CRESCERE クレッシェア

ソノマ極少・プレミアム・ブティック・ワイナリー。至極のアレキサンダー・ヴァレー自社畑とトップ評価畑からフィリップ・メルカが醸す

Alexander Valley, Sonoma Coast

Crescere クレッシェア

創業者ジョー・レイノソはシカゴで株のトレダーとして財をなし、夫婦の夢であるワインへの情熱を持って1994年にソノマ・アレキサンダーヴァレーに200haの自社畑を購入・植樹を開始。2000年以降ソノマで最も高い評価を受けている多くのプレミアム・ワイナリーに葡萄を供給してきた。2016年「畑仕事ファースト」という理念を共有するフィリップ・メルカの初ソノマ・プロジェクトとして「Crescere~クレッシェア」をスタートする。ワイナリー名はクレッシェンドのように徐々に大きくなる、成長していくという意味。アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす壮大な山頂から、ラシアン・リヴァー・ベンチランドまでの南西向き斜面の自社畑のポテンシャルは非常に高く、これから長く次世代へ引き継がれていく。

カリフォルニア ドリーム

創業者のジョー・レイノソはメキシコ系移民3 世で15 人兄弟の長男としてカリフォルニアの農場で幼少期を過ごした。

19 歳の時生活費を稼ぐためにトラックドライバーとして働いていた彼は、ナパ・ヴァレーにピアノを届けた時に葡萄畑を見て「これは今まで見た一番美しいものだ」と自らも葡萄畑を所有する夢を抱く。

その後、大学で学位とMBA を取得し、株式市場のトレーダーとして成功した彼はその15 年後1994 年、34 歳の誕生日の前日に自分の葡萄畑となる土地を購入する。

ジョー・レイノソ

ワインメーカー

レイノソ家と”畑仕事ファースト” の理念を共有するフィリップ・メルカ。

初めてのソノマでのプロジェクトに関し、「アレキサンダー・ヴァレーのカベルネを造るとき、ナパのワインをコピーしたりしませんし、比較すらしません。」とメルカは言う。

「アレキサンダー・ヴァレーのカベルネが持つユニークなタンニン、香ばしさ、そしてスパイスを表現したいのです。」

彼はこの地のカベルネが次のレベルに向上するよう導いている。

左からジョー、フィリップ・メルカ

ファミリー

ジョーとエレナはエレナが働いていたシカゴの高級ワインショップで出会った。

アレキサンダー・ヴァレーの土地購入を機に結婚。エレナは10 年以上にわたり、レイノソ・ヴィンヤードの管理をしていたが、2015 年にジョーの息子であるJW にその任を譲った。

JW には妻のペイジとの間に二人の子供がいる。

「ブランドを育てるには時間がかかる。」と言う、

ジョー・レイノソはこのファミリービジネスが世代から世代に続いていくことを願っている。

左からJW、ペイジ、ジョー、エレナ

ラベルデザイン

螺旋のデザインは、自然の美しさを完璧に表現すると考えられているフラクタルやフィボナッチ・スパイラルから。

クレッシェアの「自然とのパートナーシップを尊重する」という信念が込められている。

ワイナリー / 畑情報

レイノソ・エステート

アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす壮大な山頂から、ロシアン・リバー・ベンチ・ランドに隣接する南西向きの丘陵地に位置する自社畑。

水はけのよい砂利質土壌。

カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロー、プティ・ヴェルドが栽培される。200ha のエステートのうち、60ha で葡萄を栽培。残りの土地では様々な果樹を栽培し、ミツバチや野生動物が生息している。

表情豊かなミクロクリマ・特別なテロワールが形成されクラス最高の葡萄を産出、ソノマのプレミアムワイナリーに葡萄の供給もする。

2019 年のソノマ・カウンティ・ヴィントナーズのバレル・オークションで、この畑の葡萄から造られたCrescere Estate Syrah 2016 が、1 本あたりの価格としては史上最高額を記録。

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