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【限定品】プレシャス・ツイン・ロゼ ナパ・ヴァレー 2023

Precious Twin Rose Napa Valley

希望小売価格 14,000 円(税別)

ヴィンテージ 2023年
容量 750ml
タイプ ロゼ
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 メルロ90%
ブレンド品種 シャルボーノ10%
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
メルロ:フェアラ・ヴィンヤード(クームスヴィル、レアムが共同オーナー) シャルボーノ:カリストガ
備考 特別ワイン 限定数入荷在庫僅少

詳細データ MORE

ワインメーカー ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette
醸造 強い圧力をかけずに優しくプレス、ステンレス・タンクで低温発酵・熟成プロヴァンス・スタイルの白ワイン造りのロゼ
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 12.9%
品番 1REAG23123
JAN 無し
入数 12
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コメント

悲劇の2020年を起死回生するレアム初のロゼワインは、母なる大地がもたらしてくれた8月後半に収穫したプレミアム赤ワイン品種(早い収穫!)からの奇跡のワイン。2023年ロゼもまた母なる大地がもたらしてくれた奇跡的に遅くまで収穫を待つことができた2023年を反映して10月後半に収穫されたプレミアム赤ワイン品種から造られた奇跡のロゼ(ロゼを造るには遅い!)。アルコール度数12.9%に仕上げられた生き生きとした凝縮感が際立ち、華やかに香り立つ味わいは印象的で記憶に残る仕上がり。

記録的に遅い収穫となった2023年を反映した遅摘みのプレス製法ロゼワイン

ナパ・ヴァレーの南に位置する涼しいクームスヴィルにある自社畑フェアラ・ヴィンヤードのメルロ90%、ナパ・ヴァレーの北に位置する暖かいカリストガから珍しくも近年ではその個性に注目が集まるシャルボノ*10%から造られる。収穫は10月後半。普通、10月後半収穫というと濃厚なプレミアム赤ワイン用の葡萄と思われるかもしれないが、2023年は記録的に生育が遅く、春から夏にかけて涼しい日々が続き、夏の熱波も訪れず、秋の雨も来ないという奇跡のヴィンテージ。糖度はゆっくりと上がり、果皮・種の成熟もゆっくりと完熟し、酸は落ちず、非常に高品質の葡萄を得ることができた。

この奇跡を表すワインとして2020年のファースト・リリースに倣い、ダイレクト・プレスのロゼを造ることを決断。手探りだった2020年のロゼと比べ、2023年のロゼは成熟した果実と、濃い色合いを示すが、決してこのワインも意図的に造ろうと思ったわけでなく、母なる大自然がチャンスを作ってくれたワインである。

*シャルボノ/Charbonoもともとはフランスのサヴォアで栽培されていた品種。19世紀にアメリカに持ち込まれ、ナパ・ヴァレーではカリストガで少量栽培されている。濃厚な味わいの果実ながら、アルコール度数は低めに保つことができ、ブレンド用として使われる珍しい品種。

2021年に少量リリースした2020年のラ・フェ・ロゼと同じボトルとラベル。名前は2022年に再リリースしたプレシャス・ツインを引き継ぐ。ラベルに描かれたマヤ文明の羽の生えた蛇の神が対、あるいは双子(ツイン)として崇められることに因む。

色合いは濃い目のサーモン・ピンク。グラスから溢れるように立ち上がる生き生きとした柑橘系の香り、ストロベリー、ラズベリー、花の香など。味わいにはスパイシーでハーブのニュアンス(フェンネル、白胡椒、ブーケガルニ)や、複雑な要素が様々に重なり合い、深みがある。ミディアム・ボディ、秀逸な酸が存在し、アルコール度数は12.9%でタイトに引き締まった仕上がり。余韻にもスパイス感と赤系ベリーが心地よく残る。

ラベル

美しい天使が飛び立つレアムのソーヴィニヨン・ブラン「フェデリオ」のラベル作者シルヴィア・ジ女史がこのロゼのコンセプトを理解した上で描いた作品。メキシコの古代アステカ文明の神である羽毛の生えた蛇「ケツァルコアトル=夜明けの神」がイメージ。再生と明星を意味し、ロゼのイメージに良く合うカラフルな色使いで、アステカの文化の象徴でもある金色の太陽の光も描かれている。オリジナル作品は、白樺材にアクリルと金箔で描かれています。(マヤ文明ではククルカンとして信仰される蛇の化身の神でもある)

