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マタロ オークレイ・ロード・ヴィンヤード コントラ・コスタ 2018

Mataro Oakley Road Vineyard Contra Costa

希望小売価格 7,500 円(税別)

ヴィンテージ 2018年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 マタロ(ムールヴェードル)
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA コントラ・コスタ・カウンティ/ Contra Costa County
ネステッドAVA、他
オークレイ・ロード・ヴィンヤード/ Oakley Road Vineyard
備考 vinous 93P限定数入荷

詳細データ MORE

ワインメーカー ジョエル・ピーターソン/ Joel Peterson
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.9%
品番 1BEON42118
JAN 無し
入数 12
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コメント

マタロはカリフォルニアと一部のオーストラリアでの呼び名でムールヴェードルと同じ。サンパプロ湾の東に隣接するコントラ・コスタ郡にあり、暑い地区と思われがちだが、サンパプロ湾からの冷たい風がディアブロ山の影響を受け、吹き込み暑さは緩和される。地表から12mもある深い砂地の為、フィロキセラは生存出来ず、台木を使わず自根で育つ。昼の暖かさを砂地の畑がキープするので、熟すのが遅い品種だがこの畑では早く熟し、夜の涼しさが酸をキープする。多くの生産者がこの品種を大柄で凝縮感強く濃く造るが、このワインは優しく、おだやかで飲みやすく、複雑味があり、上品。生産量約 115ケース/年 新樽25%

マタロはカリフォルニアと一部のオーストラリアでの呼び名で(南仏やスペインが主生産地のムールヴェードルと同じ品種)、1870年代ブレンド品種の一つとして多く栽培されていたが現在は多くがムールヴェードルとして少量栽培されている。
果皮が厚い為、渋みが強く凝縮感のあるワインを生むが熟すのに非常に時間がかかる。
単独品種のワインを造る生産者は少なくリッジが幾つかの畑から造り、MATAROとしてリリースしている。

テクニカル情報

生産量:約 352ケース/年
醸造:1980年代に使われていたレッドウッドの開放大樽にて醗酵(ソフトな仕上り)、 天然酵母醗酵、全て手作業、仏産樽熟成(新樽25%)

ジョエル・ピーターソンからのコメント

この畑は生育期の平均気温は24℃だが、夜は15℃まで下がり、昼は32℃まで上がる、昼の暖かさを砂地の畑がキープするので、熟すのが遅い品種だがこの畑では早く熟し、夜の涼しさが酸をキープする。
多くの生産者がこの品種を大柄で凝縮感強く濃く造るが、私はこの畑の特徴である自根、100年以上の古樹、深い砂土壌、午後に吹く冷たい風の影響を十分に生かし、優しく、おだやかで飲みやすく、複雑味があり、上品なワインに仕上げている。
2018年は熟したラズベリーやプラムに、スモーク、土、スパイスのニュアンスが重なり、ソフトなタンニン、旨味が凝縮したマタロの良さが溢れ出る。

畑情報

深い砂地の畑

オークレイ・ロード・ヴィンヤード
サンパプロ湾の東に隣接するコントラ・コスタ郡にあり、サクラメント-サン・ホアキン・リヴァー・デルタの南、マウント・ディアブロの東に位置する。
暑い地区と思われがちだが、サンパプロ湾からの冷たい風がディアブロ山の影響を受け、吹き込み暑さは緩和される。
地表から12mもある深い砂地の為、フィロキセラは生存出来ず、台木を使わず自根で育つ。現在はサンフランシスコへの近郊居住都市であり、大きな電力施設やサンフランシスコ・ベイエリア高速鉄道(BART)が伸びようとして土地の買い占めが進んでいる。
つまり葡萄畑は減少しつつあり、ましてやシャルドネ、カベルネでないマイナー品種の古樹の畑は非常に少なく希少となっている。

ONCE & FUTURE ワンス・アンド・フューチャー

ベッドロックを造るモーガンの父、レーヴェンスウッドを大成させたジョエル・ピーターソン(ジンファンデルの父と呼ばれる)の新プロジェクト

Once & Future ワンス・アンド・フューチャー

Once(かつて)、レイヴェンスウッドを大成させ、ジンファンデルのゴッドファーザーと呼ばれ、百万ケースのワインを全世界に広めたジョエル・ピーターソン。Future(これから)は、昔ながらの方法で少量生産・希少な古樹畑の個性を生かすジョエル初期のワイン造りの良さに戻る。レイヴェンスウッド初期に行っていた信念・オーガニックの古樹の畑、天然酵母、手作業で行える範囲の生産量という思いは消えることは無く、コンステレーションで15年働いた後退職。満を持して自分のブランド「ワンス&フューチャー」を2016年からリリース(2014VTG470ケース)。もう一度昔ながらの方法でのワイン造りを始めた。この決断には息子のモーガン・トゥワイン・ピーターソンが造る「ベットロック・ワイン」の影響や応援も大きい。多くても年産6,000ケース程に抑え、ヨーロッパの伝統国が造る落ち着いたワインに新世界のツイストを加えたワイン造りを目指す。★ キャップシール無

Once(かつて)

1976年、ジョエル・ピーターソン(1947年生)レイヴェンスウッドを創業時、僅か300ケース程のジンファンデル造りからスタートし、2001年にコンステレーションが買収した時には年産44万ケース。
その後ワインメーカーとして残り、生産量は百万ケースを超え、ジョエルは象徴として世界を駆け巡る。

オバマ大統領がキューバを訪問した時にはアメリカの象徴・カリフォルニア・ワインの代表として同行した程の重鎮となった。

Future(これから)

しかしレイヴェンスウッド初期に行っていた信念・オーガニックの古樹の畑、天然酵母、手作業で行える範囲の生産量という思いは消えることは無く、コンステレーションで15年働いた後退職。

満を持して自分のブランド「ワンス&フューチャー」を2016年からリリース(2014VTG470ケース)。
もう一度昔ながらの方法でのワイン造りを始めた。

この決断には息子のモーガン・トゥワイン・ピーターソンが造る「ベットロック・ワイン」の影響や応援も大きい。

多くても年産6,000ケース程に抑え、ヨーロッパの伝統国が造る落ち着いたワインに新世界のツイストを加えたワイン造りを目指す。

左から息子のモーガン、ジョエル。rom the Jun 30, 2019, issue, Wine Spectator.Photo by Tai Power Seeff.

74歳ジョエル・ピーターソン、1980年代に使われていたレッドウッドの大樽から醗酵を終えた葡萄を手作業で掻き出す。

ワイナリー情報

ベッドロック・ヴィンヤード 62haのソノマ・ヴァレーの中心にあるレイヴェンスウッドのホーム・ヴィンヤードとして知られる。

ピーターソン家が2005年に取得したソノマの中でも150年以上も葡萄栽培が続けられている歴史的な畑。

ベッドロックヴィンヤード

ベッドロック ヴィンヤードの1888年!植樹の古木