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【限定商品】ベクストファー・ト・カロン・ヴィンヤード
カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2022

Cabernet Sauvignon Beckstoffer To-Kalon Vineyard Napa Valley

希望小売価格 100,000 円(税別)

ヴィンテージ 2022年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン94%
ブレンド品種 カベルネ・フラン6%
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 オークヴィル / Oakville
ベクストファー・ト・カロン・ヴィンヤード/ Beckstoffer To Kalon Vineyard
備考 97P The Wine Independent, September 2024 by Lisa Perrotti-Brown

詳細データ MORE

ワインメーカー ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette
醸造
熟成 仏産樽熟成(新樽率約80%)
土壌 古代の河が作った扇状地、水はけが良く、小石、荒い粘土、砂が混じる堆積土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.6%
品番 1REAM54122
JAN 無し
入数 6
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コメント

ナパ・プレミアム・カベルネで最も有名な畑「ト・カロン・ヴィンヤード」レアムでは初ヴィンテージの2002年からベクストファー・ト・カロンを20年に渡り造り続けており、それは非常に光栄なことである。レアムはクローン4と337からなる幾つかのブロックの葡萄を毎年契約を更新し買いつけることが出来ている。葡萄を得られるのはベクトファーから認められた小規模のブティック・ワイナリーのみ。ワインメーカーのブノワ・トゥケ曰く「絶対にまちがいない葡萄。果汁は非常に濃く、ものすごく魅惑的。葡萄は小粒で一つ一つの葡萄の粒がぎっしりと重なり合う。手が入れられない程。しかしながら非常に健康で完璧な葡萄となる。これこそト・カロンの土壌、風土、ベクストファーの素晴らしい栽培技術の賜物。ワインになるとそれは見事で素晴らしい美しさを表現する。」

ナパ・ヴァレー特級格筆頭、数々の100点満点ワインが造られる「ベクストファー」ト・カロン・ヴィンヤードの秀逸性を更に昇華させる

シュレイダー・セラーズが2022年以降ベクストファーのト・カロン・ヴィンヤードを使わないことになり、その一つのブロックをレアムが契約し、2022年以降レアムのト・カロンにブレンドされる。多くのワイナリーが熱望する畑であるが、ウエイティング・リストに入っても、ほとんどすべての契約済みワイナリーが毎年更新をするので、新規に入手するのは非常にむずかしい。2022年からシュレイダーが抜けるという千載一遇のチャンスも限られた長年のパートナーにのみオファーが入ったという。(トアー、レアムが筆頭)

今までト・カロン・カベルネ・フランも少量単独ボトリングしてきたが、その収量の少なさもあり今後はト・カロン・ヴィンヤードにブレンドしていくことになった。ト・カロンのカベルネ・フランは素晴らしく、少量でも加わることにより、複雑味が大きくグレードアップする。

レアムでは5-7区画のいつも同じ畝から葡萄を調達する為、この20年間で樹の樹齢も上がり、複雑さと共にト・カロンらしい芯にビター・チョコレートのマグマの様な熱量の凝縮感が更に際立っている。

テイスティング・コメント

口当たりはまるで上質なベルベットの高級ジャケットのように、しなやかな贅沢さがあり、洗練されている。グラスからは鮮やかな赤系果実と黒系果実の香りが立ち上がり、さらに、メンソール、シダーウッド、中国の五香粉のニュアンスが複雑さを添える。口に含むとリッチで濃密、フルボディの味わいが広がり、複雑でエキゾチックなスパイスや土っぽいニュアンスが層を成し、タンニンは柔らかく丸みがあり、全体の調和を引き立てている。余韻は驚くほど長く、クラシックな「ト・カロン」の力強さがしっかりと感じられるフィニッシュである。まさに、電気が走るような印象を与える一本である。

ラベルについて

2021年から新しいラベル

このラベルは、ト・カロンの畑の本質と名前=ギリシャ語で「最高の美」を表現することを目指している。このデザインの着想を得たのは、ウィーン出身の女性アーティスト、アレア・ピナー・デュ・プレ/Alea Pinar Du Preの活動からである。彼女は「マスターズの後継者」シリーズで、クラシックアートを大胆かつ未来的なアプローチで再解釈している。

レアムはデュ・プレに依頼し、ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』(約1485年)を再解釈し、このラベルを描いてもらった。

彼女の「パイプペインティング」という技法は、塗料を一本ずつ線で描くもので、ホログラフィックな効果を生み出し、ブドウ畑の畝を想起させるものである。

新しいラベルの水平線は以前のラベルに描かれた「眼」のデザインを思わせる要素も取り入れている。
*以前のラベルはイタリアの1000リラ紙幣に描かれていた女性医学博士モンテッソーリ女史の眼のアップ。古代ギリシャ人が「美は見る人によって様々で、見る人次第である」といったように、ト・カロン・ヴィンヤードは長い歴史の間に様々な人の眼に見守られ、高い評価を受けてきたという意味が込められていた。

