生産者: リヴァース マリー
希望小売価格 13,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2022年 | 
|---|---|
| 容量 | 750ml | 
| タイプ | 赤ワイン | 
| 味わい | ミディアム・ボディ | 
| 主要品種 | ピノ・ノワール 100% | 
| ブレンド品種 | |
| 原産国名 | アメリカ | 
| 地方名 | カリフォルニア | 
| AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast | 
| ネステッドAVA、他 | |
| 畑 | シルヴァー・イーグル・ヴィンヤード/ Silver Eagle Vineyard | 
| 備考 | 94P vinous by Antonio Galloni, January 2024 | 
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown | 
|---|---|
| 栽培・醸造 | 15%の全房使用、仏産樽(フランソワ・フレール、レモンド)にて熟成(新樽率15%) | 
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 | 
| キャップ | コルク | 
|---|---|
| アルコール度数 | 14.3% | 
| 品番 | 1RIVI58122 | 
| JAN | |
| 入数 | 12 | 
コメント
ソノマ・コースト、オキシデンタル地区
リヴァース-マリーのシャルドネ、ピノ・ノワールは、寒流が流れる海から内陸に続く海岸丘陵の中でも、ラシアン・リヴァー・ヴァレーやグリーン・ヴァレーの西側に位置する「オキシデンタル地区」で生まれる。
                            
このエリアは海からの霧の影響を受け涼しく、痩せた土地に加えて、海の堆積物が隆起した土壌、昼間の十分な日照など、極上のピノ・ノワールに適したテロワールを有する。
                            
トーマス・リヴァース・ブラウン曰く「ワインは自然の産物」。
毎年畑と生産量は変化に富む。
                            
彼がキャリアを始めたターリー時代からの友人・栽培家のスコット&ジョアン・ツェラー夫妻とのコネクションにより、今までに下記の畑でワインを手がけてきた。
スーマ
                            (自社畑)、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、リドル・ランチ、ランセル・クリーク、ジオイア、カンツラー、ティエリオ、ジョイ・ロード、プラット、ベアワローなど。
                        
 
                        ピノ・ノワールの醸造に関して
手摘みされた葡萄を除梗し(一部とても良い房だけ梗を残しておく)、コールド・ソーク(低温浸漬)を約7日間10℃で行う(表面が乾かないように注意)。
5日目に冷却装置を止め、自然に温度の上昇を待つ。
7~8日目には醗酵が始まり、自然のまま醗酵を待つ。(涼しい年は3日で終わってしまうことも、10日間続くこともある。)
フリーランジュースとプレスジュースを一晩寝かせてから、樽に移し(新樽比率はキュヴェにより異なるが比較的少な目)、マロラクティック醗酵は大体10か月位で終わる。
澱を自然に落とした時点で初めてSO2を少量入れる。初夏にブレンドを決め、次のヴィンテージの収穫前に瓶詰。(ノン・フィルター、人工的な澱引きはしない。)
約半年休ませ、年が明けてから春頃にリリースする。
        
アントニオ・ガッローニのテイスティング・コメント
2022年は、深い青・紫系のフルーツ、ラベンダー、スパイス、ドライハーブの風味が溢れるように広がる。力強く筋肉質なピノ・ノワールであり、畑の素晴らしさが見事に表れている。カレラ、VR、スワンのクローンが、深みのある色調、奥行きのある味わいといった個性を生む。15%の全房使用と心地よいタンニンが、ワイン全体に重厚な印象を与えている。実に見事な1本だ。
            
94P vinous by Antonio Galloni, January 2024
            
生産量:395ケース
クローン
カレラ・クローン:カリフォルニアにおける歴史的なクローン(もとはブルゴーニュから) 
            
