印刷する

クロスローズ by ラッド
カベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル・エステート ナパ・ヴァレー 2020

CROSSROADS by RUDD Cabernet Sauvignon Oakville Estate

希望小売価格 14,500 円(税別)

ヴィンテージ 2020年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン85%
ブレンド品種 カベルネ・フラン、マルベック、プティ・ヴェルド
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 オークヴィル/ Oakville
オークヴィル・エステート/ Oakville Estate
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー ナタリー・バス/ Natalie Bath
醸造 ステンレス・タンク、コンクリート・タンク、小樽など数種類の発酵槽を使い分ける
熟成 仏産樽(新樽率37%)にて22か月熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.9%
品番 1RUDM21120
JAN 860004052302
入数 12
-- --

コメント

自社畑はオークヴィルの東側、銘醸畑が集まるほぼ真ん中に位置する。スクリーミング・イーグル、ボンドのセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ、ジョゼフ・フェルプスのバッカスなど。3つの違った土壌から多様性のある葡萄となる。オーガニック栽培。鉄分を多く含んだ赤土土壌の個性がワインの味わいにも現れフルボディ、凝縮感のあるタンニン。2020年は暖かく乾燥した冬から始まり、3月の恵みの雨、夏の間の暖かい昼と涼しい夜が生育を早め、ラッドの赤ワインの歴史の中で一番早い8月28日から収穫が始まり、9月25日前に完了。山火事の前に全ての収穫が終わり、全く問題のないフレッシュさとしなやかさを持つ素晴らしい出来栄え。

ラッドから「クロスローズ」ブランドが新しくリニューアル

ラッド・エステートの創業者・故レスリー・ラッド氏は、1996年にオークヴィルの国道より東側のオークヴィル・クロスロードとシルヴァラード・トレイルが交差するナパ・ヴァレーでも特級のワイナリーが結集する地区に自社畑を購入。
ボルドーのシャトー・オー・ブリオンを目標に、素晴らしいテロワールと名立たるワインメーカーのバトンリレーにより高い評価を受けてきた。
ワインは自社畑のみから造られ、赤ワインは銘醸地オークヴィルから、白ワインはオークヴィルの西側山麗マウント・ヴィーダーに自社畑を持ち、オーガニック栽培を行っている。
2015年にシャトー・マルゴーのインターンを終え、ワイナリーに戻ったレスリーの娘サマンサが、父レスリーの情熱と宝物である自社畑のワインを継承し、新たな息吹を新しいチームと共に吹き込んでいる。

サマンサは新しい取り組みの一つとして、今までラッド・ブランドの3つのワイン(白1、赤2)をセレクトした以外の葡萄は、全て売却されていたところを、シャトー・マルゴーのパヴィオン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーにならい、セカンド・セレクションから「クロスローズ」ブランドにて赤・白ワインをリリースした。
数代前のワインメーカーによりクロスローズのワインは造られていたが、まったく新しいものとしてラベルもリニューアルした。
クロスローズは全て自社畑の葡萄のみから造られ、醸造もラッドと全く同じ、ブレンド・セレクション時に分けられ、追加熟成・瓶詰めされる。

ヴィンテージ情報

2020年のオークヴィルの生育期は、暖かく乾燥した冬から始まり、3月の雨が土壌に栄養を与え、穏やかな春へと向かった。朝は涼しく日中は暖かい夏となり、ラッドの歴史でも一番早い8月28日から9月25日まで行われ、山火事グラスファイアヤーの前に全て完了した。 一か月間に及ぶ長い収穫期間が早い収穫では秀逸な酸を、遅い収穫では十分な熟成というバランスが取れた葡萄が収穫できた。

テクニカル情報

土壌・葡萄の個性に合わせた形の違うステンレスタンク、自社畑の岩を砕いで混ぜたコンクリートタンク、小樽醗酵(225L―500L、葡萄の撹拌を回転させて行う)など、数種類の発酵槽を使い分ける。 熟成は仏産数年使いの樽63%、仏産新樽37%約22か月熟成。

テイスティング・コメント

鉄分を多く含んだ赤土土壌の個性がワインの味わいにも現れ、土っぽさ、赤味の肉などのオークヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさが葡萄の持つ本来の果実味(ブルベリーやストロベリーのニュアンス)と共に楽しめる。フレッシュで生き生きした果実、フルボディ、濃い色合い、凝縮感のあるタンニン。
今直ぐにも楽しめ、熟成も十分に期待できる。

About the Producer

生産者情報