ノリア ソーヴィニヨン・ブラン
ベヴィル・ファミリー・ヴィンヤード ラシアン・リヴァー・ヴァレー 2021
Noria Sauvignon Blanc Bevill Family Vineyard Russian River Valley
希望小売価格 4,800 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 白ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ソーヴィニヨン・ブラン97% |
ブレンド品種 | ゲヴェルツトラミネール3% |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ラシアン・リヴァー・ヴァレー/ Russian River Valley |
ネステッドAVA、他 | ラシアン・リヴァー・ヴァレー |
畑 | ベヴィル・ファミリー・ヴィンヤード/ Bevill Family Vineyard、ラーソン・ファミリー・ワイナリー/ Larson Family Winery(カーネロス、ブレンドしているゲヴェルツトラミネールを調達) |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | 中村倫久/ Norihisa Nakamura |
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醸造 | ステンレス・タンク50%&仏産樽50%(数年使い)にて低温醗酵・10か月熟成後にブレンド・ボトリング |
熟成 | |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.1% |
品番 | 1NAKA32121 |
JAN | 860791000302 |
入数 | 12 |
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コメント
ソーヴィニヨン・ブランは 2014年からノリアのラインアップに加わりました。
エレガントな果実味、柔らかな酸、そして口当たりの滑らかさを特徴としています。
中村氏は「グラッシーなソーヴィニヨン・ブランより、大吟醸をイメージしている。鋭角な酸より、シトラス系、オレンジ系、トロピカルでもあまり行きすぎないレベルの味わいが出て、軽快かつ奥行きのあるワインに仕上げる為の葡萄を求めて」
ラシアン・リヴァー・ヴァレーのベヴィル・ファミリー・ヴィンヤードを選びました。
ヴィンテージ情報
山火事の為非常に厳しかった2020 年とは対照的に2021 年は健全で素晴らしいヴィンテージ。芽吹きは少し遅れましたが生育期を通じて穏やかで乾燥した天候に恵まれました。そのため完全に成熟し力強く濃厚な葡萄を収穫することが出来ました。
テクニカル情報
醸造: ソーヴィニヨン・ブランはクローン1を使用。
全房圧搾により得られた上質なジュースをステンレス・タンク(50%)と数年使いの樽(50%)で別々に低温発酵させたものをブレンドし、10か月の熟成後にボトリング。
テイスティング・コメント
ライム、洋梨、グレープフルーツ、そしてほのかなライチと夏みかんのアロマを主体にレモングラス、クミン、ピスタチオといった香りが軽妙に立ち上がってきます。
口に含むと繊細なシトラスの果実味が口内に広がり新鮮かつ柔和な酸と共に力強い余韻へと変わっていきます。
時間と共に変化する表現を楽しむ事の出来るソーヴィニヨン・ブランです。
この 6.9ヘクタールの畑は 1990年に開墾され、太平洋からの冷涼な風により夜間は気温が低く保たれます。
ソーヴィニヨン・ブランに最適とされる粘土質土壌(ラシアン・リヴァー・ヴァレーの代表的なゴールドリッジ土壌よりもやや赤い粘土が混じる=味わいに深みと豊かさを与える)で、根は地中深くに張ります。
中村氏は「グラッシーなソーヴィニヨン・ブランより、大吟醸をイメージしている。鋭角な酸より、シトラス系、オレンジ系、トロピカルでもあまり行きすぎないレベルの味わいが出て、軽快かつ奥行きのあるワインに仕上げる為の葡萄を求めて」
ラシアン・リヴァー・ヴァレーのこのベヴィル・ファミリー・ヴィンヤードを選びました。
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日本人醸造家が造る、繊細な日本食に合うカリフォルニアワインを目指す
Berkeley, California
Noria ノリア
ワイン名のノリアはスペイン語で水車の意。醸造家は中村倫久氏。UCデービス校で学び、卒業後はナパワインカンパニーでハイジバレットなどの高名な醸造家の姿勢や技術に触れて経験を積み、いくつかのワイナリーでアシスタントワインメーカー、そしてワインメーカーとして働いています。ノリアは日本食に合うワインを目標に、それに適した葡萄と地区の選択を慎重に行った結果、2010年にソノマコーストの高名な栽培農家サンジャコモの葡萄にたどり着きシャルドネとピノ・ノワールをリリース。2014VTGからはソーヴィニヨン・ブランが仲間入りし、新しい畑のピノ・ノワールも加わりました。カリフォルニアでアメリカンドリームを実現したワインです。
繊細
「繊細という日本語は、ニュアンスがあり洗練されていて、捉えがたいディテールに満ちていることを表しています。そんな感覚を反映させたワインを目指しています。」と中村氏が語る通り、ノリアは日本料理の繊細な味わいに調和するワインがコンセプト。
カリフォルニアほど多様なテロワールから様々なスタイルのワインをを生み出すことの出来るワイン生産地は他に類を見ません。
“日本食に合うワイン” というコンセプトを実現するためには、その中から最適な葡萄と栽培地区を選択することが重要でした。
そのために、多くのワイナリーで働いた経験と人脈を生かし、優良栽培農家が所有する複数の畑の中から畑の位置、区画、クローンをこだわって葡萄を選び抜きました。
現在ではシャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、限定生産のロゼを造っています。
Noria
NORIAはスペイン語で水車の意。
水車から連想される水、自然、生活の基本的なエネルギーといったシンプル且つポジティブなイメージは、ワインが持つ要素と多分に重なり合います。
またワインは、常に生活の一部であり、その時々の瞬間を輝かせてくれる、いわば花火のような存在であると感じています。
NORIA のロゴである無数の白い点は水しぶきと花火を同時に表現しています。
オーナー・ワインメーカー/ 中村倫久
大学卒業後に訪れたイタリアで素晴らしい1981 年のバルバレスコに出会い、ワインメーカーになる事を決意。
ホテル日航東京に勤務しソムリエの資格を取得後、同サンフランシスに赴任。
毎週末ナパやソノマを訪れる生活を2年間送る。
ナパのワイナリーで働きながらUC デービス校にて葡萄栽培・醸造を学ぶ。
2004 年卒業後、ナパ・ワイン・カンパニーでハイジ・バレットら著名な醸造家達のワインに対する多種多様なアプローチを目の当たりにしながら経験を積む。
2005 年よりアーテッサでアシスタント・ワインメーカーとして全オペレーションを統括。ジェイムソン・ランチの主任ワインメーカーも勤める。
2010 年、NAKAMURA CELLARS を起こし、NORIA/ ノリアを初リリース。
2023年7月に満を持してオープンしたワイナリー。
バークレーの中のギルマン・ディストリクト / Gilman Districtと呼ばれるエリア。
Urban Wineryと呼ばれる業態で、バークレーには10年前にはワイナリーは2件しかなかったが、現在10件まで増えたそう。
そのうち6件が、中村さんのセラーから2ブロック以内に集中しているとのこと。
また2つのクラフト・ビール ブルワリーもあり更に今秋に新たなブルワリーがもう1軒オープン予定。
周辺には新規にオープンするレストランなども多くフードとお酒で今注目のエリア。
空港から車で20分ほど、高速を出てすぐのところにある。
そのまま、ハイウェイ 80をまっすぐ行けばナパ・ヴァレーというナパの往き返りに立ち寄れる。
ステンレス・タンクと数年使いの仏産樽にて低温発酵・熟成10ヶ月後ブレンド。大吟醸がモデル。エレガントな果実味、柔らかな酸、口当たりの滑らかさが特徴。軽快かつ奥行きのあるワイン。力強い余韻と時間と共に変化する表現を楽しむことが出来ます。