印刷する

シャルドネ マウント・ヴィーダー・エステート 2022

Chardonnay Mount Veeder Estate

希望小売価格 24,000 円(税別)

ヴィンテージ 2022年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 シャルドネ100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 マウント・ヴィーダー/ Mt. Veeder
マウント・ヴィーダー・エステート/ Mount Veeder Estate
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown
醸造
熟成 仏産樽(新樽率70%)にて14か月熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 13.9%
品番 1PULC32122
JAN
入数 3
-- --

コメント

マウント・ヴィーダーAVAの南端うねるような丘陵にある自社畑。シャルドネに最適な粘土質を含む土壌が主体。標高200-300m。冷たい霧が入ってくるが風も強く、日中の日照は十分。ライムのフレッシュさ、牡蠣殻のニュアンス、エレガントな酸。樽からくるブリオッシュのような香ばしさが印象的。堅牢なボディとカチッとした骨格が備わり、スケール感のある格上のシャルドネ。

ヴィンテージ情報

ナパ・ヴァレーの2022年は、前年に引き続き乾燥した年となった。幸いにも2021年10月に24時間で約100mm以上の豊富な降雨があったため、地中には十分な水分が蓄えられていた。春先に雨が少なかったことから小粒で控えめな収量となったが、凝縮感のあるブドウが実った。 2022年のヴィンテージについて語られる際、多くはレイバー・デイ以降の熱波に焦点が当てられる。しかし、この畑においては例年通り気温が上昇する前の8月に収穫を行った。その結果、収量は中程度であったが、例年よりも多くの樽を最終ブレンドに使用することができた。

テクニカル情報

醸造:仏産樽(ルイ・ラトゥール、新樽率70%)にて14か月熟成

テイスティング・コメント

2022年に各ロットを試飲してみた際、各クローンがそれぞれ魅力を備えつつ、かつ互いを引き立て合い調和していると感じた。
モンラッシェ・クローンは、押し花を思わせるニュアンスや、焼きたてのブリオッシュのような香りを添える。 ロバート・ヤング・クローンからは、潮風のような塩味、ハニーサックルの甘やかなアロマ、ビーズワックス(蜜蠟)やラノリン(羊毛脂)などのオイリーなタッチといった高揚感のあるシャルドネ特有の要素を添える。ウェンテ・クローンは、ボリューム感をもたらすと同時に、常に酸に支えられたフレッシュさを維持する。
最も多くブレンドされたのは変わらずウェンテ・クローン(6樽)であるが、ロバート・ヤング(5樽)とモンラッシェ(4樽)もそれに迫る量である。特にモンラッシェ・クローンは、今までは1樽程度しか使われなかったが、2022年は高い比率で使用された。
こうして完成したワインは、近年のヴィンテージの中でも最良と呼べる仕上がりである。トロピカルというよりもシトラス寄りの風味で、骨格があり、長期熟成にも十分に耐えるだろう。

畑情報

マウント・ヴィーダー・エステート
AVAの南端うねるような丘陵にある自社畑。3つの区画に分かれ、シャルドネに最適な粘土質を含む土壌が主体。標高200~300m冷たい霧がちょうど入ってくるが風も強く、日中の日照は十分。クローンはウエンテ、モンラッシェ(ソノマ・オキシデンタルにあるティエリオ・ヴィンヤードから移植)、ロバート・ヤング。

PULIDO-WALKER プリド~ウォーカー

究極のコラボレーションから生まれた新ブランド。ナパ注目の新地区から期待のワインが次々にリリース

Mount Veeder, Napa Valley

Pulido-Walker プリド~ウォーカー

薬学の分野で成功したマーク・プリドとダナ・ウォーカーの名を冠した新ワイナリー。2010年VTGが公式初リリース。ナンシー・アンドラス・ダックホーン女史のコーディネイトにより、自社畑とワイナリーを作る最良の土地をマウント・ヴィーダーAVAの南端の小高い丘の上に購入。ヴィンヤード・コンサルタントにケリー・マー(クロ・デュ・ヴァル、ドメーヌ・シャンドンなど)を迎え、最良のカベルネ・ソーヴィニヨンが出来る畑をデザインしワインが出来るのを待つ。その間、トップ・ワインメーカー・トーマス・リヴァース・ブラウン(シュレーダーでPR100点を連発)をパートナーに迎え、セント・ヘレナにあるパネク・ヴィンヤード、プリチャード・ヒルのメランソン・ヴィンヤードからワイン造る。