REALM CELLARS レアムセラーズ

ナパ各地を切り取るがごとくワインに紡ぎ出す。将来を見据えたヴィジョンと惜しみない投資。今最高のスタッフが集まる。

Napa Valley

Realm Cellars レアムセラーズ

創業者ホワン・メルカードが2002年設立。ナパ・ヴァレーの最高の畑から最高級の芸術品を造り上げること、それぞれの畑が持つ可能性を探求、追求し、土地が内包する個性や真実をワインに表現することを信念とする。2012年元ハーラン/ボンドの財務担当、交渉のプロでもあるスコット・ベッカーが参入。2015年スタッグス・リープ・ディストリクトにある元ハートウェルの畑とワイナリーを取得。畑もワイナリーも大きな改修が必要であり、2017年の山火事、2019年にはホワンが引退し、スコットがオーナー社長となる。フェアラ・ヴィンヤードの共同所有などまだまだ新しい投資、発展は続き、次世代を考えた自社畑の改植なども進める。無名のワイナリーを100ポイントゲッターに引き上げたブノワ・トゥケの手腕の評価が高い。

個性溢れるナパ各地を切り取るがごとくワインを紡ぎ出す。

将来を見据えたヴィジョンと惜しみないインヴェストメント/投資。

2002年設立から幾多の紆余曲折を経て、自社畑・ワイナリーの取得、最高のスタッフが集まり、唯一無二の将来を見据える。

左から、スコット、エデン、ブノワ

スコット・ベッカー/ Scott Becker、オーナー社長、マネージング・ディレクター

レアムは2002年ホワン・メルカードにより設立。
ナパ・ヴァレーの最高の畑から最高級の芸術品を造り上げること、それぞれの畑が持つ可能性を探求、追求し、土地が内包する個性や真実をワインに表現することを信念とする。

2012年元ハーラン/ボンドの財務担当、交渉のプロでもあるスコット・ベッカーが参入。
レアムの価値観、コンセプト、マーケティングを揺るぎないものに確立していく。

2015年スタッグス・リープ・ディストリクトにある元ハートウェルの畑とワイナリーを取得。
今までクラッシュパッドでのワイン造りから自社ワイナリー、自社畑を得て、新しい体制を模索。

畑もワイナリーも大きな改修が必要であり、2017年の山火事、2019年にはホワンが引退し、スコットがオーナー社長となる。
フェアラ・ヴィンヤードの共同所有、残されたハートウェルの畑&邸宅の取得、ホウイ・ヴィンヤード&ワイナリーの買収など、まだまだ新しい投資、発展は続き、3つとなった自社畑の改植やワイナリー整備なども続く。

スコットの将来を見据えた指導力によりレアムの前進は続いていく。

ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette、チーフ・ワインメーカー

2011年就任。ボルドー生まれのフランス人。

ボルドー大卒(醸造と化学で修士号)、シャトー・ラ・ルーヴィエール、シャトー・クーアン・リュルトンでミッシェル・ロランと働き、カリフォルニアには彼から派遣されたのがきっかけで移住。
アメリカではアンディ・エリクソンのもと、アリエッタ、ファヴィア、ハートウェル、オーヴィッド、スクリーミング・イーグル等で修業を積む。

「自由なカリフォルニアのワイン造りに惚れ込んだ。」と目を輝かせながら淡々と語る。

レアム2013VTGでパーカー100点を3つ獲得、無名だったワイナリーを100ポイントゲッターに引き上げた手腕が高く評価され、コンサルティングも増え、今後とも彼の動向には目が離せない。

情熱溢れる人柄が今後を牽引していく。

エデン・フォーリー/ Eden Foley、エステート・ディレクター

2012年入社直後顧客との難関なやり取りを見事に解決し、その後対外的な交渉、大イベントアレンジ、ワイナリー移転の細々とした折衝、2017年山火事での停電、ワイナリーへの通行止めなどでワイン造りの滞りを知恵を絞って乗り越えるなど、レアムのすべてをバックグラウンドから支える。

ワイナリー情報

2015年に取得した元ハートウェルの畑とワイナリー。

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