ご存知の方も多いかと思いますが、中川ワインはこの2月にワイン事業部を台東区柳橋の新社屋に移転しました。
浅草橋駅から徒歩3分ほど隅田川テラスも程近く・・・というロケーションです。

そしてこの新社屋にはセミナールームがあるのです。

引越も落ち着き、「さて、このセミナールームで何かやりますか!」
ということで、酒類業界関係者向けミニ試飲会を開催致しました。

題して「柳橋ミニ試飲会」。

初めての社内での試飲会ということでこの度は試験的に少数のお客様をお招きしてひっそりと開催致しました。

記念すべき第一回柳橋ミニ試飲会のテーマは「オレゴン・ワシントン & 新着・おすすめワイン」。

「え?中川なのにオレゴン・ワシントン?」と思われる方もいらっしゃるかと存じます。

なぜならば、現在開催中の2022 ワシントン・オレゴン ワイン エクスペリエンス プロモーションに連動してこのテーマとなりました。

例年でしたらプロモーションに先立って大々的に合同試飲会が開催されるのですが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID 19)の感染拡大に伴い試飲会は延期となりました。そこで、キャンペーンも半ばとなりましたが中川ワインの少数精鋭のオレワシワインたちをご紹介する運びとなりました。

中川のオレゴンワインと言えば、クリストム

クリストムと言えば5つのシングルヴィンヤード。
毎回比較試飲が楽しみなワインたちですが、2020年は“ウィラメット・ヴァレー”キュヴェがお目見えしました。

2020年9月ウィラメット・ヴァレーの東部を襲った山火事の煙の影響を受け、2020年はマウント・ジェファーソン・キュヴェも含む全てのシングル・ヴィンヤードのリリースを断念しました。
そして、全ての畑から集めたクリストムの品質に叶う葡萄だけで造る“ウィラメット・ヴァレー”キュヴェをリリースしました。
スタンダードよりもリーズナブルで早飲みタイプ、でも自社畑のワインがふんだんに入った特別キュヴェです。過去には2003年の猛暑の年にもこの特別キュヴェがリリースされました。

価格の近いマウント・ジェファーソン・キュヴェと飲み比べも興味深く。(もちろんヴィンテージは違いますが・・)スタッフ間の飲み比べでは「こっちはブルゴーニュで言えばニュイの北の方、こっちはボーヌの・・・」とワイワイ飲み比べました。両キュヴェのキャラクターがはっきりと違うので、両方ご注文下さるお客様も多かったです。

さてさて続きましては

「ワシントン・エレガンス」グラマシー セラーズ。

ヴィオニエ、シラーが人気。

エレガントすぎて普段の試飲会では中々その良さが体感してもらえないグラマシーでしたが、今回のミニ試飲会では大好評 ♪

ダックホーンワインカンパニー ワシントンチーム。

キャンヴァスバックグリーンウィング。

グリーンウィングのコスパが◎との高評価を頂いてます!!

こちらはおすすめワインコーナー。今回はこれからの季節に楽しみたい白ワイン、主にプレミアム ソーヴィニヨン・ブラン。

在庫が少なくて普段の試飲会には出せないようなワイン達もリストイン。

こちらで人気は、ファヴィア ヴィオニエ、オーヴィッド エクスペリメント ホワイト・ワイン等々。

こちらも、おすすめコーナー。

スパイラルのラベルの、クレッシェアは、フィリップ・メルカがワインメーカーとしてソノマで手掛ける初プロジェクト。

アレキサンダーヴァレーでグロワーとしてソノマのプレミアムワイナリーに葡萄を供給していた、レイノソ・ファミリーが2016年にスタートしたプレミアム・ブティックワイナリー。
“クレッシェア”はイタリア語で成長する、増大する、大きくなるの意。“クレッシェンド”(だんだん大きく)の動詞形です。

お隣はレアムでおなじみ、ワインメーカーのブノワ・トゥケが手掛ける自身のブランド、フェ・マン =「手造り」の意味。
ナパの厳選された畑から葡萄を調達して造られ、ラベルには自らのルーツである、フランス・リオンの紋章が描かれています。

どちらも去年から取り扱い始めたブランドですが、その存在感は際立っていました。

以上記念すべき第一回「柳橋ミニ試飲会」レポートでした。
手前味噌ですが「普段、中々ご紹介出来ないワインをゆっくり試飲頂けて大成功!」ということで、不定期開催していくことが決定致しました。

第二回もお楽しみに!