希望小売価格 45,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2020年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | ワシントン |
AVA | コロンビア・ヴァレー/Columbia Valley |
ネステッドAVA、他 | ホース・ヘヴン・ヒルズ/ Horse Heaven Hills |
畑 | シャンプー・ヴィンヤード/ Champoux Vineyard、マッハ・ワン/ Mach One Vineyard |
備考 | Parker Point 98 The Wine Advocate May 2023 Week 2, by Anthony Mueller |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ポール・ガリツィン/ Paul Golitzin |
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醸造 | |
熟成 | 仏産新樽にて22か月熟成 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.8% |
品番 | 3QUIM32120 |
JAN | 無し |
入数 | 6 |
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コメント
テイスティング・コメント
黒い果実、白檀、アニス、カカオニブのアロマ。
ブラックベリー、ブルーベリー、プラムのしっかりした味わいが幾重にも重なって躍動するような活力がある。
海鮮醤(中華調味料で甜面醤より濃厚な味わい)のような甘味噌を思わせるエキゾチックなニュアンスが加わる。
ワインは大きな骨格とバランスのとれた構造を持ち、非常に濃厚で凝縮感があり、長いフィニッシュを持つ。
シャンプー ヴィンヤード
シャンプー・ヴィンヤード
コロンビア川の北、標高180~240メートルにあり、細かい砂質ローム土壌。
前の管理者シャンプーは樹勢管理と土壌の栄養バランスで品質を大幅に改善し、世界で最も高く評価されている畑のひとつに変えた。
この畑のブドウは2001年以降クィルシーダ・クリークのカベルネ・ソーヴィニヨンにほぼ独占的に使用されている。
マッハ・ワン ヴィンヤード
マッハ・ワン ヴィンヤード
標高が低く、コロンビア川に近いため、マッハ・ワンはワシントン州で最も暖かい場所の1つである。
南向きで年間300日以上の日光を浴びる。
浅い黄土は、ミズーラ洪水で割れた玄武岩と川床の岩に支えられてれ北側の玄武岩が並ぶ崖と相まって、放射熱が春の早い萌芽と秋までの長いハングタイムを促す。
パーカー100点に4回輝くワシントン・ワインの最高峰。1979年アレックス・ガリツィンが創業したカルト・ワイナリー
Washington
Quilceda Creek クィルシーダ・クリーク
1979年創業のクィルシーダ・クリークは伝説的なワシントン・カルト・ワイナリーとして輝かしい名声を誇ります。創業者のアレックス・ガリツィンは量より品質重視のワインを作り続け、ホース・ヘブンス・ヒルの銘醸畑シャンプー・ヴィンヤードをワシントンのトップ生産者達(アンドリュー・ウィル、ウッドワード・キャニオン、バジャー・マウンテン、パワーズの4社)と共同所有し、最高品質の葡萄を確保しています。また通常の樽の価格の2~2.5倍し、世界でも限られた生産者しか使わないフランス・タランソ社のスペシャル・バレル”タランソT5″を使用するなど、最高のワインを造り上げるために、投資を惜しみません。2003、2005、2007, 2014ヴィンテージで4度のパーフェクト・スコアをパーカーから獲得。毎ヴィンテージ高得点を得ています。
1979年アレックス・ガリツィンが創業したワシントン・カルト・ワイン
クィルシーダ・クリークは長い歴史を持つ伝説的なワシントン・カルト・ワイナリーとして輝かしい名声を誇る。
フランス・ロワール生まれのアレックス・ガリツィンは6歳の時アメリカに移住。
製紙会社スコット・ペーパー(スコッティ)に化学技術者として勤務していた1970年代に「シアトルあたりでは品質の良いワインを手に入れるのが難しい」と感じ、「それならば自分で作ろう」と思いたつ。
ワイン業界とは畑違いの職にありながらアレックス・ガリツィンがワイン業に参入できたのは、母方の叔父で「カリフォルニアの伝説のワインメーカー」故アンドレ・チェリチェフ(元ボーリュー、元スタッグスリープ)が創業に力を貸してくれたから。