カリフォルニア・ドリームを叶える究極のコラボレーション
オーナーの情熱を支えるトップ・ワインメーカーと信頼のコーディネーター、念願の自社畑が成熟しついにリリース

薬学の分野で成功したマーク・プリドとダナ・ウォーカーは長年ナパ・ヴァレーを訪れ、ワインを楽しむだけでなく、ワイナリー、ワインメーカー、ワイン・ビジネスに関わる人々と親交を深めてきた。

ワイン・ラヴァーであり、ワイン・コレクターでもあった二人は、自分たちのワインを造る夢を叶える最良の人物に出会う。

ナンシー・アンドラス・ダックホーン女史のコーディネイトにより、ナパ・ヴァレーで他に無い個性的なワインを造ろうとマウント・ヴィーダーAVAの南端、まだ他のワイナリーや畑がほぼ無い小高い丘の上に自社畑、ワイナリー、自宅用の広大な土地を購入(46ha)し、二人の姓を冠した「プリド~ウォーカー」を設立。

ダナとコーディネーターのナンシー・アンドラス・ダックホーン

ヴィンヤード

マウント・ヴィーダーはナパとソノマを分けるマヤカマス山の南側、ナパ市からラザフォードまでの西側の丘陵。

多くの畑は中央部の標高500m以上にあり霧の上に位置する(ヘス・コレクション、マヤカマス・ヴィンヤーズ、マウント・ヴィーダー・ワイナリーなど)山カベと呼ばれる土壌由来の風味を持つ濃厚でタンニンが堅牢なワインが造られる。

一方プリド-ウォーカーの土地は標高200-300メートル、南から冷たい霧も入るが、うねった丘に囲まれる為、朝晩は冷涼、日中は十分な日照を確保できる。

ヴィンヤード・コンサルタントにケリー・マー(クロ・デュ・ヴァル、ドメーヌ・シャンドン、クラーク・クラウドンを手掛ける)を迎え、100以上のsoilpod(垂直に筒を挿入・土壌を抜きだす)を使い土壌構成を分析。

風化した砂岩、破砕した頁岩、粘土質の堆積土壌がメインで、斜面の向きなどで18の区画に分け、最高のシャルドネ(25%)とカベルネ・ソーヴィニヨン(75%)が出来る畑をデザインし、最適な台木とクローンを選抜し2015年に植樹(6ha)。

3年樹2018年シャルドネを2020年にリリース。

カベルネ・ソーヴィニヨン2018年は2021年夏にリリース。

初リリースでパーカー98+ポイントを獲得。

この畑のポテンシャルはまだまだ計り知れない。将来が楽しみである。

マウントヴィーダーの自社畑

ワインメーカー、トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown

ワイナリー設立から現在まで、ナパ・トップのワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンをパートナーに迎え、ナパ・トップクラスの葡萄を調達・カリストガのパネク・ヴィンヤード、プリチャード・ヒルのメランソン・ヴィンヤードから2010VTGを最初にワインを造り高い評価を得ている。

満を持しての自社畑のリリース。

そして新しい自社畑をヨントヴィルに購入し、将来の展望にも期待が膨らむ。

ワイナリー情報

マウント・ヴィーダー
ナパとソノマを分けるマヤカマス山の南側、ナパ市からラザフォードまでの西側の丘陵。
多くの畑は中央部の標高500m以上にあり霧の上に位置する。
山カベと呼ばれる土壌由来の風味を持つ濃厚でタンニンが堅牢なワインが造られる。

一方プリド-ウォーカーの土地は標高200-300メートル、南から冷たい霧も入るが、うねった丘に囲まれる為、朝晩は冷涼、日中は十分な日照を確保できる。