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カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァイン・ヒル・ランチ 2021

Cabernet Sauvignon Vine Hill Ranch

希望小売価格 58,000 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 オークヴィル/ Oakville
ヴァイン・ヒル・ランチ/ Vine Hill Ranch
備考 Parker Point 95-97 Wine Advocate Jun 09, 2023 by Joe Czerwinski

詳細データ MORE

ワインメーカー ジェフ・エイムス/ Jeff Ames
醸造 2~3週間のマセラシオン
熟成 仏産新樽にて20か月熟成(新樽率80%)(タランソ―社&シルヴァン社)
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 15.1%
品番 1TR1M69121
JAN 無し
入数 12
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コメント

オークヴィル西丘陵、ハーランのすぐ下にあるこの畑はBONDのVecinaも造られる。Vecinaのすぐ下のブロックのブドウを使い、ナパ・カベルネ最上級のブラック系ベリーが凝縮し、複雑な味わいが幾重にも重なり、タンニンは滑らかにしてベルベットのようなしなやかさを持つワイン

ヴィンテージ情報

2021年の生育シーズンは、1月、2月、3月に潤沢に雨が降り、土壌に水分が十分あったが、契約する区画の水はけがよい為、樹勢を大きく管理する必要はなかった。夏は乾燥し、収穫までに房は一様に小さくなり、果皮と果汁の比率が高く、濃密な果実の核に包まれた葡萄を得ることができた。

テクニカル情報

TORの造るカベルネ・ソーヴィニヨンは全て小さなタンクで醸し期間を2-3週間とり、ロットごとに別々に発酵させているが、ヴァイン・ヒル・ランチはTORとジェフが相談の上、ロットに分けずブロック4,7,3を合わせて醸造。タランソとシルヴァィンの組み合わせ(新樽80%)で20ヶ月熟成。2つの仏産樽がヴァイン・ヒル・ランチの畑の特徴的で魅力的なキャラクターを引き立てている。清澄・濾過せずに瓶詰。

テイスティング・コメント

黒い果実、赤い果実、青い果実のアロマと味わいがほぼ均等に感じられる。美しいバランス、優美さ、余韻の長さを持ち、この畑が世界で最も偉大なカベルネの畑の1つであることを示している。口蓋中央部ではオークヴィル南の”涼しさ“が感じられ、まるみのある口当たりとバランスは絹のようになめらかなフィニッシュまで印象的に続き、余韻の長さは素晴らしい。 リッチでありながら新鮮で風味豊か。食事、とくにステーキとともにあると最高の組み合わせである。

畑情報

ヴァイン・ヒル・ランチ
オークヴィル・マヤカマス山麗の起伏に富んだ森林を開墾して果樹園が作られたのは1884年。現オーナーのフィリップス・ファミリーが1959年に葡萄を植樹し、3世代にわたり大切に手入れされてきた素晴らしい7区画に類まれなカベルネ・ソーヴィニヨンが育まれている。伝説の畑からはナパ・カベルネ最上級のブラック系ベリーが凝縮し、複雑な味わいが幾重にも重なり、タンニンは滑らかにしてベルベットのようなしなやかさを持つワインを生み出す葡萄が作られる。


TORはブロック7古樹カベルネ・ソーヴィニヨン0.4ヘクタール、BONDのVecinaブロックの真下にあるブロック3Dのカベルネ・ソーヴィニヨン0.45ヘクタール、プティ・ヴェルド0.4ヘクタールを契約していたが、2021年ブロック3Dのプティ・ヴェルド、2022年に3Dのカベルネ・ソーヴィニヨンは植替えした為、2025年までは同ブロックの葡萄が使えず、2021年ヴィンテージはブロック7、4、3(3は植替え前のカベルネ・ソーヴィニヨンのみ)を契約した。

TOR WINES トアー・ワインズ

ベリンジャーでの経験を経て、ナパ・ヴァレー最高級の葡萄を調達できる強力なコネクションと信頼でワインを造る「ナパの重鎮」

Napa Valley

Tor Wines トアー・ワインズ

トアー・ケンワード氏は27年間ベリンジャー・ヴィンヤーズでワイン作りやマーケティングに携わり、同社のリザーヴと単一畑のカベルネの名声を確立させることに貢献し、2001年に引退後、妻と単一畑のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネの小さなワイン会社トアー・ケンワード・ファミリー・ワインズを創立しました。ベリンジャー時代に培ったナパ・ヴァレーの有数の畑とのコネクションがなければ、ナパ有数の畑から葡萄を調達することは至難の業。

オーナー、トアー・ケンワード/ Tor Kenward

トアー・ケンワードは27年間ベリンジャー・ヴィンヤーズでワイン作りやマーケティングに携わり、同社のリザーヴと単一畑のカベルネの名声を確立させることに貢献。

2001年引退後、妻と単一畑のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネを造るトアー・ケンワード・ファミリー・ワインズを創立した。

その理念は非常にシンプルで「自らが信頼し尊敬する栽培家の最高の畑・最高の区画の葡萄でワインを造ること」トアーのワインは全て手作業で造られ、生産量も限られている。

トアー・ケンワードは「ベリンジャー時代にはカリフォルニア・ワイン造りの先人たちから多くを学び、ヨーロッパ各地の素晴らしい土地、人の情熱、ワイン造りを体験することができた。

Vineyards

素晴らしい畑の個性を輝かせ、最高のワインとして1本のボトルに表現する為に、葡萄は畑でもワイナリーでも手作業で選果し、天然酵母のみで醗酵させ、仏産225リットルの樽で熟成、人工的な清澄をせず、フィルターをかけず、瓶詰している。

ラベルが非常にシンプルなように、自分のワインも素晴らしい葡萄と経験だけによって造られるシンプルなものを目指している。」と語っている。

葡萄の調達先の一つ、メランソン・ヴィンヤード

Winemaker, ジェフ・エイムス/ Jeff Ames

ワイン・メーカーは2003年からドイツ生まれのジェフ・エイムスが勤めている。

ジェフはヨーロッパでの長いワイン業界での経験、デカンターのライター、ブルゴーニュ、オレゴンでの修行の後、カリフォルニアに渡り、トーマス・リヴァース・ブラウンに師事し、シュレイダー、アウトポストなどでアシスタント・ワインメーカーを務めた。

現在はトアーのヘッド・ワインメーカーとしてその繊細で、卓越したワインに対する気遣いとテイスティング能力を十分に発揮している。

ワイナリー情報

「信頼し、尊敬する栽培家の最高の畑・最高の区画からのブドウでワインを造ること」との理念のもとベリンジャー時代に培った、栽培農家との太いパイプで数々の銘醸畑と契約をしている。