来をより包括的に見ることができるようにするのがねらいです。

第18回目のウェビナーは2020年8月5日(水)2 時から(現地時間8月4日(火)10時)ワインライター・教育者であるイレイン・チューカン・ブラウンをホストに、Au Bon Climatのジム・クレンデネンを迎えて、サンタ・バーバラ・カンティとセントラル・コーストの銘醸畑のシャルドネとピノ・ノワールの長熟性について考察しました。you tube で公開されています。

シャルドネ・ニュイ・ブランシュとピノ・ノワール・イザベルが素晴らしく熟成すること、オー・ボン・クリマのスタイル、カリフォルニア・ネッビオーロなどをイレインの絶妙なナビゲーションで語りました。何より価格が上がってないことをイレインは強調・感激していました。

ジムの後ろのパネルは誰?と気になり、ウェビナーでは説明がなかったので、娘のイザベル・クレンデネンに問い合わせたら2018年に75歳で亡くなったアーチー・マクラーレン/サンタ・バーバラで様々なワインイベントを企画した伝説の人でした。ユニークな衣装が印象的。ジムにとっても大変親しい人で思い出にパネルになっているそうです。