クロスローズ by ラッド
カベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル・エステート ナパ・ヴァレー 2021
CROSSROADS by RUDD Cabernet Sauvignon Oakville Estate
生産者: ラッド エステート
希望小売価格 14,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン88% |
ブレンド品種 | カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド6% |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | オークヴィル/ Oakville |
畑 | オークヴィル・エステート/ Oakville Estate |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ナタリー・バス/ Natalie Bath |
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醸造 | ステンレス・タンク、コンクリート・タンク、小樽など数種類の発酵槽を使い分ける、仏産樽(新樽率47%)にて熟成 |
熟成 | |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | |
品番 | 1RUDM21121 |
JAN | 860004052302 |
入数 | 12 |
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コメント
ラッドから「クロスローズ」ブランドが新しくリニューアル
ラッド・エステートの創業者・故レスリー・ラッド氏は、1996年にオークヴィルの国道より東側のオークヴィル・クロスロードとシルヴァラード・トレイルが交差するナパ・ヴァレーでも特級のワイナリーが結集する地区に自社畑を購入。
ボルドーのシャトー・オー・ブリオンを目標に、素晴らしいテロワールと名立たるワインメーカーのバトンリレーにより高い評価を受けてきた。
ワインは自社畑のみから造られ、赤ワインは銘醸地オークヴィルから、白ワインはオークヴィルの西側山麗マウント・ヴィーダーに自社畑を持ち、オーガニック栽培を行っている。
2015年にシャトー・マルゴーのインターンを終え、ワイナリーに戻ったレスリーの娘サマンサが、父レスリーの情熱と宝物である自社畑のワインを継承し、新たな息吹を新しいチームと共に吹き込んでいる。
サマンサは新しい取り組みの一つとして、今までラッド・ブランドの3つのワイン(白1、赤2)をセレクトした以外の葡萄は、全て売却されていたところを、シャトー・マルゴーのパヴィオン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーにならい、セカンド・セレクションから「クロスローズ」ブランドにて赤・白ワインをリリースした。
数代前のワインメーカーによりクロスローズのワインは造られていたが、まったく新しいものとしてラベルもリニューアルした。
クロスローズは全て自社畑の葡萄のみから造られ、醸造もラッドと全く同じ、ブレンド・セレクション時に分けられ、追加熟成・瓶詰めされる。
ヴィンテージ情報
2021年は、自然に恵まれたヴィンテージだった。冬の降雨は少なく、ナパ・ヴァレーでは前年に続いて乾燥傾向だったため、萌芽は早めに始まった。春の穏やかな気温により生育は順調に進み、夏にかけて気温が上昇し、収穫開始の後押しとなった。オークヴィル・エステートでは8月27日から収穫が始まり、バランスよく熟したカベルネ・ソーヴィニヨンが3週間にわたって順次収穫された。収量は少ないながらも、凝縮感と豊かな風味を備えたブドウが実り、厳選されたロットから親しみやすく見事なクロスローズ・カベルネ・ソーヴィニヨンが生まれた。
テクニカル情報
土壌・葡萄の個性に合わせた形の違うステンレスタンク、自社畑の岩を砕いで混ぜたコンクリートタンク、小樽(225L-500L、葡萄の撹拌を回転させて行う)など、数種類の発酵槽を使い分ける。仏産数年使いの樽53%、新樽47%にて熟成。
テイスティング・コメント
クロスローズ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2021 は、このワインの魅力を余すところなく表現している。グラスからは、砕いたドライフラワーや熟したブラックチェリーの豊かな香りが立ち上がり、軽やかなタバコの葉やセージのニュアンスが奥行きを添える。口に含むと、生き生きとした赤スグリやブラックチェリーが弾けるように広がり、伸びやかな酸が味わいをいっそう際立たせる。ミネラル感やココアのニュアンスを伴うタンニンが、丸みのある口当たりに複雑さと個性を与える。余韻にはほのかな甘みとスパイスが感じられ、全体を美しくまとめ上げている。ディナーに持ち寄るには最高のワインで、温かいロースト料理や様々なサイドディッシュ、そして素晴らしい雰囲気とともに楽しめる1本。

About the Producer
生産者情報
Rudd Estate
ラッド エステート
自社畑はオークヴィルの東側、銘醸畑が集まるほぼ真ん中に位置する。スクリーミング・イーグル、ボンドのセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ、ジョゼフ・フェルプスのバッカスなど。3つの違った土壌から多様性のある葡萄となる。オーガニック栽培。鉄分を多く含んだ赤土土壌の個性がワインの味わいにも現れフルボディ、凝縮感のあるタンニン。2020年は暖かく乾燥した冬から始まり、3月の恵みの雨、夏の間の暖かい昼と涼しい夜が生育を早め、ラッドの赤ワインの歴史の中で一番早い8月28日から収穫が始まり、9月25日前に完了。山火事の前に全ての収穫が終わり、全く問題のないフレッシュさとしなやかさを持つ素晴らしい出来栄え。