印刷する

カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2018

Cabernet Sauvignon Napa Valley

希望小売価格 13,000 円(税別)

ヴィンテージ 2018年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン77%
ブレンド品種 カベルネ・フラン17%、プティ・ヴェルド4%、マルベック2%
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
プロファイル・エステート・ヴィンヤード/ Profile Estate Vineyard、ステージコーチ/ Stagecoach、ハードマン/ Hardman、スタントン/ Stanton、シュガーローフ/ Sugarloaf、スケレンジャー/ Skellenger、アモエナス/ Amoenus
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー アンドリュー・ライト / Andrew Wright
醸造
熟成 仏産樽(新樽率60%)にて21ヶ月熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1ME2M32118
JAN 40426012515
入数 6
-- --

コメント

ナパ・ヴァレーの複数のアペレーションから、異なる土壌タイプ、さまざまな微気候を持つ厳選された畑のブドウで造られる。プラム、ブラックベリー、チェリーなどの豊富なダークフルーツの香りに、なめし革や花崗岩のような鉱物的ミネラルが感じられる。口に含むと活き活きとした酸がフレッシュさをもたらし、柔らかなタンニンとヴェルヴェットのような口当たり。すぐにでも楽しめ、10年以上美しく熟成する。

ヴィンテージ情報

2018年は、穏やかな気候が長いハングタイムをもたらし、葡萄はゆっくりと完熟し、豊かな風味を得た素晴らしいヴィンテージとなった。年初に豊富な降雨があり、春から初夏にかけては理想的な気候のもと順調に生育が進み、均一な結実を迎えた。 夏は日中の十分な日射量と冷涼な海洋性気候の影響で、成熟がゆっくりと進行。秋も引き続き天候に恵まれ、フェノールがしっかりと完熟してから収穫を迎えることができた。全体を通してバランスの取れた生育条件が整い恵まれた年となった。

テクニカル情報

醗酵・醸造:夜間に手摘みによる収穫。5日間の低温浸漬後に発酵を開始。 発酵初期には1日2回のポンプオーバーを実施し、発酵が完了に近づくと頻度を減らす。15~21日間のマセラシオン後に圧搾。マロラクティック発酵は樽内で自然発生的に完了。仏産樽(新樽率60%)にて21ヶ月熟成。無清澄・無ろ過でボトリング。

テイスティング・コメント

鮮やかで生き生きとした印象を持ちながら、旨味を伴う奥深さがあり、グラスの中にナパ・ヴァレーの真髄を感じることができる。
なめし革やタバコ、カシス、ドライハーブのアロマが、青系果実やスパイスのニュアンスと交差する。 キレのある酸味がきめ細やかなタンニンと見事に調和し、繊細さと力強さの層となる。余韻は長く、複雑で魅力的。今すぐにも楽しめるが、今後10年にわたってさらなる熟成が期待できる。

MERRYVALE VINEYARDS メリーヴェール・ヴィンヤーズ

ナパ・ヴァレー適地の個性溢れる優れた葡萄から、品種毎の個性を活かし、各ヴィンテージ最高のワインを目指す

St.Helena, Napa Valley

Merryvale Vineyards メリーヴェール・ヴィンヤーズ

ナパ・ヴァレーを南北に走る通り国道128号線を北に向かいセント・ヘレナの街に入ると右手に広々としたガーデンと豪華なワイナリーがある。メリーヴェール・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーの畑にこだわり、品種の個性を最大限に引き出すことを使命としている。 現在、一番初めに購入した自社畑プロファイル・ヴィンヤードに加え、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑を所有している。テロワールを重視したプレミアム・ワイン造りが特徴である。

メリーヴェールの前身は禁酒法の廃止後ナパで一番最初に創業したナパの象徴的なワイナリー。
長い歴史の中で数々の著名な生産者がここでワインを生産した。

「メリーヴェール」はビル・ハーラン、彼の不動産事業のパートナー、ロビン・ダニエル・レイル(元ドミナスの共同経営者、現レイルヴィンヤードオーナー)が1983 年に立ち上げたプロジェクト。 現在に至るまでビル・ハーランと共に仕事をする、ボブ・レヴィ、ドン・ウィーバー、ミシェル・ロランもここで出会った。