VR・クローン:ブルゴーニュ、ヴォーヌ・ロマネ(VR)ラ・ターシュからと言われている。 
            
スワン・クローン:ラシアン・リヴァー・ヴァレーに1900年代中期ジョゼフ・スワンが植えたクローン(ブルゴーニュから)
シルバー・イーグル・ヴィンヤード
                                
オキシデンタルの町の北に位置し、畑内をグリーン・ヴァレーの境界線が通る。
                                ソノマ随一の栽培家・故ユリシス・ヴァルデスが所有していた畑で、現在はその家族により大切に管理されている。多くの生産者が葡萄を求めるソノマ・コーストにおけるピノ・ノワールの優良畑で、 UV-SL と呼ぶ著名生産者もいる。畝毎にクローンが分かれ、それぞれ選ばれた生産者が契約栽培をしている。リヴァース-マリーが契約栽培をしている区画には、3つのクローンが植えられ、そのコンビネーションが複雑味を出している。
                            
トーマス・リヴァース・ブラウンと妻マリーが魅了されたソノマ・コースト・エレガント・ピノ・ノワールと真骨頂のナパ・カベルネ
 
                    Rivers-Marie リヴァース・マリー
 
 
今最も脚光を浴びるワインメーカー「トーマス・リヴァース・ブラウン」(現在15社近くのワインメーカーを務める、代表はシュレーダー、アウト・ポストなど、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインでパーカー、ワインスペクテーターの高得点を叩きだすスター・ワインメーカーが、妻ジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと自分の名前を冠して造るのは「ピノ・ノワールとシャルドネ」。それもソノマ・コーストに特化し、秀逸な畑数か所からの葡萄を用いてシングル・ヴィンヤードと、その畑の特徴を生かしたブレンド・ピノ・ノワールを2002年から造り始めた。その生産量の少なさから(1,300~2,000ケース)、メーリング・リストのみ(4,000人以上が待つ)で販売されていたが、ついに正規輸入として取り扱うことが叶いました。現在は幾多のワイナリーで100Pをただき出した真骨頂のナパ・カベルネもラインアップします。
今最も脚光を浴びる「トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown」は、現在15社近くのワインメーカーを務め、代表はシュレーダー、ダブル・ダイアモンド、アストン、ボアズ・ヴュー、プリド~ウォーカー、アウト・ポスト(以上、弊社取扱い)、マイ・バッハ、ブラック・シアーズ、ジョーンズ・ファミリー、キアレロ、ハリス、ホーベル、ヘスタン、シーヴァー、カーサ・ピエナ、レヴァーナ、ヴォリス、センシーズなど。
カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインでパーカー、ワイン・スペクテーターの高得点を叩きだしています。
そのトーマスが、妻ジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュ/ Genevieve Marie Welshと自分たちのミドルネームを冠した「リヴァース-マリー」を設立、秀逸な畑からの葡萄を用いてシングル・ヴィンヤードと、その畑の特徴を生かしたブレンド・ワインを2002年から造り始めました。
シャルドネとピノ・ノワールはソノマ・コーストのオキシデンタル地区に特化し(ピノ・ノワールは自社管理畑・スーマを持ちます)、カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーの特徴ある各地の畑を使います。
日本へは、2013年当時その生産量の少なさから(1,300~2,500ケース)、メーリング・リストのみ(4,000人以上が待つ)で販売されていましたが、2011VTGより正規輸入元(弊社)を通して少量のみ入り始め、現在は毎年限定アイテム、限定数が揃います。
 
                            トーマス・リヴァース・ブラウンとジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュ
カリストガにあるワイナリー。
 
                 
           
      
多くの生産者が葡萄を求める畑で別名はUV-SL(故ユリシス・ヴァルデス管理の畑)。畝毎に違うクローンが植樹され、生産者によりクローンのブレンドが違う。青、赤、黒系のベリーミックスが特徴。非常に香り高く、スパイス、土っぽさ、ミント、煙草、ポプリなど、ピノ・ノワール典型の複雑さが楽しめる。2022年はプラム、ザクロ、ブラック・ラズベリーにスパイス感が加わる。非常に凝縮しており、旨味としなやかな口あたり、余韻にはスモーク、グラファイト、ミント、オレンジピール、ラベンダー、ペッパーなどの様々な要素が溢れ出る。