希望小売価格 4,800 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 白ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | シャルドネ 100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | サン・ルイス・オビスポ・コースト/ San Luis Obispo Coast |
ネステッドAVA、他 | エドナ・ヴァレー/ Edna Valley |
畑 | ウルフ・ヴィンヤード/ Wolff Vineyard |
備考 | Wine Spectator 92 (Apr. 30, 2024) |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson |
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醸造 | 仏産樽(2~5年使い)にて醗酵・10ヵ月熟成 |
熟成 | |
土壌 | 海底が隆起してできた粘土質ロームと砂質土壌。高い炭素含有量を持つ。 |
サスティナブル認証 | SIP |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 13.5% |
品番 | 1MO1C22121 |
JAN | 791066019982 |
入数 | 12 |
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テクニカル情報
畑:ウルフ・ヴィンヤード(2014年から2017年ヴィンテージまではウォルフ・ヴィンヤードを主体にパラゴン・ヴィンヤード、ストラー・ヴィンヤード、ビドル・ヴィンヤード等をブレンドしたが、2018年から2021年は単一畑になった。)
樹齢:30~45年(ウェンテ・クローン)
収穫:10月13日から11月2日にかけて手摘みで収穫。
醸造・醗酵:収穫した葡萄をワイナリーのあるサンタ・クルーズ・マウンテンに運び、醸造方法はエステート・シャルドネとほぼ同じ手法をとる。
葡萄は傷みを避ける為に、破砕はせず、優しくプレスすることで、健全な果汁を得ることができる。
すべて仏産樽(2年から5年使い)の樽を併用し、マロラクティック発酵を完全に終わらせ、シュール・リー状態で10ケ月熟成後、ボトリング。
テイスティング・コメント
2021年、カリフォルニア全域と同様にエドナ・ヴァレーも乾燥した気候に見舞われた。降水量は過去25年で1番少なく、この地域で最も古い樹のひとつであるウルフ・ヴィンヤードでは、収量が極めて少なかった。
スイカズラやシトラス、焼きたてのパン、バラの花びらの繊細な香りが広がる。土壌の個性が反映され、酸が際立ち、柑橘のニュアンスが軸となっている。樽熟成により美しい口当たりと余韻が生まれている。
ウルフ・ヴィンヤード
エドナ・ヴァレーはカリフォルニア・セントラル・コーストのサン・ルイ・オビスポ郡にあり、冷たい太平洋からの霧や風の影響を強く受ける、世界でも有数の葡萄の生育期間の長い生産地と言える。
同じ年の他の地域の葡萄がリッチでよく熟した状態であっても、太平洋からの影響で切れ味のよい酸を保つことができる。
平均して発芽は2月で収穫は例年10月。
ゆっくりとシャルドネは熟し、バランスのとれた果実ができる。
このワインに使われるのはジャン・ピエール・ウルフが耕す22ヘクタールのウルフ・ヴィンヤード

同畑はエドナ・ヴァレーの牧歌的なのどかな雰囲気の場所にある。
1976年エドナ・ヴァレーのワインのパイオニア アンディ・マッグレガーが植樹し、1999年にマッグレガーからジャン・ピエール・ウルフが畑を購入。
2008年より環境保全型農法の認証を受けている。
同畑はエドナ・ヴァレー最古で、非常に収量の少ない素晴らしい葡萄を得ることが出来る。
1985年からマウント・エデン・ヴィンヤーズはこの畑のシャルドネを作りつづけている。
伝統的な手法を心がけるサンタクルーズの個性溢れる作り手。マウンテン・グレープの美質を生かす。

Santa Cruz Mountains
Mount Eden Vineyards マウントエデンヴィンヤーズ


ナパの南、サンノゼの南西に広がるサンタクルーズマウンテンAVAは1981年に認定された。マウンテングレープとしてはもっとも早く産地として認められたひとつで、このマウントエデンやリッジヴィンヤーズがある。1972年に現オーナーのジェフリー・パターソンが畑・ワイナリーを買い取り、16ヘクタール強の畑は標高600メートル前後のマウントエデンの山頂付近に位置する。冷涼な環境で育った十分に酸の保たれた葡萄は、収量を抑えて収穫され、クラッシックなスタイルを貫くワイナリーとして高い評価を受けている。
サンタクルーズマウンテンAVAはサンタクルーズ山脈全体を含み、その境界線は春から夏の夜明けにかけて霧がかかる位置によって定められている。西側では標高約120m、東側では約240mがその基準となっている。
マウンテン・グレープのAVAとしては最も早く認められたひとつで、このマウント・エデンやリッジ・ヴィンヤーズがある。
サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西にマウント・エデン・ヴィンヤーズはあり、所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。
険しい森に囲まれたブドウ畑は山頂に浮かぶ島のようである。

1940年代後半から1960年代初頭に現在のマウント・エデン・ヴィンヤーズを開墾したマーティン・レイは元々ポール・マッソン・ヴィンヤードにあったシャルドネを植樹。
現在は「マウント・エデン・クローン」として小粒で病害に強く、酸がのった長期熟成タイプのシャルドネ・クローンとして、多くの畑で使われている。

マーティン・レイ
ジェフリー・パターソンがオーナーとなった(1972年)マウント・エデン・ヴィンヤーズでは冷涼な環境で育った十分に酸の保たれたシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンが収量を抑えて栽培されている。
しっかりした構成をもったワインは、10年前後の熟成は全く問題がなく、というよりもむしろリリースされてすぐよりも、ある程度の熟成を経たほうがワインの要素が花開くといった、フランス等に見られる伝統的なタイプである。
畑の個性を十分に生かした葡萄と手づくりそのものといった伝統的な手法による、オリジナリティー溢れる風味が満喫できるのがマウント・エデンのワイン。
そのポリシーを同じくするワイン生産者のグループIPOB(In Pursuit of Balance、バランスの追求の意。2011年~2016年にかけて活動)にも参加するなど、若い生産者の指導も務めている。

ジェフリー・パターソン
標高約610mの山頂に位置し、シリコンバレーを見下ろす歴史あるワイナリー。
サンタクルーズ・マウンテンAVAに属し、サンフランシスコから約80km南に位置する。
1945年に設立され、シャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心に小ロット生産に特化したワイン造りを続けている。
シャルドネとピノ・ノワールのエステート・ボトル(生産者元詰め)を手がけるカリフォルニア最古のワイナリーの一つ。


所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にあり、険しい森に囲まれている。
土壌は養分が乏しく痩せたフランシスカン・シェール/ Franciscan
Shale。
山頂の冷涼な気候で育つ低収量の葡萄が、70年以上にわたり世界的に評価されるワインを生み出し続けている。
セントラルコースト サン・ルイ・オビスポにある地区最古の畑ウルフ・ヴィンヤード。サンタ・クルーズ・マウンテンズにあるマウント・エデンのワイナリーに運び、同じ繊細な管理で醸造。樽の風味が心地良く、トロピカル・フルーツの贅沢な果実味に柑橘類を思わせる酸がのって、バランスがよく、凝縮感があり、余韻にフレッシュさを感じさせるミディアム・ボディのワイン。