畑情報

ベクストファー・ト・カロン・ヴィンヤード
オークヴィルの西にある伝説の畑のワインをレアムでは初ヴィンテージの2002年から造り続ける事が出来、非常に光栄に思っている(誰もが手に入れることが出来る訳ではないから)。この畑に初めて葡萄が植樹されたのは1868年までさかのぼり、現在大部分はモンダヴィ関連とアンディー・ベクストファーが所有する。国道29号からマヤカマス山麗までに広がるなだらかな斜面。
ベクストファーは1993年に取得し、1994年以降、最先端の栽培管理を取り入れ、狭い樹間と樹の仕立て方法を改善し、台木、クローン、植樹年度の違いなどで、細かいブロックに分けて改植しており、最高級のカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培する。

REALM CELLARS レアムセラーズ

ナパ各地を切り取るがごとくワインに紡ぎ出す。将来を見据えたヴィジョンと惜しみない投資。今最高のスタッフが集まる。

Napa Valley

Realm Cellars レアムセラーズ

創業者ホワン・メルカードが2002年設立。ナパ・ヴァレーの最高の畑から最高級の芸術品を造り上げること、それぞれの畑が持つ可能性を探求、追求し、土地が内包する個性や真実をワインに表現することを信念とする。2012年元ハーラン/ボンドの財務担当、交渉のプロでもあるスコット・ベッカーが参入。2015年スタッグス・リープ・ディストリクトにある元ハートウェルの畑とワイナリーを取得。畑もワイナリーも大きな改修が必要であり、2017年の山火事、2019年にはホワンが引退し、スコットがオーナー社長となる。フェアラ・ヴィンヤードの共同所有などまだまだ新しい投資、発展は続き、次世代を考えた自社畑の改植なども進める。無名のワイナリーを100ポイントゲッターに引き上げたブノワ・トゥケの手腕の評価が高い。

個性溢れるナパ各地を切り取るがごとくワインを紡ぎ出す。

将来を見据えたヴィジョンと惜しみないインヴェストメント/投資。

2002年設立から幾多の紆余曲折を経て、自社畑・ワイナリーの取得、最高のスタッフが集まり、唯一無二の将来を見据える。

左から、スコット、エデン、ブノワ

スコット・ベッカー/ Scott Becker、オーナー社長、マネージング・ディレクター

レアムは2002年ホワン・メルカードにより設立。
ナパ・ヴァレーの最高の畑から最高級の芸術品を造り上げること、それぞれの畑が持つ可能性を探求、追求し、土地が内包する個性や真実をワインに表現することを信念とする。

2012年元ハーラン/ボンドの財務担当、交渉のプロでもあるスコット・ベッカーが参入。
レアムの価値観、コンセプト、マーケティングを揺るぎないものに確立していく。

2015年スタッグス・リープ・ディストリクトにある元ハートウェルの畑とワイナリーを取得。
今までクラッシュパッドでのワイン造りから自社ワイナリー、自社畑を得て、新しい体制を模索。

畑もワイナリーも大きな改修が必要であり、2017年の山火事、2019年にはホワンが引退し、スコットがオーナー社長となる。
フェアラ・ヴィンヤードの共同所有、残されたハートウェルの畑&邸宅の取得、ホウイ・ヴィンヤード&ワイナリーの買収など、まだまだ新しい投資、発展は続き、3つとなった自社畑の改植やワイナリー整備なども続く。

スコットの将来を見据えた指導力によりレアムの前進は続いていく。

ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette、チーフ・ワインメーカー

2011年就任。ボルドー生まれのフランス人。

ボルドー大卒(醸造と化学で修士号)、シャトー・ラ・ルーヴィエール、シャトー・クーアン・リュルトンでミッシェル・ロランと働き、カリフォルニアには彼から派遣されたのがきっかけで移住。
アメリカではアンディ・エリクソンのもと、アリエッタ、ファヴィア、ハートウェル、オーヴィッド、スクリーミング・イーグル等で修業を積む。

「自由なカリフォルニアのワイン造りに惚れ込んだ。」と目を輝かせながら淡々と語る。

レアム2013VTGでパーカー100点を3つ獲得、無名だったワイナリーを100ポイントゲッターに引き上げた手腕が高く評価され、コンサルティングも増え、今後とも彼の動向には目が離せない。

情熱溢れる人柄が今後を牽引していく。

エデン・フォーリー/ Eden Foley、エステート・ディレクター

2012年入社直後顧客との難関なやり取りを見事に解決し、その後対外的な交渉、大イベントアレンジ、ワイナリー移転の細々とした折衝、2017年山火事での停電、ワイナリーへの通行止めなどでワイン造りの滞りを知恵を絞って乗り越えるなど、レアムのすべてをバックグラウンドから支える。

ワイナリー情報

2015年に取得した元ハートウェルの畑とワイナリー。

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