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【限定品】フェアラ 2023

Farella Estate

希望小売価格 45,000 円(税別)

ヴィンテージ 2023年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 クームスヴィル/ Coombsville
フェアラ・エステート・ヴィンヤード/ Farella Estate Vineyard
備考 100P JamesSuckling.com by Jim Gordon, April 2026
98+P JebDunnuck.com by Jeb Dunnuck, December 2025

詳細データ MORE

ワインメーカー ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette
栽培・醸造 仏産樽(新樽率85%)にて20か月熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 100P 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.6%
品番 1REAM42123
JAN 無し
入数 6

コメント

クームスヴィルAVAのフェアラ・ヴィンヤードより。涼しいながらも温かさと完熟を感じさせるプラムのニュアンスが中心にありその周りをハーブやスパイス(スターアニス、クローブ、黒胡椒など)と、鉄分を含んだ土のミネラル感やかっちりとしたタンニンが包み込んでいる。フルボディーよりやや軽め、生き生きとした果実味と長く複雑な余韻が高い評価を受けている。

古代に火山性土壌の山が地滑りしてできた破砕岩やトゥーファ、細かい赤土が層をなす特別な土壌から

フェアラ・ヴィンヤードはナパ・ヴァレー南部のクームスヴィルAVAに位置する。標高約100-150mの高さにあり、サンパブロ湾からの冷たい霧や風の影響を受ける。
ヴォカ山脈の南の麓に広がるこの畑は、古代に火山性土壌の山が地滑りしてできた破砕した岩石や、トゥーファという火山灰が凝固して気泡の空いた塊、細かい赤土などがミルフィーユの様に層を成している特別な土壌。気候的に涼しく、火山性土壌に由来し軽やかで鉱物のミネラル分が出やすく個性豊かなワインとなる。
2003年にオーナーのフランク&トム・フェアラが葡萄を供給できるという広告を出したのがきっかけで、その日のうちに訪問し、一瞬で魅了された畑。それ以来レアムのワインに使われ続けている。オーナー曰く、破砕した岩の積み重なりや急斜面が葡萄にブロック毎の個性を与えている。柔らかな西日がゆっくりと葡萄を完熟させる。
フェアラ・ヴィンヤードは、2018年から共同オーナーとしてレアムの自社畑となる。栽培管理はレアムチームが行っている。

ヴィンテージ情報

全ては豊かな降雨から始まった。
3月末まで続いた十分な冬の雨により、土壌に水分が蓄えられ、ブノワが言う「素晴らしく美しいヴィンテージ」の土台となった。 4月中旬から下旬にかけ、遅れながらも順調に萌芽を迎えた。4月後半の温暖な気候により、新梢の健全な生育が促され、豊かなキャノピー形成へとつながった。
生育期を通して気候は驚くほど穏やかだった。気温が約38度を超えた日は数日で、極端な高温に見舞われることはなかった。例年に比べると約2週間遅れて生育が進んだが、不安材料にはならず、むしろ好機となった。レアムのチームは、急激な気候変化への対応に追われることなく、風味の成熟やバランスを見極めながら、慎重にキャノピーマネジメントを行うことができた。9月から10月にかけても気温はやや低めに推移した。チームは、特に種子の成熟度を集中して確認しながら、落ち着いたペースで収穫を進めた。
ブノワはこう振り返る。
「慌ただしかった2022年とは対照的に、2023年は忍耐が求められるヴィンテージだった。新しいワイナリー施設のおかげもあり、タンク容量や天候によるプレッシャーを受けることなく、それぞれの畑が持つ個性を最大限に引き出すまで待つことができた。」
長いハングタイムと安定した気候に恵まれ、優れた色調と完熟したタンニンを備えながらも、酸とフレッシュさを維持したワインが生まれた。
2023年は自然からの贈り物とも言えるヴィンテージとなった。1974年や1994年といった伝説的ヴィンテージが年月を経てどのように熟成したかを考えると、2023年のワインが数十年後にどのような姿を見せるのか、今から楽しみでならない。

フェアラのような冷涼な畑では、穏やかな年ほどタンニンの成熟や色づきに先立って風味が発達する。忍耐強く待ち、10月下旬に無事に収穫を迎えることができた。

テイスティング・コメント

大地を思わせる実直さがあり、静かな力強さが感じられる。骨格があり、奥深く、どこか野性味を帯びている。赤系果実やスパイス、湿った土を思わせる風味が、クームズヴィルという土地の個性を映し出している。質感とエネルギーには旧世界を思わせる趣があり、過度に主張することなく、それでいて十分に完成された仕上がり。

ラベルについて

2021年ヴィンテージから新たなラベルに一新された。
フェアラ・ヴィンヤードの創設者であり、レアムにとって親しい友人でもあるフランク・フェアラ氏への敬意を込めたラベル。

フランク氏は多才な人物で、音楽とダンスに深い愛情を持っており、妻エイミーと即興で踊ることもある。
そんなフランク氏を思わせるような作品に出合い、強く惹かれ、ラベルデザインとした。

アーティストのウォセネ・ウォルケ・コスロフ氏による「Heart of Dance」と題された作品。
エチオピア出身のコスロフ氏は、母国語であるアムハラ語の文字をモチーフにし、それを自在に歪めたり伸ばしたりすることで、リズミカルで即興的な表現をキャンバスに展開するスタイルで知られている。複雑さ、エネルギー、そして鮮やかな色彩が、フランク・フェアラという人物そのものを表しているような作品である。

コスロフ氏は自身のアートについて、「作品は下描きせず、偶然と意図、好奇心と発見のせめぎ合いの中で生まれる」と述べている。
これは、私たちレアムのワインづくりにも通じる哲学だ。

畑情報

フェアラ・ヴィンヤード

フェアラ・ヴィンヤードは、クームズヴィルAVAに位置し、1970年代後半から1980年代初頭にかけてフランク・フェアラによって開墾・植樹された畑。
レアムがこの畑から初めてブドウを仕入れたのは2003年。 2018年には、長期パートナーシップが結ばれ共同オーナーとなった。
この25エーカーの畑は100~150mの標高差があり複数の区画に分かれている。多様な土壌と微気候を活かし、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ソーヴィニヨン・ブランなどを栽培する。
カベルネ・ソーヴィニョンの中心となるのは、「ロックパイル」と呼ばれる区画である。区画名は土壌に石や砂利が非常に多く含まれていることに由来し、生育期に午後の日照を受け、凝縮感があり美しい骨格を持つワインを生み出す。
これまでフェアラはクローン4と8による100%カベルネ・ソーヴィニヨンで構成されていたが、2019年ヴィンテージからはメルロの仕込みも開始された。

About the Producer

生産者情報

Realm Cellars
レアム・セラーズ