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セロ スール レッドワイン 2019

Cerro Sur Red Wine

希望小売価格 54,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・フラン73%
ブレンド品種 カベルネソーヴィニヨン27%
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
ランチョ・チマイルス・ヴィンヤード/ Rancho Chimiles Vineyard
備考 Wine Spectator 95P (Nov.15, 2022 by James Molesworth, Senior editor

詳細データ MORE

ワインメーカー アンディ・エリクソン/ Andy Erickson
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 15.5%
品番 1FAVN42119
JAN 無し
入数 3
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コメント

全房醗酵・仏産樽約22ヵ月熟成 Cerro Surはスペイン語で南の丘の意味で、クームスヴィルからウッデン・ヴァレーにかけてのなだらかな丘にある畑の葡萄を使います。熟した濃厚なブラックベリーに、アジアンスパイス、コーヒー豆、強い風味と柔らかいタンニン。長熟の可能性大。

Cerro Surはスペイン語で“南の丘”という意味で、ナパ・ヴァレーの中でも二人がとても好きなエリアをこう呼んでいます。
ナパ市街地の東に連なるクームスヴィルAVAから、更に東に進みウッドン・ヴァレーにかけてうねる様に起伏し、更に東部のサクラメント・ヴァレーまで続く丘です。
この近辺は、水はけがよい火山性土壌とミネラルがたっぷり含まれた堆積土壌が混ざっています。
また、サンフランシスコ湾から涼しい風が吹き、熱気を一掃します。
様々な勾配の斜面や太陽に対する向きなどが多様で無限の可能性を秘めた地域です。

テクニカル情報

醸造・熟成:除梗せずに自然酵母を使用し、醸し期間を長くとり発酵、仏産樽(新樽50%)で22ヵ月熟成。

テイスティング・コメント

2019年のセロ・スールは、最初から最後までピュアなカベルネ・フランのキャラクターを表現しています。
黒と赤が混じった色合いは、このワインが深い骨格と力強さを持つことを示しています。
ドライハーブ、赤系ベリー、ブラックチェリー、アニスのニュアンスがグラスの中から立ち上がる様子はエキサイティングです。
タンニンの繊細さ、塩味のニュアンス、フレッシュなブラックベリー、煙草の葉など、幾重にも重なる味わいの要素が口中に広がります。
この香り高く華やかなワインは、今後何十年も素晴らしく熟成する可能性があり、その経過を追うのも楽しみのひとつです。
生産量250ケース

畑情報

カベルネ・フランはナパ・ヴァレーのヴァカ山脈の上にある有名なランチョ・チマイラス/ Rancho Chimiles(アトラス・ピーク)の素晴らしい眺望の山頂にある、約40年前に植樹した葡萄を使用。
樹形も美しく逞しい古樹で、友人でもあるテリー・ウィルソンにより栽培管理されています。
畑は標高350-400mにある為、霧をかぶらず、冷気が畑に充満しますが、十分な日照を得ることが出来、酸は落ちずに、しっかりとしたタンニンを持つ果実が完熟した素晴らしい葡萄となります。
同畑のカベルネ・フランは薫り高く新鮮で、力強さと深い味わいを持ちます。フランの比率が高ければ高いほど、当たり年のナパのフランは得難いテイスティング体験をもたらし、熟成が進むにつれて、アロマや味わいの表現がどんどん広がります。
約2割を占めるカベルネ・ソーヴィニヨンは涼しいクームスヴィルにある畑から。
生き生きとした果実の凝縮感を加えています。

FAVIA ERICKSON WINEGROWERS ファヴィア・エリクソン・ワイン・グローワーズ

元スクリーミングイーグルのアンディ エリクソンとアニーフ ァヴィアのカップルが作るソウルフルなワイン

Coombsville, Napa Valley

Favia Erickson
Winegrowers ファヴィア・エリクソン・ワイン・グローワーズ

アンディとアニーはスクリーミングイーグルでそれぞれ醸造と栽培管理を担当していました。 夫妻のコラボレーションにより生まれたブランド。その哲学は”ソウルフルなワインを作ること”自然に即して畑の個性を忠実に再現することです。化学、芸術、自然の3つが融合することで独特の個性を持つ比類ないワインが生まれます。新規導入の「カルボーン」はファヴィアのセカンド・ブランド。ファヴィアと全く同じ畑、醸造方法で造るセカンド・セレクションからのワイン。

ファヴィア・エリクソン・ワイングロワーズはアニー・ファヴィアとアンディ・エリクソン夫妻のコラボレーションにより2003年設立。

その哲学はシンプルで「ソウルフルなワインを作ること:自然に則して、畑の個性を忠実に再現すること」。

理想的なブドウを作るための土壌、気候、栽培に関わる様々な条件を考慮し、生産者と強いパイプを作ることで、完璧なブドウ栽培は可能となります。

醸造過程ではなるべく手をかけず自然なままでブドウを発酵させワインになるように、注意深く観察しながら見守る。化学、芸術、自然の3つが融合することで、独特の個性を持つ比類ないワインが生まれる。

2016年秋にクームスヴィルにある1886年建設のCarbone Wineryの醸造所を買い取り、リノベーションし、ワイナリーと自宅を建設。

2022年ボルドーの「ラ・プラス・デ・ボルドー」からの販売に移行(カルボーン及び一部ファヴィアは従来通りカリフォルニアから出荷され中川ワインが独占輸入を継続)中川ワインも引き続きボルドーからファヴィア・ワインを輸入。

2023年、オークヴィル中心地の地所と畑をフネウスグループと共同経営、ワイナリーが新設される。

今後の進捗に目が離せません。

アンディ&アニー夫妻

アニー・ファヴィア/ Anny Favia

1993年に大学卒業後、ニュートン・ヴィンヤードでジョン・コングスガードの下で修業。

「ジョンに会ったことがある人ならだれでも、私が芸術とワイン醸造科学について学ぶにこれ以上ふさわしい人はいないと感じたことを理解していただけると思います。
彼は私に忍耐を説き、カベルネ・フランを紹介してくれました。
フランこそ私が出会ったその日から今まで愛し続けている品種です。」

その後キャシー・コリソンと出会い、栽培の重要性に気付き、大学に戻り栽培の学士号を取得。
デヴィッド・エイブリューの栽培管理会社で1998年から11年間働き、多くのことを学び、その間、スクリーミング・イーグルの栽培管理も同社で担当しました。

夫のアンディと2003年にファヴィアを興し2009年からはファヴィアに専念しています。

アンディ・エリクソン/ Andy Erickson

UCデイヴィスで醸造学を修め、カリフォルニア、チリ、アルゼンチン、南アフリカで修業を積みました。

アンディが醸造家のキャリアをスタートさせたのはハーラン・エステート。
2001年にはスタッグリンでワインメーカーに任命され、2003年に妻のアニー・ファヴィア(栽培家)と自らのブランド、ファヴィアを立ち上げるまでスタッグリンに在社。

ファヴィアに並行して2006年から2010年末までハイジ・バレットの後任としてスクリーミング・イーグルを手掛け、コンサルタントとしては現在ナパ・ヴァレーのオーヴィッド、ダンシング・ヘアー、ダラ・ヴァレ、マヤカマス、アリエッタ、マルシアーノを担当しています。

過去にはスポッツウッド、スタッグスリ・リープ・ワイン・セラーズ、ニュートン・ヴィンヤードに関わり現在までナパ・ヴァレーのワイン産業で500以上のワイン・ブランドの育成に関わってきました。

ワイナリー情報

1886年建設のCarbone Wineryの醸造所を買い取り、リノベーションし、ワイナリーと自宅を建設

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