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カベルネ・ソーヴィニヨン クームスヴィル 2020

Cabernet Sauvignon Coombsville

希望小売価格 58,000 円(税別)

ヴィンテージ 2020年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 クームスヴィル/ Coombsville
備考 94P Wine Spectator by James Molesworth, November 2023

詳細データ MORE

ワインメーカー アンディ・エリクソン/ Andy Erickson
醸造
熟成 仏産樽(新樽率40%)にて20ヵ月熟成。無清澄・無濾過でボトリング。
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1FAVM43120
JAN
入数 3
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コメント

Faviaの新しいワイナリーがクームスヴィルに新設。このワインは本拠地の畑から。焼いたパン、スパイス、リコリスに加えてミントが骨格のしっかりしたワインに複雑さというニュアンスを与えている。エネルギーに溢れ、グラスの中で輝くばかりの魅力がある。

2016年秋よりファヴィアの本拠地は自社ワイナリーがあるクームスヴィルになった。
ファヴィアでは15年以上にわたり、この地域の葡萄を使い続けており、2013年ヴィンテージからはクームスヴィルの葡萄だけでカベルネ・ソーヴィニヨンを造り始めた。

ヴィンテージ情報

2020年のワインは、困難な年の中、ワインメイキング・チームの努力が育んだ誇るべき1本である。カリフォルニアでは乾燥した年が続いており、2021年も降雨の少ない冬から始まったため、早い段階から灌漑を行い健全な生育を支えた。水の供給状況や区画により生育の勢いにはばらつきがあったが、収量は自然に、あるいは丁寧な管理によって抑えられた。乾燥した気候と十分な日照により、凝縮感があり色調の濃いブドウが育まれた。 ナパ・ヴァレー北部を襲った大規模な火災は、クームスヴィルを含む南東部からは遠く離れていた。ワインメイキング・チームは各区画を慎重に収穫・選果・発酵を行い、ごく少量のクームスヴィル・カベルネ・ソーヴィニヨンが瓶詰めされた。

テイスティング・コメント

2020年というヴィンテージを体現している。黒紫に近い濃い色調で、しっかりとした骨格とタンニンを備える。クームスヴィルらしいアロマに溢れ、赤系果実と黒系果実、ミネラル、グラファイト、そしてスパイスのニュアンスが複層的に広がる。口に含むと若々しくも豊かで、果実の風味が力強く広がり、余韻は長く続く。 今後数十年にわたって熟成可能なポテンシャルを備える。振り返ると激動の年となった2020年を、時を経て静かに思い起こすワインとなるであろう。

畑情報

ナパ・ヴァレーの南東の端にあるクームスヴィルの地質はヴァカ山脈域の岩の多い火山性土壌で、サン・パブロ湾に近接していることから冷涼な気候。

その葡萄はヨーロッパを思わせる生き生きとした酸と深い色合いとタンニン、黒鉛、ヨード、セージの様なハーブ香のニュアンスが特徴的。

FAVIA ERICKSON WINEGROWERS ファヴィア・エリクソン・ワイン・グローワーズ

元スクリーミングイーグルのアンディ エリクソンとアニーフ ァヴィアのカップルが作るソウルフルなワイン

Coombsville, Napa Valley

Favia Erickson
Winegrowers ファヴィア・エリクソン・ワイン・グローワーズ

アンディとアニーはスクリーミングイーグルでそれぞれ醸造と栽培管理を担当していました。 夫妻のコラボレーションにより生まれたブランド。その哲学は”ソウルフルなワインを作ること”自然に即して畑の個性を忠実に再現することです。化学、芸術、自然の3つが融合することで独特の個性を持つ比類ないワインが生まれます。新規導入の「カルボーン」はファヴィアのセカンド・ブランド。ファヴィアと全く同じ畑、醸造方法で造るセカンド・セレクションからのワイン。

ファヴィア・エリクソン・ワイングロワーズはアニー・ファヴィアとアンディ・エリクソン夫妻のコラボレーションにより2003年設立。

その哲学はシンプルで「ソウルフルなワインを作ること:自然に則して、畑の個性を忠実に再現すること」。

理想的なブドウを作るための土壌、気候、栽培に関わる様々な条件を考慮し、生産者と強いパイプを作ることで、完璧なブドウ栽培は可能となります。

醸造過程ではなるべく手をかけず自然なままでブドウを発酵させワインになるように、注意深く観察しながら見守る。化学、芸術、自然の3つが融合することで、独特の個性を持つ比類ないワインが生まれる。

2016年秋にクームスヴィルにある1886年建設のCarbone Wineryの醸造所を買い取り、リノベーションし、ワイナリーと自宅を建設。

2022年ボルドーの「ラ・プラス・デ・ボルドー」からの販売に移行(カルボーン及び一部ファヴィアは従来通りカリフォルニアから出荷され中川ワインが独占輸入を継続)中川ワインも引き続きボルドーからファヴィア・ワインを輸入。

2023年、オークヴィル中心地の地所と畑をフネウスグループと共同経営、ワイナリーが新設される。

今後の進捗に目が離せません。

アンディ&アニー夫妻

アニー・ファヴィア/ Anny Favia

1993年に大学卒業後、ニュートン・ヴィンヤードでジョン・コングスガードの下で修業。

「ジョンに会ったことがある人ならだれでも、私が芸術とワイン醸造科学について学ぶにこれ以上ふさわしい人はいないと感じたことを理解していただけると思います。
彼は私に忍耐を説き、カベルネ・フランを紹介してくれました。
フランこそ私が出会ったその日から今まで愛し続けている品種です。」

その後キャシー・コリソンと出会い、栽培の重要性に気付き、大学に戻り栽培の学士号を取得。
デヴィッド・エイブリューの栽培管理会社で1998年から11年間働き、多くのことを学び、その間、スクリーミング・イーグルの栽培管理も同社で担当しました。

夫のアンディと2003年にファヴィアを興し2009年からはファヴィアに専念しています。

アンディ・エリクソン/ Andy Erickson

UCデイヴィスで醸造学を修め、カリフォルニア、チリ、アルゼンチン、南アフリカで修業を積みました。

アンディが醸造家のキャリアをスタートさせたのはハーラン・エステート。
2001年にはスタッグリンでワインメーカーに任命され、2003年に妻のアニー・ファヴィア(栽培家)と自らのブランド、ファヴィアを立ち上げるまでスタッグリンに在社。

ファヴィアに並行して2006年から2010年末までハイジ・バレットの後任としてスクリーミング・イーグルを手掛け、コンサルタントとしては現在ナパ・ヴァレーのオーヴィッド、ダンシング・ヘアー、ダラ・ヴァレ、マヤカマス、アリエッタ、マルシアーノを担当しています。

過去にはスポッツウッド、スタッグスリ・リープ・ワイン・セラーズ、ニュートン・ヴィンヤードに関わり現在までナパ・ヴァレーのワイン産業で500以上のワイン・ブランドの育成に関わってきました。

ワイナリー情報

1886年建設のCarbone Wineryの醸造所を買い取り、リノベーションし、ワイナリーと自宅を建設