希望小売価格 19,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2022年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 92% |
ブレンド品種 | カベルネ・フラン 2%、プティ・ヴェルド 5%、メルロ1% |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | ハウエル・マウンテンの山間部の畑と、ラザフォード、アトラス・ピークの麓のヴァレー・フロアの畑から |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ケイティ・ヴォート/ Katie Vogt |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽15か月熟成(新樽率78%/ タランソ―社) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | |
品番 | 1PALM22122 |
JAN | |
入数 | 6 |
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コメント
ジェイソン/ Jayson
1993年にジェイソン・パルメイヤーが、パルメイヤーの最初の赤ワインを造ったランディ・ダン、最初のシャルドネを造ったボビィ・レヴィ、そして当時のワインメーカーだったヘレン・ターリーと1992年ヴィンテージのを試飲していた時のこと。「パルメイヤー」としてリリースするのに完璧なロットがある一方で、もう少し親しみやすく穏やかなロットが幾つかあることに気付き、それを「ジェイソン」としてリリースすることに決めた。
当初はトップ・キュヴェであるパルメイヤーと同じ畑の葡萄を使用し、同じ醸造方法で造られ樹齢が若いものやパルメイヤーと異なるスタイルを持つロットをジェイソンとしてリリースするというボルドーのセカンド・ワインと似たコンセプトだった。
しかし現在ではジェイソンは独自のブランドへと進化した。パルメイヤーより新樽比率が低く、より軽く明るく柔らかく親しみやすいスタイルを目指すというコンセプトにそって造られる。葡萄の調達先も一部はパルメイヤーと同じだが、異なる畑や区画からも調達する。
ヴィンテージ情報
2022年ヴィンテージは晩夏に何度か高温の日があったが、ほぼ理想的と言える生育期だった。 白ワイン用のブドウは高温の日が訪れる前に収穫されたため、全体として素晴らしい葡萄が得られた。赤ワイン用のブドウ品種においても、きめ細かな畑仕事、最先端の技術、厳格な選果の積み重ねが見事に実を結んだヴィンテージとなった。
収穫は9月8日に開始し、10月18日に終了。
テクニカル情報
栽培・醸造:ジェイソン・カベルネ・ソーヴィニヨンでは、贅沢な質感を目指し、ブドウは凝縮感と力強さがあり、果実味豊かで洗練されたタンニンを持つ山間部の区画から厳選している。さらに、ラザフォードのヴァレー・フロアやアトラス・ピークの麓で育ったふくよかで丸みを持つブドウをブレンドすることで、しっかりとした骨格と瑞々しい果実味の完璧なバランスを引き出している。
夜間に収穫され涼しいうちにワイナリーに届けられたカベルネ・ソーヴィニヨンの房は、重力に従って優しく移動させる“グラヴィティ・フロー”によって選果台に送られ手作業によって選別される。除梗後さらに最終的な選果を行う。
数日間の低温マセラシオンの後2~3週間の一次発酵を終え、ステンレスバスケットで優しく圧搾。樽にてマロラクティック発酵させ、仏産樽(タランソ―社)にて15ヵ月熟成。78%は強めにトーストした新樽、22%はパルメイヤー
メルロとプロプライエタリーレッドに使用された1年使いの樽を使用。この熟成によりタンニンとオークの風味が調和し、ジェイソンならではの力強い構造を支えている。
テイスティング・コメント
深いルビーの色調、ラズベリーコンポートやレッドリコリス、キャラメルの香りが感じられ、黒胡椒やセージのニュアンスが加わる。ヴァレー・フロアのブドウが口いっぱいに広がるふくよかさをもたらし、山間部のブドウに由来する凝縮感が芯を貫いている。引き締まったタンニンが溶け込んだシルキーな質感で、完熟した赤系・黒系果実の豊かな風味が広がり、やがてバニラやダークチョコレートの柔らかな余韻へと続いていく。

About the Producer
生産者情報
Pahlmeyer
パルメイヤー
アトラスピークの自社畑とガロが持つ近隣の著名畑を中心に造られる。濃厚でフルボディ、クラシックなナパ・ヴァレーの個性と骨格を表現。ブラックベリーとカシスの豊かな果実味に、バニラビーンズ、紅茶、プロヴァンス・ハーブが混ざった典型的な味わい。硬いタンニンは、大きなグラスでゆっくり時間をかけて味じわうと時間と共に開き、柔らかくなってくる。