希望小売価格 34,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2018年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン82% |
ブレンド品種 | カベルネ・フラン17%、プティ・ヴェルド1% |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | プロファイル・エステート・ヴィンヤード/ Profile Estate Vineyard |
備考 | 数量限定 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | アンドリュー・ライト / Andrew Wright |
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醸造 | 低温浸漬5日間、マセラシオン15日間、天然酵母 |
熟成 | 仏産樽熟成23か月(新樽率80%)、無濾過、無清澄 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1ME1M42118 |
JAN | 無し |
入数 | 6 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2月には豊富に雨が降り土壌に水分を蓄えた。芽吹きと開花は少し遅れたが均一に豊富に結実した。大きな熱波のない穏やかな夏、日照時間は長く適度な暑さを維持した秋、と極端な天候が無かったことで葡萄は少しずつ糖度をげながらフェノールを蓄積できた。生長期間が長くなり、収穫時に熟成のピークを迎えることとなった。ワインメーカーにとって理想的なヴィンテージ
テクニカル情報
醸造夜間の手摘み収獲。各ブロックごとに最適なタイミングを見極め収穫。天然酵母使用。5日間の低温浸漬の後15 ~ 21日間のマセラシオン。その後、樽にてマロラクティック発酵。仏産樽21 か月熟成( 新樽比率 80%) 。無濾過、無清澄でボトリング。
テイスティング・コメント
シルキーな口当たりと豊かな果実味をもちエレガンスを兼ね備える。新鮮で、緊張感があり、深く、複雑、長いフィニッシュ。シナモン、ナツメグ、クローヴといったベーキング・スパイス、黒系果実、皮革、ココアなどのアロマティックな要素と豊かな口当たりが印象的。フルボディながら重くなく、自然な酸味がもたらすフレッシュさが、しっかりとした構造・きめ細やかな山のタンニンと良くバランスする。今すぐ楽しむことも25年以上にわたり熟成の過程を楽しむこともできるワイン。
1983年以来、「その年のナパ・ヴァレーの最高の葡萄でウルトラ・プレミアム・ワインを」というコンセプトで造られるメリーヴェールのトップキュヴェ
St.Helena, Napa Valley
Profile Collection プロファイル・コレクション
ビル・ハーランがナパ・ヴァレー最高の数か所の畑からウルトラ・プレミアム・ワインを造ろうとして1983年に初リリースして以来30年以上にわたって造られるメリーヴェール伝統のアイコニックワイン。(現在のボンド/セント・エデン、メルバリーの畑がかっては含まれ、ボンド創業のきっかけになった)シルエット・シャルドネは1993年リリース。シュラッター家の代になり、自社畑獲得へと舵をとり1996年にはセントヘレナの東側の急峻な丘陵地でフォグ・ラインの上に位置する畑を取得。この畑は1997年にミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時の醸造ディレクター)デイビッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。現在約10haを所有。2003年にカーネロスのスタンリー・ランチの区画を取得(15ha)。両畑ともTHE NAPA GREEN CERTIFIEDの認証を取得。環境保護と持続可能な農法へと取り組む。コンサルタントはフィリップ・メルカ、ワインメーカーはハーラン、ボンド、プロモントリーなどでキャリアを積んだアンドリュー・ライト。
BUILDING ON A NAPA VALLEY LEGACY
ナパ・ヴァレーの伝統を受け継いで
プロファイル ナパ・ヴァレー・レッド・ワインは、1983 年に初リリースして以来30 年以上にわたって造られるメリーヴェール伝統のアイコニックワイン。
現ハーラン・グループ会長のビル・ハーランが、「ナパ・ヴァレーの最高の葡萄から最高のウルトラ・プレミアム・ワインを造る」とのコンセプトの元、始まったプロジェクト。
