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ピノ・ノワール エステート サンタ・クルーズ・マウンテン 2019

Pinot Noir Estate

希望小売価格 12,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ピノ・ノワール100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA サンタ・クルーズ・マウンテンズ/ Santa Cruz Mountains
ネステッドAVA、他
マウント・エデン・ヴィンヤーズ/ Mount Eden Vineyards
備考 Wine Spectator 91 (Dec. 31, 2022)

詳細データ MORE

ワインメーカー ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson
醸造 35%全房発酵
熟成 仏産樽にて12か月熟成(新樽率50%)
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 13.5%
品番 1MO1I33119
JAN 791066123467
入数 12
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コメント

ルイ・ラトゥールから貰い受けて19世紀後半に植樹した株の芽を1945年に植えました。自然酵母を用いて小さい開放桶で発酵、シュールリーで熟成させています。ブルゴーニュスタイルのエレガントな仕上がり。赤い果実、腐葉土、ザクロのアロマが特徴で長期熟成にも向いています。

ヴィンテージ情報

ブドウの花は非常に弱く、開花期の風や雨で結実不良になることがある。2019年は春の雨で収量が平年の30%減になるという大きな打撃を受けたが、その後の生育は順調で、自然に収量が落ちたことでブドウの粒一つ一つに味わいは凝縮し、収穫は前年よりも6日遅い8月28日に開始し、8日間で完了した。

テクニカル情報

醸造・醗酵:全体の33%は全房発酵。
1トン容量の開放発酵タンクに除梗したブドウとともに入れて毎日パンチダウンを行い、発酵はゆっくり進む。(自然酵母のみ使用)
マウント・エデンでは2007年ヴィンテージのピノ・ノワールから24年ぶりにブドウの一部を全房発酵することを再開している。
その結果、重さと強さ、エネルギーとニュアンスが増して、熟成によってピノ・ノワールの複雑性を引き出すことができる。
仏製樽で澱とともに12ヶ月熟成(新樽50%)することでテロワールの特徴がはっきりと出る。
人工的な清澄をせず、フィルターかけなしでボトリングしている。

テイスティング・コメント

マウント・エデンのワインには土地とヴィンテージの個性が反映される。
理想的な濃いルビー色を呈し、驚くほどフレッシュで柔らかい赤い果実のアロマとカルダモン香があり、ブラックベリー、ココアのリッチでバランスが取れた素晴らしく深みのある味わいが特徴だ。
オークのニュアンスがフィニッシュに感じられる。
今飲んでも美味だが、20年の熟成が可能。
若くして飲む場合はデキャンタージュすることをお薦めする。

MOUNT EDEN VINEYARDS マウントエデンヴィンヤーズ

伝統的な手法を心がけるサンタクルーズの個性溢れる作り手。マウンテン・クレープの美質を生かす。

Santa Cruz Mountains

Mount Eden Vineyards マウントエデンヴィンヤーズ

ナパの南、サンノゼの南に広がるAVAが1982年に認められたサンタクルーズマウンテン。マウンテングレープとしてはもっとも早く産地として認められたひとつで、このマウントエデンやリッジヴィンヤーズがあります。現オーナーのジェフリー・パターソンは1972年に畑・ワイナリーを買い取り、16ヘクタール強の畑は、標高600メートル前後のマウントエデンの山頂付近にあります。冷涼な環境で育った十分に酸の保たれた葡萄は、収量を抑えて収穫され、クラッシックなスタイルを貫くワイナリーとして高い評価を受けています。

ナパの南、サンノゼの南に広がるAVAが1982年に認められたサンタ・クルーズ・マウンテンズ。

マウンテン・グレープのAVAとしては最も早く認められたひとつで、このマウント・エデンやリッジ・ヴィンヤーズがある。

サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西にマウント・エデン・ヴィンヤーズはあり、所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。

険しい森に囲まれたブドウ畑は山頂に浮かぶ島のようである。

1940年代後半から1960年代初頭に現在のマウント・エデン・ヴィンヤーズを開墾したマーティン・レイは元々ポール・マッソン・ヴィンヤードにあったシャルドネを植樹。

現在は「マウント・エデン・クローン」として小粒で病害に強く、酸がのった長期熟成タイプのシャルドネ・クローンとして、多くの畑で使われている。

マーティン・レイ

ジェフリー・パターソンがオーナーとなった(1972年)マウント・エデン・ヴィンヤーズでは冷涼な環境で育った十分に酸の保たれたシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンが収量を抑えて栽培されている。

しっかりした構成をもったワインは、10年前後の熟成は全く問題がなく、というよりもむしろリリースされてすぐよりも、ある程度の熟成を経たほうがワインの要素が花開くといった、フランス等に見られる伝統的なタイプである。

畑の個性を十分に生かした葡萄と手づくりそのものといった伝統的な手法による、オリジナリティー溢れる風味が満喫できるのがマウント・エデンのワイン。

そのポリシーを同じくするワイン生産者のグループIPOB(In Pursuit of Balance、バランスの追求の意。2011年~2016年にかけて活動)にも参加するなど、若い生産者の指導も務めている。

エリー&ジェフリー・パターソン

ワイナリー情報



サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西に位置する。



所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。険しい森に囲まれた葡萄畑。