希望小売価格 15,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 白ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | シャルドネ100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | カーネロス/ Carneros |
畑 | スタンリー・ランチ・エステート/ Stanly Ranch Estate |
備考 | 93P The Wine Advocate by Joe Czerwinski, February 2024 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | アンドリュー・ライト / Andrew Wright (2024年よりジェフ・クロフォード/ Jeff Crawford) |
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醸造 | 天然酵母による樽発酵 |
熟成 | 仏産樽(新樽率50%)にて17か月熟成 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1ME1C42121 |
JAN | |
入数 | 6 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2021年のナパ・ヴァレーは降雨が少なく、前年に引き続き非常に乾燥した年となった。長期的には課題が残るものの、乾燥した気候は樹に自然な負荷を与え、剪定や果房の摘果は例年より少なくすみ、早めの収穫を迎えた。結果として、収量は少ないながらも果粒が小さく凝縮した葡萄が実り、ナパ・ヴァレーからまたしても素晴らしいヴィンテージが誕生した。
テクニカル情報
収穫:カーネロスの自社畑スタンリー・ランチ (15ha)内の2haシルエット専用の特別区画ブロック2Aから。
生き生きとした酸味を保つために夜間に手摘みで収穫。
醸造・熟成:全房プレス。
温度管理されたステンレスタンクで果汁を落ち着かせ、翌日にフレンチオーク樽にて澱引き。
天然酵母による自発的な樽発酵、穏やかなバトナージュ、自然なMLF、といったブルゴーニュの伝統的な手法をとる。
仏産樽(新樽率50%)にて澱とともに17ヵ月熟成。1回澱引き後ボトリング。
テイスティング・コメント
2021年のシルエットは、明るさ、フレッシュさ、豊かさ、複雑さ、長い余韻、味わい深さ、といったシャルドネの魅力を全て兼ね備える。
ブルゴーニュの伝統に倣い天然酵母による樽発酵を行い、ふくよかでありながら、カーネロス特有の鮮やかな酸を持ち合わせている。
蜜のようなハニーサックルの香り、熟した洋梨やレモンの皮の風味が感じられ、パイナップルのニュアンスや控えめなミネラル感がアクセントを加えている。果実味は生き生きとして口当たりはクリーミー、贅沢で丸みのある味わいのワイン。果実味、樽に由来する風味、そして繊細な酸が絶妙に絡み合い、バランスがよく洗練された長い余韻へと続く。
単体でも素晴らしいが、食事との相性も抜群。今後10年以上にわたり熟成を楽しめるポテンシャルも持っている。
1983年以来、「その年のナパ・ヴァレーの最高の葡萄でウルトラ・プレミアム・ワインを」というコンセプトで造られるメリーヴェールのトップキュヴェ

Profile Collection プロファイル・コレクション


ビル・ハーランがナパ・ヴァレー最高の数か所の畑からウルトラ・プレミアム・ワインを造ろうとして1983年に初リリースして以来30年以上にわたって造られるメリーヴェール伝統のアイコニックワイン。(現在のボンド/セント・エデン、メルバリーの畑がかっては含まれ、ボンド創業のきっかけになった)シルエット・シャルドネは1993年リリース。シュラッター家の代になり、自社畑獲得へと舵をとり1996年にはセントヘレナの東側の急峻な丘陵地でフォグ・ラインの上に位置するプロファイル・ヴィンヤードを取得。この畑は1997年にミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時の醸造ディレクター)デイビッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。現在、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑も所有している。
コメント
カーネロスの自社畑スタンリー・ランチ (15ha)内の2haシルエット専用の特別区画ブロック2Aから。酸味を保つため夜間に手摘みされる。ヘーゼルナッツ、オレンジの花、ジャスミンの香が魅力的。味わいの中にレモンカスタード、ドライパイナップル、マジパン、香ばしいオークなどの複雑なフレーバーが折重なる。エレガントで深みのある酸がワインの重さと自然な甘美さを支えており、フィニッシュは長く、スタンリー・ランチ・エステート伝統のミネラル感が広がる。今飲んでも楽しめ、10年以上熟成するポテンシャルを持つ。
BUILDING ON A NAPA VALLEY LEGACY
ナパ・ヴァレーの伝統を受け継いで
プロファイル ナパ・ヴァレー・レッド・ワインは、1983年に初リリースして以来30年以上にわたって造られるメリーヴェール伝統のアイコニックワイン。
現ハーラン・グループ会長のビル・ハーランが、「ナパ・ヴァレーの最高の葡萄から最高のウルトラ・プレミアム・ワインを造る」とのコンセプトの元、始まったプロジェクト。
当初はナパの優れた畑から集めた葡萄で造られていた。
(現在のボンド/ セント・エデン、メルバリーの畑がかっては含まれ、ボンド創業のきっかけになった)
しかし、シュラッター家の代になり、自社畑獲得へと舵をきった。

