希望小売価格 120,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2019年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | マウント・ヴィーダー/ Mt. Veeder |
畑 | ヴィーダー・ピーク・ヴィンヤード/ Veeder Peak Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | クリス・カーペンター/ Christopher Carpenter |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽(新樽84%)にて21か月熟成 |
土壌 | 火山性土壌、岩が多く混じる |
サスティナブル認証 | |
評価 | 100P |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.7% |
品番 | 1LOKM26119 |
JAN | 無し |
入数 | 3 |
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コメント
マウント・ヴィーダーAVAはナパ・ヴァレーの西側マヤカマス山脈が立ち上がる南端から最上部の700mの頂まで駆け上がる。
ナパ・ヴァレー南側の涼しい気候の影響を位置によって大きく受ける。ロコヤの自社畑は西の尾根に位置し標高549m、陽光に十分に照らされる畑。
1995年以来、ロコヤは急峻な山地に位置する選りすぐりの区画からカベルネ・ソーヴィニヨンを造っている。この自社畑の葡萄は火山性土壌、高標高で大きなストレスを受けながら地中深く養分を求め、凝縮し複雑味を持つ果実を実らせる。
ワインはスミレと青い果実の特徴を示し、力強いタンニンと卓越した熟成ポテンシャルを持つ。
ワインメーカー/クリス・カーペンターのテイスティング・コメント
マウント・ヴィーダーは、マヤカマス山脈の南端に位置する山で、19世紀に急成長したドイツ人コミュニティの一員であった長老派の牧師、ピーター・ヴィーダーに敬意を表して名付けられた。マウント・ヴィーダーの最初のワインは、1864年にステルハム・ウィングによって造られ、そのワイン造りの伝統は今日まで続いている。
この地域の地質は、主に堆積土壌で構成されているが、一部火山性の土壌もあり、サン・パブロ湾に近いため、ナパ・ヴァレーの他のどの山岳地域よりも早く、午後の早い時間帯に涼しくなっていくのが特徴。
マウント・ヴィーダーのワインは、この土壌と気候のユニークな組み合わせを並外れた形で示す傾向があり、2019年のロコヤも例外ではない。
ブルーベリーパイ、ほのかな糖蜜、ジャスミンの花の香り、アジアンスパイス、トースト、そして秀逸な酸と、がっしりとしたタンニンが見事に組み合わさり、永遠に続くようなフィニッシュを生み出している。
100P:ジェブ・ダナックのテイスティング・コメント
もうひとつの魅力的なワイン(もうひとつはハウエル・マウンテンに100点)。シャトー・ラトゥールのような風格と威厳を持ち、フルボディの豊かさと驚くほどの凝縮感、そしてがっしりとした酒質を備えている。
カシス、ブルーベリー・リキュール、鉛筆の削りかす、砕いた石、黒鉛の香りが魅力を際立たせ、口に含むと驚くほどのパワーと華やかさが広がる。
これは2019年ベストのカベルネ・ソーヴィニヨンと言えるほど素晴らしく、クリス・カーペンターは明らかに2019年ナパ・ヴァレー最高峰のワインに仕上げている。
できれば4~5年寝かせたい、更に30~40年は間違いなく楽しめる偉大なワインである。
ナパ・ヴァレー「山カベ」の第一人者 4つのマウンテンAVAの特徴を綿密に描き出す
Napa Valley
Lokoya ロコヤ
創業1995年、ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。マウント・ヴィーダー、ハウエル・マウンテン、スプリング・マウンテン、ダイヤモンド・マウンテンである。カベルネ・ソーヴィニヨンを通して、各山岳AVAの個性(気候、土壌、日照など)をグラスに注がれたワインに綿密に表現することを一貫した理念としている。標高が高い葡萄畑では栽培管理が非常に重要で日々細心の注意を払っていく必要がある。各ヴィンテージにおける畑の状況を深く理解し、収穫された果実の個性をそのままにワイン造りにおいても人的介入は最小限に抑え、果実が可能な限り自然で雄弁に表現できるように促すのはワインメーカー、クリストファー・カーペンターの手腕である。
クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter
現在、ジャクソン・ファミリー傘下のワイナリー、ナパ・ヴァレーではロコヤ、ラ・ホタ、カーディナル、マウント・ブレイブ、カラダン、南オーストラリアのヒッキンボッサムのワインメーカーを務める。
シカゴ出身、大学では生物学を学び、医療機器関連企業に勤め、シカゴの食文化、レストランシーンでワインに親しみ、1993年にナパ・ヴァレーを訪れた際に、科学的知性と創造性の両方に挑戦できるライフスタイルに感銘。
その後すぐにUCデイヴィスで学び始め、栽培と醸造の両分野で修士号を取得後イタリア・ティニャネロで研修。そこでワイン、食事、文化がどのように融合していくかを学び、今後の指標になったと言う。
1998年、クリスはナパ・ヴァレーに戻り、カーディナルで働き始め、2000年にはロコヤのワインメーカーに就任。その後、ラ・ホタ、マウント・ブレイブのワインメーカーに就任するとともに、自社畑をハウエル・マウンテン、マウント・ヴィーダーに取得する。
クリスの科学的視点とワイン、食、文化への飽くなき探求と情熱が、多くのワイナリーを統括しつつ、それぞれの畑、ワイナリー、ワインの個性を的確に表現していく源となっている。
クリスは妻のティナとともにスローフード協会ナパ・ヴァレー支部を立ち上げ、クリスはナパ郡資源保全協会、フェスティバル・ナパ・ヴァレー、ナパ・ヴァレー・ユース・シンフォニーの役員を務める。熱心なコンサート愛好家である。
クリス曰く「成功とは、自分の好きなことを、好きな時に、好きなようにできる自由を手に入れることである。そしてその結果、自分が創造したものを他の人々が楽しみ、感謝するのを見ることが最大の喜びだ。」
クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter
フラッグシップワイン 1995年以来ロコヤは急峻な山地に位置する選りすぐりの区画から評価の高いワインを造り続けている。自社畑は西の尾根に位置し、光に十分に照らされる。地質は主に堆積土壌、一部火山性土壌、サン・パブロ湾に近いため、ナパ・ヴァレーの他のどの山岳地域よりも早く、午後の早い時間帯に涼しくなっていくのが特徴。ブルーベリーパイ、ジャスミンの香り、アジアンスパイス、トースト、秀逸な酸と、がっしりとしたタンニンが見事に組み合わさり、続くようなフィニッシュを生み出している。