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クロスローズ by ラッド ソーヴィニヨン・ブラン マウント・ヴィーダー エステート ナパ・ヴァレー 2021

CROSSROADS by RUDD Sauvignon Blanc Mt.Veeder Estate

希望小売価格 7,800 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ソーヴィニヨン・ブラン約90%、
ブレンド品種 ソーヴィニヨン・グリ、セミヨン
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 マウント・ヴィーダー/ Mt. Veeder
マウント・ヴィーダー・エステート/ Mt. Veeder Estate
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー ナタリー・バス/ Natalie Bath
醸造 コンクリート・タンク61%&仏産樽(数年使い)32%、仏産樽(新樽)7%にて発酵・熟成
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1RUDA21121
JAN 860004052319
入数 12
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コメント

クロスローズは自社畑から造られ、醸造はラッドと全く同じ、ブレンド時に分けれられ追加熟成・瓶詰め。コンクリート・タンク61%、仏産樽(数年使い)32%、仏産新樽7%で醗酵・熟成8か月オークヴィルの西丘陵マウント・ヴィーダーの山頂近く、東南向き急斜面秀逸な酸がフレッシュさを保つ。オーガニック栽培。レモンタルト、ライムジュース、アーモンドが香りミディアムボディで爽快な酸。

ラッドから「クロスローズ」ブランドが新しくリニューアル

ラッド・エステートは創業者・故レスリー・ラッド氏が1996年にオークヴィルの国道より東側のオークヴィル・クロスロードとシルヴァラード・トレイルが交差するナパ・ヴァレーでも特級のワイナリーが結集する地区に自社畑を購入。
ボルドーのシャトー・オー・ブリオンを目標に、素晴らしいテロワールと名立たるワインメーカーのバトンリレーにより高い評価を受けてきました。
ワインは自社畑のみから造られ、赤ワインは銘醸地オークヴィルから、白ワインはオークヴィルの西側山麗マウント・ヴィーダーに自社畑を持ち、オーガニック栽培を行っています。
2015年にシャトー・マルゴーのインターンを終え、ワイナリーに戻ったレスリーの娘サマンサが、父レスリーの情熱と宝物である自社畑のワインを継承し、新たな息吹を新しいチームと共に吹き込んでいます。

サマンサの新しい取り組みの一つは、今までラッド・ブランドの3つのワイン(白1、赤2)をセレクトした以外の葡萄は、全て売却されていましたが、シャトー・マルゴーのパヴィオン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーにならい、セカンド・セレクションから「クロスローズ」ブランドにて赤・白ワインをリリースします。
数代前のワインメーカーによりクロスローズのワインは造られていましたが、まったく新しいものとしてラベルもリニューアルしました。
クロスローズは全て自社畑の葡萄のみから造られ、醸造もラッドと全く同じ、ブレンド・セレクション時に分けられ、追加熟成・瓶詰めされます。

ヴィンテージ情報

2021ヴィンテージのマウント・ヴィーダーの冬の雨は少な目、マイルドな温かい春から、温暖で順調な夏を経て、8月には高温な日が続いた。
例年より早い8月14日からソーヴィニヨン・ブランの収穫が始まり、ソーヴィニヨン・グリとセミヨンを含めて13日間で収穫を終えた、結果として収量も葡萄の房も小さいが、凝縮した高品質な葡萄となった。

テイスティング・コメント

グラスからしっかりと立ち上がるアロマは柑橘類を剥いた時のフレッシュさ+トロピカル(グアヴァ)、洋梨、グレープフルーツの苦み、石灰の粉、アーモンド、刈りたての草を感じる。
ミディアム・ボディでしっかりとした厚みがあり、柑橘系フレッシュさと微かな塩味、マイルドな酸が気持ちの良い余韻を演出する。

RUDD ESTATE ラッド・エステート

オークヴィルの銘醸地に自社畑を持つ老舗ワイナリーは、後継者を得て伝統の継承と革新を続け新たなる高みを目指す

Oakville, Napa Valley

Rudd Estate ラッド・エステート

創業者・故レスリー・ラッド氏が1996年にオークヴィル東側、シルヴァラード・トレイルとオークヴィル・クロスロードとが交差するナパ・ヴァレーでも特級ワイナリーが結集する地区に自社畑を購入。素晴らしいテロワールと有名ワインメーカーのバトンリレーにより高い評価を受けてきた。ワインはオーガニック栽培の自社畑のみから造られ、赤ワインは銘醸地オークヴィル東側から、白ワインはオークヴィルの西側山麗マウント・ヴィーダーから造られる。2015年にレスリーの娘サマンサが継承し、新たな息吹を新しいチームと共に吹き込んでいる。クロスローズは自社畑のみで造るセカンド・セレクション