1991年に現オーナーのシュラッター家が資本参加し1996年には単独所有。

シュラッター家は、高品質なワインを造るには自分たちで畑を所有し栽培することが最善の方法と考え、すぐに土地を探し始めた。
現在、一番初めに購入した自社畑プロファイル・ヴィンヤードに加え、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑を所有している。 セント・ヘレナにある歴史あるワイナリーには改装を加え、温度管理可能な小型タンクや冷蔵室など、最新の醸造設備を備えた。

メリーヴェール・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーの畑にこだわり、ナパ・ヴァレーが生み出す品種の個性を最大限に引き出すことを使命としているブランド。
テロワールに向き合った堅実なワイン造りを行い、プレミアムワインを生む。

ワインメーカー、ジェフ・クロフォード/ Jeff Crawford

アラスカ生まれ、ミネソタ育ち。
高校卒業後、寒さから逃れるためにハワイに向かった。1997年に本土に戻り、カリフォルニア大学デービス校で経済学の学士号と取得。しかし在学中にワインへの情熱が芽生え、その情熱が高じて卒業後はガロ社で収穫期のインターンとして働くことになった。

2007年にメリーヴェールに入社。1年後にはセラーマスターに昇進。2010年にアシスタントワインメーカーに任命され、すぐにアソシエイトワインメーカーに昇格。
2024年、メリーヴェール、スターモント、プロファイルのワインメーカーに任命された。

コンサルティング・ワインメーカーにはシュラッター夫妻の長年の友人であり同郷のジャン・ホーフリガー/ Jean Hoefliger氏、アソシエイトワインメーカーにマッテオ・フェコンド/ Matteo Fecondo氏が就いた。

メリーヴェール・ヴィンヤーズの畑とワインに関する深い知識と経験を持ち、生き字引とも言われるジェフのリーダーシップの元、醸造設備・製法等をアップデートし新しい技術を導入し、常に、テロワールを表現する最高品質のワインを造り続けている。

左からマッテオ・フェコンド氏、ジェフ・クロフォード氏、ジャン・ホーフリガー氏

畑情報

プロファイル・エステート・ヴィンヤード

1996年シュラッター家がメリーヴェールの単独オーナーとなった際に取得した歴史ある畑。ミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時、メリーヴェールの醸造ディレクター)デイヴィッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。

現在約10haを所有。
セント・ヘレナの東側の尾根、標高300m、フォグラインの上に位置しナパ・ヴァレーを一望に見渡す畑。

急峻な斜面に位置し、岩がちで農作業は非常に困難。
土壌はシルト、砂、砂利などの複合砂質ロームなどモザイク状に入り組んでいる。

多様な土壌やミクロクリマが入り組んだ土地ゆえに、小さなブロックに区画分けして個々に管理している。

植樹:1997年
植樹面積:25ha
標高:180-270m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

アルテッツィア・エステート・ヴィンヤード

標高約777mに位置し、マウント・ヴィーダーAVAにおいて最も標高が高く、ナパ・ヴァレー全体でも有数の高地にある畑。
サンパブロ湾から受ける気候的影響と標高により、昼間は比較的涼しく、夜間は暖かい。生育期間は長くなり、ゆっくりと完熟する。
「Altezia」という名前は、標高を意味し、スイスの第4公用語であるロマンシュ語に由来するとされる。

植樹:2001年
植樹面積:5.2ha
標高:760m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー

ペリドット・エステート・ヴィンヤード

その名の通り「宝石のような」わずか約1.8hの畑。マウント・ヴィーダーAVAの北端に位置し、森林に囲まれた急斜面の段々畑で、標高約275〜365m。東〜北東向きの斜面で、風通しと水はけに優れる。

植樹:2007年
植樹面積:1.8ha
標高:270-360m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ベリー・レーン・エステート・ヴィンヤード

2023年に購入した新しい自社畑。クームスヴィルAVAに位置し、サンパブロ湾に近いため、夏場の気温はナパの他地域より最大で約6℃も低く、熱波の影響も受けにくい冷涼な環境。
現在、段階的な植え替えが進められてる。

植樹:1988年、2024年に改植
植樹面積:5.26ha
標高:24m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネ、プティット・アルヴィーヌ