生産者: コングスガード
希望小売価格 40,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2023年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | シラー100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | ロス・カーネロス/ Los Carneros |
畑 | ハドソン・ヴィンヤーズ/ Hudson Vineyards |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard |
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醸造 | 仏産樽にて約20か月熟成 |
熟成 | |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | |
品番 | 1KONL32123 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
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コメント
冷涼シラーの代名詞「ハドソン・ヴィンヤードのシラー」をジョン・コングスガードが磨き上げる
カーネロスにあるハドソン・ランチ(ヴィンヤーズ)の中でも特別な区画(0.8ha)で、非常に涼しく、複雑な火山性土壌が入り混じる。コングスガード用に特別な栽培をオーダーメイドで依頼している。ナパ・ヴァレー・ベストの冷涼シラーは個性的で複雑味があり、様々なスパイスのアロマが内包する。生産量 300-400ケース程。
ハドソン・ヴィンヤードのオーナー・リー・ハドソンとジョン・コングスガードは、二人がUC
Davisの学生時代からの長い付き合いであり、ジョンがニュートンのワインメーカーであった時には、今でこそよく言われる、重量で葡萄を買うのではなく、契約し面積に対してお金を払い低収量の葡萄を得ることを始めたはしりであった。実際にニュートン時代には5トン/エーカーを2.5トンまでに落としたという。現在もヴィンテージ毎に綿密な打ち合わせの元、オーダーメイドで葡萄を買い付けている。そのやり方はハドソン・ヴィンヤードと他の多くのワインメーカーとの契約にも大きく影響し、現在のハドソン・ヴィンヤードの評価にも繋がっている。
ルイス、アリエッタ、トアー(ロック・シラー)、ベッドロックのモーガン・ピーターソンなどがトップ評価のシラーを造り、ハドソン・ヴィンヤード自身からもシラーをリリースしている。
ナパ・ヴァレーは冷たいサン・パブロ湾からの霧と冷気の影響を多く受ける南側が涼しく、ヴァレーの奥・北側へ行くほど暖かくなる。冷涼な気候で知られるカーネロスで栽培されるシラーは、果実爆弾のようになってしまうナパ北やパソ・ロブレスのシラーと違い、またサンタ・バーバラで作られるシラーとも違う個性がある。 ハドソン・ヴィンヤードの南向き斜面から収量は2.5トン/エーカー(40hl/ha)とプレミアムワインの適正量。ぎっちりと凝縮した果実は、甘さではなく、タンニンの緻密さがまとまり、よりスパイシーなハーブや胡椒のニュアンスが生み出される。秀逸な酸が全体を引き締めるのも大きな特徴である。
ジョン・コングスガードからの2023年ヴィンテージコメント
1996年のコングスガード創業以来、カーネロスにある0.8ヘクタールの全く同じ区画からシラーを造り続けている。このリリースで27ヴィンテージになる、シラーは他に類を見ない個性を放ち、「ジャッジ」がカリフォルニアのシャルドネの中で際立っているのと同様にこのシラーも特別に際立っている。まさに自然の力そのもののようだ。もちろん、発酵や20か月にわたる熟成の過程で多くの醸造的決定を行なっていくが、この壮大で圧倒的な存在感は、私たちが手を加えられるものではない。野性味あふれ、旨味豊かなシラーは、植物というより動物的で、他にはない特別な世界に存在するようだ。是非鴨料理や、もっとワイルドなジビエ料理と合わせてお楽しみいただきたい。

About the Producer
生産者情報
Kongsgaard
コングスガード
冷涼シラーの代名詞「ハドソン・シラー」をジョン・コングスガードがセレクト。パーカー曰く「北ローヌ、コート・ロティ~エルミタージュを彷彿させるカリフォルニア・ベスト・シラー。」シガー、ビターチョコ、なめし皮、胡椒、クローヴ、炭、しっとりとした黒い土など第2次アロマが現れる。タンニンはソフトで、長い余韻がおだやかに続く。厳しいまでに硬く詰まった緊張感とリッチでフルボディーの果実味を併せ持つ。