叔父チェリチェフの助言に従い、1979年葡萄栽培に乗り出し、ボルドー品種にフォーカスした、量より品質重視のワインを作り始めた。
若き日のアレックスと「アンドレ叔父さん」ことアンドレ・チェリチェフ
叔父からボーリュ・ヴィンヤードの樽の提供を受け、栽培農家も紹介してもらい、1983年の初ヴィンテージからアンジェロ・ガヤが審査員の一人を務めたエノロジカル・ソサイエティ・フェスティバルでグランプリを受賞し、華々しく世界デビューを飾ったのであった。
2006年にワイン・アドヴォケートで2003ヴィンテージが100点を獲得し、ワシントン・カルトとしての名声を確立。
更に2005,2007,2014が暫定100点、2009, 2013年は99点、最終的に2013年が100点を獲得というハイスコアで高品質のワインを作り続けている。
同じ銘柄が6度暫定100点を獲得したことにより、ワシントン・ワインの頂点に立ち、3度の100点を獲得したカユースとワシントン・ワインの最高峰として並び称されている。
また2017年に新設されたワイン・アドヴォケートとミシュラン・ガイドのジョイントによる「エクストラ・オーディナリー・ワイン・アワーズ」のワシントン部門でカユースとKヴィントナーズを押さえて堂々の一位に輝いた。
アレックス・ガリツィンは創業から1994年にスコット・ペーパーを退社するまで、15年間スコット・ペーパーに技術者として勤務の傍らワイナリーを経営するという離れ業で兼業を続けた。
現在は息子のポール(1992年入社)が社長兼醸造担当責任者として経営にあたっている。
アレックス&ジャネット ガリツィン夫妻
ワシントン州トップ生産者達とのコラボレーションで最高品質の葡萄を確保
ワイナリーはシアトルのスノホミッシュにあるが、葡萄の栽培地はワイナリーから遠く離れており、1979年当時はヤキマ・ヴァレーのオーティスVYD、1980年からトップ・グロワーのジム・ホルムス氏のシエル・デュ・シュヴァルVYD(レッド・マウンテン)、また同AVAのクリプサンVYDから長年に亘り供給を受けていた。
1997年にやはりトップ・グロワーのポール・シャンプー氏と、アンドリュー・ウィル、ウッドワード・キャニオン、バジャー・マウンテン、パワーズというワシントンのトップ生産者達とパートナーシップを結び、ホース・ヘヴン・ヒルのマーサー・ランチを購入してシャンプーVYDと名付ける。
2014年にポール・シャンプー氏が引退しガリツィン氏のシャンプーVYDのオーナーシップが40%から66%に引き上げられ、これによりシャンプーの高品質な葡萄の配分が以前より増えた。
2001年に自社畑ガリツィンをジム・ホルムス氏と共同でシエル・デュ・シュヴァルの隣に購入し、カベルネ・ソーヴィニヨンを植樹。2006年には息子のポール・ガリツィンが義兄弟のジョン・ウェアとシャンプーVYDの隣に畑を購入してパレンガットと名付け、ボルドー5品種を植えた。
現在はシャンプー、ガリツィン、マッハ・ワンの3つの畑の葡萄を使い、ワインを造っている。
シャンプー・ヴィンヤード
世界でも非常に限られた生産者しか使わないフランス・タランソ社のスペシャル・バレル
最高品質の“TaransaudT5R”を使用
例えば高級なブルゴーニュの樽フランソワ・フレールの2年乾燥樽は1樽約6万円するが、クィルシーダ・クリークが使うのはその2.5倍はする高価格のT5バレル。
(注1)最高のワインを造り上げるために、投資を惜しまず、細心の注意を払っている。T5の使用者はDomaine Faiveley, Chateau Beauregard, Pingus, Dana Estaetsなど。
(注2)TaransaudT5Rとは有名フランス樽メーカー、タランソ社が5年間自然環境の中で風雨、太陽にさらし自然乾燥してから製樽したもので、通常樽よりも強いオークアロマを与え、材質が肌理細かく緻密で、外気と交換する適度な透過性があり、苦みを抑え、やわらかいタンニン,調和、凝縮、エレガントさをワインにもたらす。
新樽はアロケーションでしか購入できない。
二代目ポール・ガリツィン
ワイナリーはシアトルのスノホミッシュにあるが、葡萄の栽培地はワイナリーから遠く離れたHorse Heaven Hills AVAのシャンプー・ヴィンヤード、マッハ・ワン、Red Mountain AVAのガリツィン・ヴィンヤードの葡萄を使用する。
仏産樽22ヶ月熟成(新樽100%) ワシントン・ワインの最高峰として衆人が認めるワイン。畑はシャンプー、マッハ・ワンをブレンド。リッチで凝縮感があり、肌理が細かく、洗練されたタンニン、リキュールを思わせる口当たりと重み。余韻は非常に長く魅力的で、20年以上の熟成が可能。パーカー100点に何度も輝く。