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ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2019

Pinot Noir Sonoma Coast

希望小売価格 15,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ピノ・ノワール100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ソノマ・コースト/ Sonoma Coast
ネステッドAVA、他
リドル・ランチ/ Riddle Ranch Vineyard
備考 Parker Point 93P在庫僅少

詳細データ MORE

ワインメーカー トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown
醸造
熟成 仏産樽にて11カ月熟成(新樽率25%)
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 13.9%
品番 1SHBI22119
JAN 無し
入数 6
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コメント

2009年にピノ・ノワールを造る決心をした。2016年ヴィンテージまではブエナ・ティエラのスワンクローンの植わる区画から葡萄を調達。2017年からトーマスの調達先の一つであるリドル・ヴィンヤードに変更。 オキシデンタルの町から北にある優良ピノ・ノワールの畑が集まる地区。仏産樽11カ月熟成(新樽比率 25%)ピュアで土壌を感じるソノマ・コーストらしいピノ・ノワール。深く美しいガーネット色、フェンネル、リコリス、イチジク、プラム、アプリコット、そして熟したベリーの香。いつまでも味わいが続く長いフィニッシュが次の一口へと誘う。

ブルゴーニュワインをこよなく愛す、ドン&ジョアン夫妻は2009 年にピノ・ノワールを初リリース。
2016年VTG まではブエナ・ティエラのスワン・クローンの植わる区画から葡萄を調達。
2017年からトーマス自身のブランド、リヴァース・マリーの調達先の一つであるリドル・ランチに変更。

テイスティング・コメント

熟したプラムとチェリーの美しい香り。明るい酸味とシルキーなタンニン、ラズベリー、シナモンやクローヴといった甘いベーキング・スパイスの複雑な風味が特徴。

93P Jeb Dunnuck.com Feb 16, 2023 by Jeb Dunnuck

畑情報
リドル・ランチ
1892 年にさかのぼる歴史的な畑。
海岸から10 ㎞程でオクシデンタルのすぐ北、グリーン・ヴァレーの端に位置する7ha の畑。

水はけのよいゴールドリッジとフランシスカン頁岩土壌に、クローン115,828,ポマール、マウント・エデンが高密度で植えられている。
周辺エリアは高評価ピノ・ノワールを産出する畑が集まる「ピノのスイート・スポット」。

生産量:245ケース
SHIBUMI KNOLL VINEYARDS シブミ・ノール・ヴィンヤーズ

「しぶみ」は「さりげない完璧さ」を表現。セント・ヘレナ北部最良の地とソノマ古樹の畑からこだわりのプレミアム・ワインを造る

St.Helena, Napa Valley

Shibumi Knoll Vineyards シブミ・ノール・ヴィンヤーズ

2003年ドン&ジョアン・ロス夫妻が、セント・ヘレナの北、ハイウェイ29号線とナパ・リヴァーの間の小さな丘の上にある0.8ヘクタールの土地とコテージを購入して創業。ドンは元NASAのアポロ月面着陸計画のプロジェクトエンジニア。その後アルミ成型会社で財を成し、ワイン・コレクターとしても有名。購入した敷地にはVineyard 29のアイーダの畑の一部であった1996年植樹のカベルネ・ソーヴィニヨンの畝が数列含まれおり、それを熟知したデイヴィッド・エイブリューをヴィンヤード・マネージャーに、トーマス・リヴァース・ブラウンをワインメーカーに抜擢。2005年にはシャルドネ ブエナ・ティエラ・ヴィンヤードをリリース。そのシャルドネはワイン・スペクテーターで当時のシャルドネとしては最高得点だった97点を獲得し注目を集める。これはマーカッシン、オーベール、コングスガードに比肩する評価だった。ドンは2016年4月8日に死去。ジョアン夫人がワイナリーを切り盛りする。

セント・ヘレナ北部最良の地とソノマ古樹の畑からトーマス・リヴァース・ブラウンが造る

創業者であるドン・ロス/ Don Rossは元NASA のエンジニア。

アポロ月面着陸計画のプロジェクトエンジニアを勤めた。

1970 年に小さなアルミ成型会社を買収し、すぐに国内最大のシャワー・ドア部品のメーカーに育て上げ、財を成す。

高級ワイン・コレクターとしても知られていた。

シブミ・ノールの歴史はドンと妻のジョアンがサンフランシスコのベイエリアからナパに引越て来たことから始まる。

2 人はセント・ヘレナの北部、ハイウェイ29 号線とナパ・リヴァーの間に位置する小さな丘の上にある0.8 ヘクタールの土地と質素なコテージ(もともとは1921 年に建てられた石造りの納屋)を購入した。

その敷地にはVineyard 29 のアイーダの畑の一部であった1996 年植樹のカベルネ・ソーヴィニヨンの畝が数列含まれていた。

創業者、ドン・ロス

そこでダンは元々アイーダを管理していたデイヴィッド・エイブリュー/ David Abreuをヴィンヤードマネージャーに、ワイン会仲間であったトーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brownをワインメーカーに任命。

2003 年にカベルネ・ソーヴィニヨンを初リリース。

ドンが友人であるナパ・ヴァレー・カントリー・クラブのプロ・ゴルファーに自分のワインをプレゼントしたところ、そのボトルがワイン・スペクテーター誌のシニア・エディターであるジェイムス・ローブの手に渡る。

そして、同誌のブラインド・テイスティングでそのワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン 2004)が92 点を獲得。

デイヴィッド・エイブリュー、ヴィンヤード・マネージャ―

2005 年にはシャルドネブエナ・ティエラ・ヴィンヤードをリリース。

そのシャルドネはワイン・スペクテーターで当時のシャルドネとしては最高得点だった97 点を獲得し注目を集める。

これはマーカッシン、オーベール、コングスガードといったシャルドネのオーソリティーに比肩する評価だった。

トーマス・リヴァース・ブラウン、ワインメーカー

しかし、その後もほとんど生産量を増やすことが無く「知る人ぞ知る」ワイナリーとなっている。

ドンは2016 年4月8 日に死去。現在はジョアン夫人が切り盛りする。

ジョアン・ロス/ Joann Ross

ワイナリー名“Shibumi”の由来

ミュンヘン・オリンピックのテロ事件(イスラエル選手団が殺害された)の犯人に報復すべくユダヤ人グループが立ち上がるが・・・というベストセラーになったサスペンス小説にちなむ。

ジョアンによると「渋み」とは「シンプルさによる完璧さの追求」「さり気ない完璧さ」を表す身体的・感情的な状態を表す。

荘厳な樫の木の下360°葡萄畑に囲まれた、ドン&ジョアンのナパでの生活は二人にとってまさに「シンプルさによる完璧さの追求」だった。

因みにキアヌ・リーヴス主演の映画「ジョン・ウィック」の冒頭シーンでこの小説が登場する。主人公のジョン・ウィックのキャラも小説に登場するニコライ・ヘルが投影されているように見える。

ワイナリー情報

ダンとジョアンのコテージに隣接する自社畑。土壌の80% が岩で構成されるミル・クリークの沖積扇状地の上に位置するため水はけが良い。

表土の保水性の良い堆積土壌の粘土もカベルネに有効。

そのためナパのカベルネの優雅さを示しながらも、岩の多い丘陵地の畑のワインに見られる骨格を持つ。

この自社畑からエステート カベルネ・ソーヴィニヨンを造る。

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