現社長のレネ・シュラッターと妻のローレンス
シュラッター家は、高品質なワインを造るには自分たちで畑を所有し栽培することが最善の方法と考え、すぐに土地を探し始めた。
1996年にはセントヘレナの東側の急峻な丘陵地でフォグ・ラインの上に位置する現在プロファイル・エステート・ヴィンヤードとして知られる畑を取得。
THE NAPA GREEN CERTIFIED の認証を得て、受け継いだナパ・ヴァレーの伝統を次世代へとつなぐべく環境保護と持続可能な農法へと取り組む。
その後、さらに3つの自社畑、ナパ・ヴァレーの中でも標高の高いマウント・ヴィーダーにあるアルテッツィア・ヴィンヤード、同じくマウント・ヴィーダーにある北向きのペリドット・ヴィンヤード、 そしてクームスヴィルのベリー・レーン・ヴィンヤードを取得した。
コメント
カーネロスの自社畑スタンリー・ランチ (15ha)内の2haシルエット専用の特別区画ブロック2Aから。酸味を保つため夜間に手摘みされる。ヘーゼルナッツ、オレンジの花、ジャスミンの香が魅力的。味わいの中にレモンカスタード、ドライパイナップル、マジパン、香ばしいオークなどの複雑なフレーバーが折重なる。エレガントで深みのある酸がワインの重さと自然な甘美さを支えており、フィニッシュは長く、スタンリー・ランチ・エステート伝統のミネラル感が広がる。今飲んでも楽しめ、10年以上熟成するポテンシャルを持つ。
ワインメーカー、ジェフ・クロフォード/ Jeff Crawford
アラスカ生まれ、ミネソタ育ち。
高校卒業後、寒さから逃れるためにハワイに向かった。1997年に本土に戻り、カリフォルニア大学デービス校で経済学の学士号と取得。しかし在学中にワインへの情熱が芽生え、その情熱が高じて卒業後はガロ社で収穫期のインターンとして働くことになった。
2007年にメリーヴェールに入社。1年後にはセラーマスターに昇進。2010年にアシスタントワインメーカーに任命され、すぐにアソシエイトワインメーカーに昇格。
2024年、メリーヴェール、スターモント、プロファイルのワインメーカーに任命された。
コンサルティング・ワインメーカーにはシュラッター夫妻の長年の友人であり同郷のジャン・ホーフリガー/ Jean Hoefliger氏、アソシエイトワインメーカーにマッテオ・フェコンド/ Matteo Fecondo氏が就いた。
メリーヴェール・ヴィンヤーズの畑とワインに関する深い知識と経験を持ち、生き字引とも言われるジェフのリーダーシップの元、醸造設備・製法等をアップデートし新しい技術を導入し、常に、テロワールを表現する最高品質のワインを造り続けている。

左からマッテオ・フェコンド氏、ジェフ・クロフォード氏、ジャン・ホーフリガー氏
ワイン造り/ Winemaking
メリーヴェールのワイン造りのアプローチは複雑な畑からは複雑なワインが生まれるという前提で成り立っている。
プロファイルでは収獲した葡萄を個別に扱い別々のタンクや樽で仕込みます。
それぞれのロットにより発酵温度や、マデレスタージュするのか、ピジャージュをするのか、はたまたポンプオーバーかなどセラシオンの方法を変えている。
また使用する樽も、それぞれのロットにあわせて、産地やトーストのレベルなど異なるものをセレクトしている。
もちろん、ヴィンテージごとに澱引きや樽熟成の期間なども調整している。
シルエットは長い時間をかけて樽内で天然発酵とマロラクティック発酵を行う。
果実味と、樽由来のオークの香がお互いによく溶け合うようカスタマイズされたフレンチオークを使用し、10年以上の熟成が可能な白ワインに仕上げている。
プロファイルコレクションではそれぞれの葡萄畑固有の個性を表現し尊重することを究極の目標とし、各ステップを慎重に調整している。


プロファイル・エステート・ヴィンヤード
1996年シュラッター家がメリーヴェールの単独オーナーとなった際に取得した歴史ある畑。ミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時、メリーヴェールの醸造ディレクター)デイヴィッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。
現在約10haを所有。
セント・ヘレナの東側の尾根、標高300m、フォグラインの上に位置しナパ・ヴァレーを一望に見渡す畑。
急峻な斜面に位置し、岩がちで農作業は非常に困難。
土壌はシルト、砂、砂利などの複合砂質ロームなどモザイク状に入り組んでいる。
多様な土壌やミクロクリマが入り組んだ土地ゆえに、小さなブロックに区画分けして個々に管理している。
植樹:1997年
植樹面積:25ha
標高:180-270m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

アルテッツィア・エステート・ヴィンヤード
標高約777mに位置し、マウント・ヴィーダーAVAにおいて最も標高が高く、ナパ・ヴァレー全体でも有数の高地にある畑。
サンパブロ湾から受ける気候的影響と標高により、昼間は比較的涼しく、夜間は暖かい。生育期間は長くなり、ゆっくりと完熟する。
「Altezia」という名前は、標高を意味し、スイスの第4公用語であるロマンシュ語に由来するとされる。
植樹:2001年
植樹面積:5.2ha
標高:760m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー

ペリドット・エステート・ヴィンヤード
その名の通り「宝石のような」わずか約1.8hの畑。マウント・ヴィーダーAVAの北端に位置し、森林に囲まれた急斜面の段々畑で、標高約275〜365m。東〜北東向きの斜面で、風通しと水はけに優れる。
植樹:2007年
植樹面積:1.8ha
標高:270-360m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ベリー・レーン・エステート・ヴィンヤード
2023年に購入した新しい自社畑。クームスヴィルAVAに位置し、サンパブロ湾に近いため、夏場の気温はナパの他地域より最大で約6℃も低く、熱波の影響も受けにくい冷涼な環境。
現在、段階的な植え替えが進められてる。
植樹:1988年、2024年に改植
植樹面積:5.26ha
標高:24m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネ、プティット・アルヴィーヌ
カーネロスの自社畑スタンリー・ランチ (15ha)内の2haシルエット専用の特別区画ブロック2Aから。酸味を保つため夜間に手摘みされる。ヘーゼルナッツ、オレンジの花、ジャスミンの香が魅力的。味わいの中にレモンカスタード、ドライパイナップル、マジパン、香ばしいオークなどの複雑なフレーバーが折重なる。エレガントで深みのある酸がワインの重さと自然な甘美さを支えており、フィニッシュは長く、スタンリー・ランチ・エステート伝統のミネラル感が広がる。今飲んでも楽しめ、10年以上熟成するポテンシャルを持つ。