【新商品】ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー 2023

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ナパ・ヴァレーらしいソーヴィニヨン・ブランに求められる要素とは？

価格によってもちろん違いますが、何でしょうか?
ニュージーランドのグラッシーで酸が引き立つタイプ？、ロワールの秀逸な酸が引き立つタイプ？ とはやや違い、明るく華やかなトロピカルなニュアンス（白桃、パイナップル、グアヴァなど）がありながら、柑橘系（ピンク・グレープフルーツ、オレンジ、ライチなど）もあり、けっして重すぎず、酸とのバランスも調和する。やや樽のニュアンスがあれば更に印象が引き立つなどがポイントでしょうか?

「ナパ・ハイランズ」ソーヴィニヨン・ブランはナパ・ヴァレーの葡萄栽培農家と密接な関係を築き、ナパ・ヴァレーのソーヴィニヨン・ブランらしさを生み出すべく、ナパ・ヴァレーの中でも涼しすぎず、温かすぎない地区の葡萄を使って造ります。
ヴィンテージにより最適な畑を選択していきます。
初リリースとなる2023年はラザフォードの北東、国道沿いの平地の畑、ナパ・ヴァレーらしいソーヴィニヨン・ブランに適した表土の厚い、粘土質を多く含む古代の河の堆積土壌を持つシングル・ヴィンヤードから調達できました。

ヴィンテージ情報

2023年のナパ・ヴァレーは過去10年以上で最も長い生育期間を取ることができた。シーズンを通じて安定した穏やかな天候が続き、収量は平均を上回り、葡萄の成熟期間も長く取れた為、2023年は非常に高品質で記憶に残るヴィンテージとなった。冬と春の多めの雨により貯水池が満たされ、土壌は十分に潤い、理想的な条件で芽吹きが迎えられたが、例年に比べて約3週間ほど遅くなったが、開花から結実まで健全に進み、夏は22～24°Cの穏やかな気候が続き葡萄はゆっくりと成熟していった。
ソーヴィニヨン・ブランの収穫日は、2023年9月4日と通常であれば8月中旬から下旬に行われるが、約2週間ほど遅くなったが十分に成熟した健康な葡萄が収穫できた。

テクニカル情報

醸造・熟成:除梗・破砕後、低温でスキンコンタクトを約半日行うことにより、香味成分をより多く引き出した。
プレス後、ステンレス・タンクで発酵・熟成
全体の約20%は2年使いの樽で熟成し、最終段階でステンレス熟成のものとブレンド。

テイスティング・コメント

ピンク・グレープフルーツ、レモングラス、オレンジの花の風味が心地よく香り、アプリコット、ハニー、パイナップル、熟したスモモなどの酸味を伴うトロピカル系が混じり合う。濡れた石のようなミネラルのニュアンスも感じる。綺麗な酸が全体をおだやかにまとめ、決して重くないが樽からくる風味が複雑さと丸みを加えている。
シーフードサラダ、カルパッチョ、ゴートチーズなどのフレッシュチーズ、野菜の天ぷら、焼き魚などと好相性。