希望小売価格 19,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2022年 |
---|---|
容量 | 750ml |
タイプ | 白ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | シャルドネ100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | カーネロス/ Carneros |
畑 | スティーヴ・ベレジーニ・ヴィンヤード/ Steve Beresini Vineyard |
備考 | Parker Point 94P (Wine Advocate July 2024 by Joe Czerwinski) |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジェフ・エイムス/ Jeff Ames |
---|---|
醸造 | 仏産樽にて発酵、天然酵母発酵 |
熟成 | 仏産樽にて熟成、フィルター無し、人工的な清澄無してで瓶詰 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
---|---|
アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1TR1C54122 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
-- | -- |
コメント
ヴィンテージ情報
ワインメーカーのジェフ・エイムスとトアー・ケンワードは、これまでに70回以上の収穫を経験しているが、2022年ヴィンテージは過去のどれとも比較できない特別な年だったと語る。
2022年を「気温の急激な変動、少量の収穫、そして短い収穫期間が重なり、まるで4つのヴィンテージが一度に訪れたような年であり、まさに栽培管理とワインメーカーの手腕がものを言う年だった」と表現するワインメーカーもいる。
適切な収穫時期を見極めた者は、極めて優れたワインを生み出すことができた。特に、ベクストファー・ト・カロンの8つの区画は、これまでで最も良い状態で収穫できた。
2022年は、ワインメーカーとワイン栽培家の技術と経験が決定的な役割を果たした年であったと言える。
テクニカル情報
伝統的なブルゴーニュ・スタイルで醸造。
自然酵母で長い時間をかけて小さい樽で発酵(3年乾燥させた仏産樽) 新しい樽メーカーとしてはダミー社とエルミタージュ社のミディアム・トーストの樽を使用。マロラクティック発酵を終了させ、フィルター無し、人工的な清澄無しで瓶詰。
テイスティング・コメント
ベレジーニ・ヴィンヤードのブドウを使い始めてから10年以上、今ではこの畑の特徴を良く理解できている。
2022年のベレジーニ・ヴィンヤードは、これまでで最も豊潤な仕上がりと言えるかもしれない。生育期を通じてこのヴィンテージ特有の暖かさが反映され、更に密度が加えられている。常にリッチで力強いスタイルを特徴としているが、2022年はさらに複雑さと洗練さの層が加わった。
フランス・ローヌ地方の白ワイン(たとえばシャーヴのエルミタージュ・ホワイト)のような口に含んだ時の豊かさや濃度を感じさせる点に共通項がある。
香りは、ホワイトピーチ、ハニーデュー、アールグレイ、そしてジャスミンがまず立ち上がり、続いてベルガモット、ホワイトラズベリー、アーモンドエキスが口の中に広がる。さらに、2022年は後味に鮮やかさと精緻さが加わり、口中でクリーミーでシルキーな質感とともに、余韻がいつまでも続くワインに仕上がっている。
ベレジーニ・ヴィンヤード
キュヴェ・トルチャーナの名前は美しく才能あふれた女優であり画家でもあったトアーの母の旧姓から。家族は親しみをこめてトアーの母を「トーカイ」と呼んだ。
敬愛する母に捧げるためにこのワインを造り続けている。
2008年ヴィンテージまではマルチ・ヴィンヤーズ・ワインだったが2009年からはシングル・ヴィンヤード・ワイン。
2008年にラリー・ハイドから紹介を受けてハイド・セレクション・ウェンテ・クローンを育てているスティーヴ・ベレジーニ・ヴィンヤードの1988年植樹のブドウのみを使用している。
ドライ・ファーミングを施し、一房の大きさは通常のブドウの約半分の大きさ。
ベリンジャーでの経験を経て、ナパ・ヴァレー最高級の葡萄を調達できる強力なコネクションと信頼でワインを造る「ナパの重鎮」
Napa Valley
Tor Wines トアー・ワインズ
トアー・ケンワード氏は27年間ベリンジャー・ヴィンヤーズでワイン作りやマーケティングに携わり、同社のリザーヴと単一畑のカベルネの名声を確立させることに貢献し、2001年に引退後、妻と単一畑のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネの小さなワイン会社トアー・ケンワード・ファミリー・ワインズを創立しました。ベリンジャー時代に培ったナパ・ヴァレーの有数の畑とのコネクションがなければ、ナパ有数の畑から葡萄を調達することは至難の業。
オーナー、トアー・ケンワード/ Tor Kenward
トアー・ケンワードは27年間ベリンジャー・ヴィンヤーズでワイン作りやマーケティングに携わり、同社のリザーヴと単一畑のカベルネの名声を確立させることに貢献。
2001年引退後、妻と単一畑のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネを造るトアー・ケンワード・ファミリー・ワインズを創立した。
その理念は非常にシンプルで「自らが信頼し尊敬する栽培家の最高の畑・最高の区画の葡萄でワインを造ること」トアーのワインは全て手作業で造られ、生産量も限られている。
トアー・ケンワードは「ベリンジャー時代にはカリフォルニア・ワイン造りの先人たちから多くを学び、ヨーロッパ各地の素晴らしい土地、人の情熱、ワイン造りを体験することができた。
Vineyards
素晴らしい畑の個性を輝かせ、最高のワインとして1本のボトルに表現する為に、葡萄は畑でもワイナリーでも手作業で選果し、天然酵母のみで醗酵させ、仏産225リットルの樽で熟成、人工的な清澄をせず、フィルターをかけず、瓶詰している。
ラベルが非常にシンプルなように、自分のワインも素晴らしい葡萄と経験だけによって造られるシンプルなものを目指している。」と語っている。
葡萄の調達先の一つ、メランソン・ヴィンヤード
Winemaker, ジェフ・エイムス/ Jeff Ames
ワイン・メーカーは2003年からドイツ生まれのジェフ・エイムスが勤めている。
ジェフはヨーロッパでの長いワイン業界での経験、デカンターのライター、ブルゴーニュ、オレゴンでの修行の後、カリフォルニアに渡り、トーマス・リヴァース・ブラウンに師事し、シュレイダー、アウトポストなどでアシスタント・ワインメーカーを務めた。
現在はトアーのヘッド・ワインメーカーとしてその繊細で、卓越したワインに対する気遣いとテイスティング能力を十分に発揮している。
「信頼し、尊敬する栽培家の最高の畑・最高の区画からのブドウでワインを造ること」との理念のもとベリンジャー時代に培った、栽培農家との太いパイプで数々の銘醸畑と契約をしている。
キュヴェ・トルチャーナの名前は美しく才能あふれた女優であり画家でもあったトアーの母の旧姓から。敬愛する母に捧げるためにこのワインを造り続けている。カーネロスにあるハイド・セレクション・ウェンテ・クローンを育てるベレジーニ・ヴィンヤード 一房の大きさは通常のブドウの約半分。樽発酵・樽熟成 カリフォルニアの力強さと偉大なブルゴーニュの持つ清冽な酸というふたつの出会いを思わせるワイン