希望小売価格 26,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2021年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン100% |
| ブレンド品種 | |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
| ネステッドAVA、他 | オークヴィル/ Oakville |
| 畑 | ヴォカ・リッジ・ヴィンヤード/ Vaca Ridge Vineyard |
| 備考 | 95+ Parker Point The Wine Advocate by Joe Czerwinski, July 2024 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | ジェフ・エイムス/ Jeff Ames |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 2~3週間のマセラシオン、仏産樽にて20か月熟成(タランソ―社&ダルナジュー社) |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 15.1% |
| 品番 | 1TR1M42121 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 12 |
コメント
ヴィンテージ情報
2021年の生育シーズンは、1月、2月、3月に潤沢に雨が降り、土壌に水分が十分あったが、契約する区画の水はけがよい為、樹勢を大きく管理する必要はなかった。夏は乾燥し、収穫までに房は一様に小さくなり、果皮と果汁の比率が高く、濃密な果実の核に包まれた葡萄を得ることができた。
テクニカル情報
TORの造るカベルネ・ソーヴィニヨンは全て、小さなタンクで醸し期間を2~3週間とり、ロット毎に別々に発酵させ、その後タランソーとダルナージュの新樽で20ヶ月熟成させている。
2021年のヴォカ・リッジ・ヴィンヤードは、主にタランソーを使用し、ダルナジューは僅かだった。他のワインに比べ、長い発酵期間をとったため、力強さ、豊かさ、長い余韻が印象的な仕上がりとなった。
テイスティング・コメント
2021年のヴァカ・リッジ・カベルネは、魅力的な個性の組み合わせである。オークヴィル東丘陵の赤土で鉄分が豊富な土壌に由来する引き締まったタンニンと酸のスタイルと、特徴的な赤系果実主体の温かみのあるスタイルを併せ持つ。ビタースイートチョコレート、ブリスケット(テキサスのバーベキュー料理)、そして余韻にはわずかな濡れたグラファイトのニュアンスが感じられる。このワインは料理とともに楽しむのがふさわしく、特に赤身肉や、イタリアンの肉料理と相性がいい。
ヴォカ・リッジ・ヴィンヤード
シルヴァラード・トレイルとヘネシー湖の北、ナパ・ヴァレーを見下ろすヴォカ山の麓に位置し、「ヴォカ・リッジ=
ヴォカ山の端」と命名された畑。
さまざまな向きの斜面を持ち、オークヴィル東丘陵の大部分を占め、そこからヘネシー湖付近まで、西はプリチャード・ヒルにまで広がっている。セント・ジョージの台木にクローン4を接ぎ木した珍しい組み合わせ。
トアーは、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの2つの区画を管理している。カベルネ・ソーヴィニヨンは西寄りに植えられており、より日照が多く温暖な環境。一方、カベルネ・フランはヘネシー湖に面した区画に植えられ、湖からの冷涼な影響を受ける。
2021年は、カベルネ・フラン単体での発酵と、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの共発酵を行った。品種ごとに別々に醸造するよりもブレンドして醸造する方が、この畑をより良く表現してくれる。
About the Producer
生産者情報
Tor Wines
トアー・ワインズ
トアー初リリースワイン。シルヴァラード・トレイルとヘネシー湖の北に位置し、ボンドのクェラ、メリーヴェール・エステート、ジョセフ・フェルプス、アクセンドなど多くの著名畑があるヴォカ山の麓、セント・ヘレナの東丘陵にあり、ナパ・ヴァレーを見下ろす正に「ヴォカ・リッジ= ヴォカ山の端」と命名された畑。ナパ東丘陵・火山性土壌の特徴である赤系と、ヴァレー・フロアやラザフォード西丘陵が持つ黒・深紫系のニュアンスも兼ね備える。トアーのブロックは花崗岩土壌、セント・ジョージの台木にクローン4を接ぎ木した珍しい組み合わせ。口中に広がるジューシーな果実と、凝縮感があり、タンニンの力強さも特徴。