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ザ・マスコット ナパ・ヴァレー 2019 1500ml

The Mascot Napa Valley

希望小売価格 66,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 1500ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン主体
ブレンド品種 年により少量のカベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
Domain H. William Harlanのナパ・ヴァレー各地区の畑
備考 限定数入荷

詳細データ MORE

ワインメーカー コーリー・エンプティング/ Cory Empting & Domain H. William Harlan チーム
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1HA3P32319
JAN 無し
入数 6
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コメント

畑はオークヴィル/ナパ・ヴァレー近郊、葡萄はハーラン・エステート、ボンド、プロモントリーに使う若木~15年樹や、セレクション後の樽を使用。凝縮感がありながら、果実がフレッシュで、薫り高く、黒系ベリー、胡椒系のスパイス、土のニュアンスがまとまった仕上がり。しっかりとした力強いタンニンを持ち、しなやかな口当たり、落ち着いた味わいを楽しめます。若いうちからも楽しめますが、数時間前の抜栓、デカンタージュにより更にワインの広がりを十分に楽しむことができます。

ハーラン・エステート、ボンド、プロモントリーの葡萄の若木~15年樹と、トップワインのセレクション後の樽がブレンドされる。

テクニカル情報

醸造:Domain H. William Harlan の各ワイナリーで醸造されたワインが持ち寄られブレンドされる。
発酵:木樽、コンクリート、ステンレス・タンク
熟成:仏産225リットル樽(新樽を含む)=ハーラン&ボンド、ストッキンジャー大樽=プロモントリーで熟成(約3年)。
最終ブレンド、瓶詰後18か月を待ってリリース。

ヴィンテージ情報

2019年ヴィンテージは、1月から4月の4か月間に760mm近い雨が降り、土壌に十分な水分量を蓄え若いブドウ樹は生き生きと生育期の準備ができた。開花期の天候に恵まれ、夏の初めは暖かく乾燥した気候となり、樹勢をうまく管理して果実の成長に集中させることができた。収穫は9月中旬から始まり、1か月強をかけて、各畑のブドウの成長度合いをよく見て、収穫の間隔を細かく区切って行われた。

テイスティング・コメント

ダークフルーツ、紅茶、ハーブの香りが奥深くから湧き上がり、口当たりは、 パウダリーで穏やかながら、タンニンが中心に深く密度を持って凝縮しており、口に含んだ後その力強さがじわじわと現れてくる。
余韻には強いエネルギーを感じさせ、鮮やかな赤紫系の果実のディテールが華やかに開いていく。
Domain H. William Harlanの血統に忠実な高貴さと偉大さを持ちながら、親しみやすさも演出。

THE MASCOT ザ・マスコット

進化系プロジェクト。ハーラン、ボンド、プロモントリーの若木~15年樹で造るハーラン・グループの基礎となるワイン

The Mascot ザ・マスコット

ウィル・ハーラン氏(ハーラン創立者ビル・ハーランの息子、当主二代目)は、子供の頃から、ハーランの畑で遊びまわり、葡萄を手でつまみ、樹から直接もぎった葡萄を食べて育った。ハーラン・ファミリーはナパ・ヴァレーでカルトワインの担い手として素晴らしいワインを長年造り続けいる。このプロジェクトの初めは、ハーラン・ファミリーの造るワインの中で、ハーランとしてリリースせず、売却する若木からのワインの樽をいくつかセレクトし、ハーラン・チームの指導の下、ウィル自身がブレンドし、家族や友達と楽しんでいたものでした。2008年ヴィンテージよりブランド名が決まり、ラベル、チームが出来正式リリースとなりました。日本へは2009年が初リリースとなりました。2020年よりコンセプトがプライベートワインからハーラン・グループを基礎から支えるワインへ進化しています。価格体系も下方に見直されました。

ザ・マスコット・ストーリー(ウィル・ハーラン談)

子供の頃から、ハーランの畑で遊びまわり、葡萄を手でつまみ、樹から直接もぎった葡萄を食べて育ちましたが、実際に私がワインを造ることに情熱を注ぐことになるとは思っていませんでした。

皆様ご存知の通り、私の家族はハーラン・ファミリーとして素晴らしいワインを長年造り続けており、私はまだこのビジネスに入ったばかりです。

しかし、数年前から興味本位で初めていたことが、私がこのワイン業界に入るきっかけになるとは思いもよらないことでした。

2008年から正式にリリースされ、2012年からは収穫から、ワイン醸造、ブレンドに至るまで、私自身がハーラン・チームと共に経験を積み始めました。

このプロジェクトの初めは、ハーラン・ファミリーの造るワインの中で、ハーランとしてリリースせず、売却する若木からのワインの樽をいくつかセレクトし、ハーラン・チームの指導の下、自分でブレンドし、家族や友達と楽しんでいたものです。

名前もラベルもありませんでした。

2008年ワイン名、ラベルが決まり、正式リリースとなりました。

2020年からは、ハーラン・グループ200年構想の一環として、年々クオリティが高くなるハーラン、ボンド、プロモントリーの若木~15年樹齢程の葡萄をザ・マスコットとして生産を一定量まで造る。

更に各ワインの上級セレクションを厳格にし、そのセレクション以外のハイ・クオリティのワインもザ・マスコットにブレンドし、根底からハーラン・グループを支えるワインに進化させ、役割を明確にし、価格の見直しも行なわれました。

左からウィル・ハーラン(二代目当主)、ビル・ハーラン(創業者)
(Photography by Olaf Beckmann and Matt Morris)

ラベルデザインに関して

ラベルに描かれる白いイングリッシュ・ブル・テリアの名は「プリンス」。1900年代前半ピッツバーグにあったファーマーズ・デポジット・ナショナル・バンクの証券に描かれていた犬の図案です。
プリンスはファーマーズ・デポジット・ナショナル・バンクの頭取の愛犬でした。銀行の入口では訪れる顧客に熱心に挨拶して出迎えていました。また銀行がスポンサーを務める地元のスポーツ・チームのマスコットも務めたといいます。銀行の入口には彼の銅像まで建てられました。

 

残念なことにその銀行も銅像ももう今は存在しません。しかしプリンスはTHE MASCOTのラベルで生き続けている。ナパ・ヴァレー カベルネの奥深い世界へと人々を導き、Domain H. William Harlanのグラン・ヴァンへの扉を開く”マスコット”の象徴として。※版権はハーラン・グループが買取っています。

マスコットのラベルに使用されているイングリッシュ・ブル・テリア「プリンス」のファーマーズ・デポジット・ナショナル・バンクのオリジナル証券

ワイナリー情報

マスコットに使用される畑
ハーラン・グループの全畑からブレンドという豪華さ