生産者: コングスガード
希望小売価格 48,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2022年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | シラー100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | ロス・カーネロス/ Los Carneros |
畑 | ハドソン・ヴィンヤーズ/ Hudson Vineyards |
備考 | 限定商品 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽にて約20か月熟成 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.1% |
品番 | 1KONL32122 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
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コメント
冷涼シラーの代名詞「ハドソン・ヴィンヤードのシラー」をジョン・コングスガードが磨き上げる
カーネロスにあるハドソン・ランチ(ヴィンヤーズ)の中でも特別な区画(0.8ha)で、非常に涼しく、複雑な火山性土壌が入り混じる。コングスガード用に特別な栽培をオーダーメイドで依頼している。ナパ・ヴァレー・ベストの冷涼シラーは個性的で複雑味があり、様々なスパイスのアロマが内包する。生産量 300-400ケース程。
ハドソン・ヴィンヤードのオーナー・リー・ハドソンとジョン・コングスガードは、二人がUC Davisの学生時代からの長い付き合いであり、ジョンがニュートンのワインメーカーであった時には、今でこそよく言われる、重量で葡萄を買うのではなく、契約し面積に対してお金を払い低収量の葡萄を得ることを始めたはしりであった。実際にニュートン時代には5トン/エーカーを2.5トンまでに落としたという。現在もヴィンテージ毎に綿密な打ち合わせの元、オーダーメイドで葡萄を買い付けている。そのやり方はハドソン・ヴィンヤードと他の多くのワインメーカーとの契約にも大きく影響し、現在のハドソン・ヴィンヤードの評価にも繋がっている。
ルイス、アリエッタ、トアー(ロック・シラー)、ベッドロックのモーガン・ピーターソンなどがトップ評価のシラーを造り、ハドソン・ヴィンヤード自身からもシラーをリリースしている。
ナパ・ヴァレーは冷たいサン・パブロ湾からの霧と冷気の影響を多く受ける南側が涼しく、ヴァレーの奥・北側へ行くほど暖かくなる。冷涼な気候で知られるカーネロスで栽培されるシラーは、果実爆弾のようになってしまうナパ北やパソ・ロブレスのシラーと違い、またサンタ・バーバラで作られるシラーとも違う個性がある。 ハドソン・ヴィンヤードの南向き斜面から収量は2.5トン/エーカー(40hl/ha)とプレミアムワインの適正量。ぎっちりと凝縮した果実は、甘さではなく、タンニンの緻密さがまとまり、よりスパイシーなハーブや胡椒のニュアンスが生み出される。秀逸な酸が全体を引き締めるのも大きな特徴である。
ジョン・コングスガードからの2022年ヴィンテージコメント
1996年のコングスガード創業以来、カーネロスにある0.8ヘクタールの全く同じ区画からシラーを造り続けている。このリリースで26ヴィンテージになる、シラーは他に類を見ない個性を放ち、「ジャッジ」がカリフォルニアのシャルドネの中で際立っているのと同様にこのシラーも特別に際立っている。まさに自然の力そのもののようだ。もちろん、発酵や20か月にわたる熟成の過程で多くの醸造的決定を行なっていくが、この壮大で圧倒的な存在感は、私たちが手を加えられるものではない。野性味あふれ、旨味豊かなシラーは、植物というより動物的で、他にはない特別な世界に存在するようだ。是非鴨料理や、もっとワイルドなジビエ料理と合わせてお楽しみいただきたい。
クラッシック音楽が充満する岩盤をくり抜いたアトラス・ピークにある新ワイナリーからコングスガードの更なる伝説が生み出される
Atlas Peak, Napa Valley
Kongsgaard
コングスガード
カリフォルニア・シャルドネ5本指と言えば、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル、オーベールそしてコングスガード。最上級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品である。ジョン・コングスガードの造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。
眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。その厳しさが多くの信望者を集める由縁である。
コメント
冷涼シラーの代名詞「ハドソン・シラー」をジョン・コングスガードがセレクト。パーカー曰く「北ローヌ、コート・ロティ~エルミタージュを彷彿させるカリフォルニア・ベスト・シラー。」シガー、ビターチョコ、なめし皮、胡椒、クローヴ、炭、しっとりとした黒い土など第2次アロマが現れる。タンニンはソフトで、長い余韻がおだやかに続く。厳しいまでに硬く詰まった緊張感とリッチでフルボディーの果実味を併せ持つ。
リスキーな方法=葡萄の力を尊重し、厳しいまでの環境下で人力の介在を減らし、自然に任せる。完成形は少量のみ
ジョン・コングスガードは、若かりし日に目指したクラッシック音楽家としての将来を断念し、ナパ・ヴァレーに5世代続く稼業(土地に根差した農業、造園業、岩切り出し業)を家族と共に継いでいくことを妻・マギーと共に決断したのが1970年代。
ナパ市街にほど近いクームスヴィル/ Coombsvilleの山頂にある祖父が岩を切り出し販売する稼業を行っていた土地を開墾し、白品種の葡萄を植樹した。
アンドレ・チェリチェフから「岩だらけで、遮るものもない丘の上、強い風が通るこの土地から、絶対無二のものが出来る」とのアドバイスを受けたからである。その畑は、判事であった父に敬意を表し“The Judge Vineyard/ザ・ジャッジ・ヴィンヤード”と名付けられ、ここから伝説のワインが生み出されることになる。
1996年コングスガードとして初ヴィンテージをリリース。自社畑だけでなく、ナパ・ヴァレーの中でも最高の畑のオーナーたちと契約を結び、オーダーメイドで葡萄を注文する(低収量に制限する)ことを始めた第一人者である。ジョン・コングスガードが造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。
ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard
カリフォルニア・シャルドネの5本指
カリフォルニア・シャルドネの5本指と言えば、コングスガード、オーベール、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル。と言われる。
コングスガードの最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品であるが、その生産量は多くても15樽(約300ケースのみ)。少ない年は5樽(100ケースのみ)しか造らない程の希少品。
カーネロスの最高級畑の二つハドソン&ハイド・ヴィンヤードから造られるシャルドネ ナパ・ヴァレーも輸入早々に完売してしまいます。更にハドソン・ヴィンヤードから造られるシラーはカリフォルニア最高のシラーと高い評価を受けます。カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーの東丘陵のアトラス・ピークを代表する引き締まった酒質で長熟が期待されますがやはり生産量が少ない為、入手困難を極めます。自社畑と契約農家からアルバリーニョ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、希少なレッド・ブレンド「フィマサウルス」も造らるがどれも稀少品。日本に輸入されてくるワインも限定数のみで、輸入して数か月で完売してしまう希少品。
冷涼シラーの代名詞「ハドソン・シラー」をジョン・コングスガードがセレクト。パーカー曰く「北ローヌ、コート・ロティ~エルミタージュを彷彿させるカリフォルニア・ベスト・シラー。」シガー、ビターチョコ、なめし皮、胡椒、クローヴ、炭、しっとりとした黒い土など第2次アロマが現れる。タンニンはソフトで、長い余韻がおだやかに続く。厳しいまでに硬く詰まった緊張感とリッチでフルボディーの果実味を併せ持つ。