希望小売価格 10,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2019年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | プティ・シラー100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | カリストガ/ Calistoga |
畑 | パリセーズ・ヴィンヤード/ Palisades Vineyard |
備考 | 限定数入荷 vinous 93P Jan.2021 by Antonio Galloni |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジョエル・ピーターソン/ Joel Peterson |
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醸造 | レッドウッド開放大樽にて天然酵母発酵 |
熟成 | 仏産樽熟成(新樽率30%) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.6% |
品番 | 1BEON32119 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
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コメント
テクニカル情報
醸造:1980年代に使われていたレッドウッドの開放大樽にて醗酵(ソフトな仕上り)、天然酵母、全て手作業、仏産樽熟成(新樽比率30%)。
ジョエル・ピーターソンからのコメント
プティ・シラーの適所で栽培されたものは、ジンファンデルよりも黒色濃く、よりスパイスのニュアンスが強くなる。深い色合い、壮大な仕上りだが、決して重々しくならない。
2019年は多種のフルーツ黒すぐり、ブラック・ベリー、黒胡椒のニュアンスが満載で、得てして渋くなりすぎるタンニンを適所、適時の収穫、的確な醸造で素晴らしいバランスのプティ・シラーにまとまっている。
パリセーズ・ヴィンヤード
約0.4haの小さな畑はカベルネ・ソーヴィニヨン全盛のナパ・ヴァレーの中で、プティ・シラーの古樹を大切に育てる数少ない畑のひとつ。
1878年に植樹され1908年にイタリア移民のバーバリス・ファミリーに引き継がれ、彼らが「ボンデッド・ワイナリーNo.118」を起こした場所。
ワイナリーは禁酒法時代を生き延びることはできなかったが葡萄栽培は現在まで引き継がれ、彼らの息子のフランクが1968年にセント・ジョージの台木にプティ・シラーを接ぎ木した為、第2次フィロキセラも免れ、現在のオーナーもお金儲けに走らず(カベルネ・ソーヴィニヨンに植え替えず)、貴重な畑を残すことができている。
土壌は石ころがごろごろした昔の小川の堆積土壌で、カリストガの暑い日中と朝は西のソノマ側から入る冷たい風の影響を受けるプティ・シラー天国。
ベッドロックを造るモーガンの父、レーヴェンスウッドを大成させたジョエル・ピーターソン(ジンファンデルの父と呼ばれる)の新プロジェクト

Once & Future ワンス・アンド・フューチャー


Once(かつて)、レイヴェンスウッドを大成させ、ジンファンデルのゴッドファーザーと呼ばれ、百万ケースのワインを全世界に広めたジョエル・ピーターソン。Future(これから)は、昔ながらの方法で少量生産・希少な古樹畑の個性を生かすジョエル初期のワイン造りの良さに戻る。レイヴェンスウッド初期に行っていた信念・オーガニックの古樹の畑、天然酵母、手作業で行える範囲の生産量という思いは消えることは無く、コンステレーションで15年働いた後退職。満を持して自分のブランド「ワンス&フューチャー」を2016年からリリース(2014VTG470ケース)。もう一度昔ながらの方法でのワイン造りを始めた。この決断には息子のモーガン・トゥワイン・ピーターソンが造る「ベットロック・ワイン」の影響や応援も大きい。多くても年産6,000ケース程に抑え、ヨーロッパの伝統国が造る落ち着いたワインに新世界のツイストを加えたワイン造りを目指す。★ キャップシール無
Once(かつて)
1976年、ジョエル・ピーターソン(1947年生)レイヴェンスウッドを創業時、僅か300ケース程のジンファンデル造りからスタートし、2001年にコンステレーションが買収した時には年産44万ケース。
その後ワインメーカーとして残り、生産量は百万ケースを超え、ジョエルは象徴として世界を駆け巡る。
オバマ大統領がキューバを訪問した時にはアメリカの象徴・カリフォルニア・ワインの代表として同行した程の重鎮となった。
Future(これから)
しかしレイヴェンスウッド初期に行っていた信念・オーガニックの古樹の畑、天然酵母、手作業で行える範囲の生産量という思いは消えることは無く、コンステレーションで15年働いた後退職。
満を持して自分のブランド「ワンス&フューチャー」を2016年からリリース(2014VTG470ケース)。
もう一度昔ながらの方法でのワイン造りを始めた。
この決断には息子のモーガン・トゥワイン・ピーターソンが造る「ベットロック・ワイン」の影響や応援も大きい。
多くても年産6,000ケース程に抑え、ヨーロッパの伝統国が造る落ち着いたワインに新世界のツイストを加えたワイン造りを目指す。

左から息子のモーガン、ジョエル。rom the Jun 30, 2019, issue, Wine Spectator.Photo by Tai Power Seeff.

74歳ジョエル・ピーターソン、1980年代に使われていたレッドウッドの大樽から醗酵を終えた葡萄を手作業で掻き出す。
ベッドロック・ヴィンヤード 62haのソノマ・ヴァレーの中心にあるレイヴェンスウッドのホーム・ヴィンヤードとして知られる。
ピーターソン家が2005年に取得したソノマの中でも150年以上も葡萄栽培が続けられている歴史的な畑。

ベッドロックヴィンヤード

ベッドロック ヴィンヤードの1888年!植樹の古木
カリストガAVAの中央東側ハウエル・マウンテンの麓に1878年に開墾、現在の樹は1968年にセント・ジョージの台木にプティ・シラーを接ぎ木した為、第2次フィロキセラも免れ、現在のオーナーもお金儲けに走らず(カベルネ・ソーヴィニヨンに植え替えず)、貴重な畑を残すことができている。土壌は石ころがごろごろした昔の小川の堆積土壌で、カリストガの暑い日中と朝は西のソノマ側から入る冷たい風の影響を受ける。醗酵はレッドウッドの開放大樽、仏産樽熟成(新樽30%)。プティ・シラーの適所で栽培されると、ジンファンデルよりも色濃く、よりスパイスのニュアンスが強くなる。味わいはまろやかでジューシー。生産量約 190ケース/年