当初はナパの優れた畑から集めた葡萄で造られていた。
(現在のボンド/ セント・エデン、メルバリーの畑がかっては含まれ、ボンド創業のきっかけになった)
しかし、シュラッター家の代になり、自社畑獲得へと舵をきった。
現社長のレネ・シュラッターと妻のローレンス
1996 年にはセントヘレナの東側の急峻な丘陵地でフォグ・ラインの上に位置する現在プロファイル・エステート・ヴィンヤードとして知られる畑を取得。
2003 年にカーネロスのスタンリー・ランチの区画を取得。
どちらの畑もTHE NAPA GREEN CERTIFIED の認証を取得。受け継いだナパ・ヴァレーの伝統を次世代へとつなぐ べく環境保護と持続可能な農法へと取り組んでいる。
ワインメーカー、アンドリュー・ライト/ Andrew Wright
アリゾナ州ソノラ砂漠で育つ。
アリゾナ大学で歴史の学位を取得した後、大学卒業後に出かけたニューヨーク州北部のフィンガーレイクスでの偶然の出会いによりワインに目覚める。
その後、カリフォルニア大学デービス校でワイン醸造を学ぶ。
アリゾナ州ソノイタでワイン造りのキャリアをスタート。
2012年にナパ・ヴァレーに移住後はハーラン・エステート、ボンド、プロモントリー等でキャリアを積んだ。
現在はメリーヴェールのワインの全てを監督している。
アンドリューによると
「メリーヴェールのプロファイル・エステート・ヴィンヤードは、並外れたテロワールを持つ畑。」
土壌の種類、葡萄樹の向き、斜面の露出度の違いなどが力強く、複雑で、エレガンスを備えたワインを生み出す。
栽培シーズン毎にこの特別な葡萄畑に対する理解を深め、プロセスをさらに洗練させ独自の土地に対するセンスと細部へのこだわりを反映したワールドクラスのワインを生み出している。
ワイン造り/ Winemaking
メリーヴェールのワイン造りのアプローチは複雑な畑からは複雑なワインが生まれるという前提で成り立っている。
プロファイルでは収獲した葡萄を個別に扱い別々のタンクや樽で仕込みます。
それぞれのロットにより発酵温度や、マデレスタージュするのか、ピジャージュをするのか、はたまたポンプオーバーかなどセラシオンの方法を変えている。
また使用する樽も、それぞれのロットにあわせて、産地やトーストのレベルなど異なるものをセレクトしている。
もちろん、ヴィンテージごとに澱引きや樽熟成の期間なども調整している。
シルエットは長い時間をかけて樽内で自然発酵とマロラクティック発酵を行う。
果実味と、樽由来のオークの香がお互いによく溶け合うようカスタマイズされたフレンチオークを使用し、10年以上の熟成が可能な白ワインに仕上げている。
プロファイルコレクションではそれぞれの葡萄畑固有の個性を表現し尊重することを究極の目標とし、各ステップを慎重に調整している。
プロファイル・エステート・ヴィンヤード
1997 年にミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時、メリーヴェールの醸造ディレクター)デイヴィッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。
現在約10ha を所有。
セント・ヘレナの東側の尾根、標高300m、フォグラインの上に位置しナパ・ヴァレーを一望に見渡す畑。
急峻な斜面に位置し、岩がちで農作業は非常に困難。
土壌はシルト、砂、砂利などの複合砂質ロームなどモザイク状に入り組んでいる。
多様な土壌やミクロクリマが入り組んだ土地ゆえに、小さなブロックに区画分けして個々に管理している。
スタンリー・ランチ・エステート・ヴィンヤード
1872 年にジョン・スタンリー判事によって設立された、カーネロスにある歴史的な葡萄畑。
カーネロスはナパ・ヴァレー最南端でサンフランシスコ湾からの霧と風の影響を強く受ける非常に冷涼なエリア。
15ha の畑のうち、9ha にシャルドネが植えられる。
北西の最も斜面の上に位置する2ha の区画“Block 2A”は2001 年に植樹。
シルエット専用のシャルドネの区画。
2019 年ヴィンテージは100% “Block 2A” からのシャルドネを使用
セント・ヘレナの東に位置する自社畑、プロファイル・エステート・ヴィンヤードの葡萄を使用。早朝に最も新鮮な状態でセラーに入れるため、夜間に手摘みされる。トロンセ仏産樽23か月熟成(新樽80%) 無濾過、無清澄。このワインは香しいハーブやチョコレート、ロースト香にすりつぶしたチェリーの香り。口に入れるとやや緊張感のあるデリケートなアプローチ、複雑で美しく柔らかいタンニンが品格を形成する。若い時はデキャンタをお勧めする、向こう30年の熟成が期待できる。