ナパ・ヴァレーの銘醸地「オークヴィル」の東西両サイドに至高の自社畑を持つ
設立から20年、創業者から次世代に引き継がれていく

創業者・故レスリー・ラッド/ Leslie Ruddは数々の飲食産業で成功を収め、1996年にオークヴィルの国道29号線より東、オークヴィル・クロスロードとシルヴァラード・トレイルが交差する地点周辺の土地を購入し、ボルドーのシャトー・オー・ブリオンを目標に、フランスとアメリカ双方の有識者のアドバイスの元(Chateau haut-BrionのJean Bernard Delmas、Loireの故Didier Dagueneau、PetrusのOlivier Berrouet、Ramey VineyardsのDavid Rameyなど)、テロワールの究極の表現を反映したワインを生み出すには、農業とワイン造りについての独特のアイデアを持ち、職人技、芸術性、卓越性を生かし、多世代にわたる遺産の継承が必要であるというヴィジョンを持ち続け、ラッド・エステートを磨き上げてきました。

ワイナリーだけでなく、2014年までディーン&デルーカのオーナーであり、また素晴らしいナパ・ヴァレー・ワインのライブラリーコレクションを持つPRESSレストランのオーナーとして、ナパ・ヴァレーの発展にも大きく貢献してきました。

妻のスーザンはラッドの素晴らしい庭園、果樹園の管理に心血を注ぎ、彼女の笑顔と暖かい人柄はラッド・エステートに充満しています。

レスリー&スーザン・ラッド夫妻

サマンサ・ラッド/ Samantha Rudd

2015年娘のサマンサがボルドーのシャトー・マルゴー、ナパ・ヴァレーのスポッツ・ウッドでのインターン、パリでのビジネスの研修を終え、ワイナリーに帰ってきました。

サマンサは子供の頃からこのオークヴィル・エステートで育ち、自分の将来を見据え研修を積んできました。

父が情熱を注いできた至宝なるこの土地とワイン・ビジネスを家族で次世代に引き継いていくことになりました。

ナパ・ヴァレーではロバート・モンダヴィ世代からその子へ、その孫へと世代交代が進んでいます。

しかしながら、全てのワイナリーの創業者家族が引き継いで行くことは非常に難しく、精神的、経済的に問題なく家族に引き継がれていくことは稀です。

多くは大手資本に売却したり、一代で終わってしまうワイナリーも沢山あります。

ラッド・エステートの場合は父から娘へ非常にうまく引き継がれたと2019年1月の「ロブ・レポート」(アメリカのラグジュアリー・マガジン、ウェブサイト)に掲載されました。

サマンサは最高の布陣を整え、チームでこれからのラッド・エステートを将来に繋いでいきます。

これからの動向が注目されます。

サマンサ・ラッド

オーガニック栽培

外部から買う肥料や農薬は避け、ほとんどをオーガニックで自社製造し、除草剤、殺虫剤は使いません。

有益な昆虫を放ち、ルリツグミやフクロウの巣箱、猛禽類の止り木を葡萄畑に設置しています。

シャープシューターを餌とする一種のブルーバードが周りの森に棲んでいます。

数年前から少数の羊を夏の間マウント・ヴィーダー・エステートに放っています。

カバークロップや雑草を適度に食べ草刈りの手間が減り、トラクターが畑にはいらないので、その重量で土を固めることがありません。

また羊の堆肥で土壌に窒素を養います。

重要な事は土壌の健康です。

葡萄の根が微生物を介して健康的に土壌の個性を吸い上げるのが理想です。

ワイナリー情報

オークヴィル・エステート

オークヴィルの国道29号線より東側のヴァレー・フロアから、シルヴァラード・トレイルを越えてプリチャ―ド・ヒルに続く丘陵は、ナパ・ヴァレーの「メッカ」とも言われ、超有名ワイナリーがひしめきます。

スクリーミング・イーグル、ボンドのひとつセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ、レイミーのペドリカル、ターンブルのウェイツなどなど。ラッドはそのほぼ真ん中に赤ワイン品種が植わる自社畑とワイナリーを所有します。

畑の母岩は固い火山岩で、3つの違った土壌が特徴です。

ワイナリーを取り囲む23haは昔ヴァカ山の火山から流れてきた火山性土壌の赤土で保水力があり、鉄分、鉱物感、豊満な果実味、力強いタンニンが特徴となります。

ワイナリーの北側16haはなだらかな斜面で小石が混じる川の堆積土壌で水はけが良いため、バランスがとれた複雑味に富んだ葡萄となります。

オークヴィル・クロスロードの南にある3haの区画は粘土質と砂が混じった東向き斜面で個性的な凝縮感を生みます。

三つの違う土壌により、多様性のある葡萄が栽培され、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックを適した土壌に合わせて植樹しています。

マウント・ヴィーダー・エステート ナパ・ヴァレー

ナパ・ヴァレーの西側マヤカマス山脈の南側に位置するマウント・ヴィーダー標高490mに32haの土地を持ち、6.5haに葡萄を植樹、その周りにはオーガニックの野菜、ハーブ、オリーブを栽培しています。

植樹する品種についてはフランス・ロワールの故ディディエ・ダグノーからアドバイスを受け、リッジのポール・ドレイパーが植替えの際に指南役だったという豪華さ。

山の頂上近く、東南を向き、30度の斜度の急斜面。

冷たい風が吹き込む為、秀逸な酸をキープし、朝日を十分浴びてゆっくりと熟すため糖度は急上せず、フレッシュさと完熟を完成させるソーヴィニヨン・ブラン最適の畑です。

少量のボルドー品種も植わり限定レッド・ブレンドを造る。

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