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【限定商品】エステート・ホワイト ナパ・ヴァレー 2023

Estate White Napa Valley

希望小売価格 40,000 円(税別)

ヴィンテージ 2023年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 ヴィオニエ主体
ブレンド品種 ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 アトラス・ピーク/Atlas Peak
アトラス・ピークの自社畑
備考 限定商品

詳細データ MORE

ワインメーカー ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard
醸造 粘土製のアンフォラと数年使いの仏産樽で発酵
熟成 そのまま熟成 10か月
土壌 岩がちの火山性土壌
サスティナブル認証 サスティナブル・ファーミング
評価
キャップ コルク
アルコール度数
品番 1KONB43123
JAN 無し
入数 12
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コメント

この2023年ヴィンテージより初リリース・新商品。ナパ・ヴァレー、アトラス・ピークの東端にある自社畑でオーガニック栽培されるヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネをブレンドしたユニークなワイン。かって「VioRous/ヴィオルス」(ヴィオニエ+ルーサンヌ)を造っていたが、そのイメージを念頭に更に進化させたワインとしてエステート・ホワイトを考案。

標高の高いアトラス・ピークの自社畑で栽培される3つの品種の個性を際立たせる為に、粘土製のアンフォラと数年使いの仏産樽で発酵・熟成10か月。自社畑は標高が高く朝晩は涼しく、日中は十分な日照が確保でき、岩が多い火山性土壌のテロワールで育つ個性豊かな白ワイン品種が調和し、見事なバランスを生み出している。オレンジの皮、和梨、アーモンド香るマジパンの風味が感じられ、豊かな風味と官能的な味わいが引き出され、口中に贅沢な余韻が広がる。

アトラス・ピークの自社畑

ナパ・ヴァレーの東端、標高が高く、涼しい火山性土壌の自社畑の西を向いた斜面の中でも比較的暖かい区画にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランが低収量で栽培され、ナパ・ヴァレーに近い一番西端の斜面など比較的涼しい区画にシャルドネ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、ルーサンヌなどの白ワイン品種が栽培されている。土壌からくる鉄分や鉱物を感じるミネラルの要素が力強く表現される。
2004年に購入したアトラス・ピークにある60ヘクタールの土地は、ナパ市街から車で約30分、曲がりくねった山道を登る。標識を見逃したら迷いそうな山道の途中に畑とワイナリーに向かうゲートがある。息子のアレックスと共に掘りぬいた岩盤の中にセラーがあり、更に少々登ると自宅と自社畑(2ha、2008, 2009年に植樹)がある。
南はサン・パプロ湾からセントラル・ヴァレーを見渡せ、西にはナパのヴァレー・フロアを見下ろし、マウント・ヴィーダーが同じ目線で連なる。北は晴れた日には雪をかぶったシエラ・ネバダ山脈が見える。標高760mの畑はナパ・カウンティの中でも標高の高い3つの畑の一つ。ワイナリーは700mにあり一番標高の高いところにあるワイナリーである。畑は赤い土のエイケン堆積土壌の区画と、崖が落ち込んでできた白い破砕されたスレートが混じる土壌があり、南北と西向きに開けた、様々な角度のある区画毎に、適した品種を植えている。
2013年ヴィンテージからこの畑単独のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランを1樽ずつ造ることができた。なぜ、このアトラス・ピークに、土地を購入したかと言うと、お隣にある畑の樹齢40年のカベルネ・ソーヴィニヨンこそが、ジョン・コングスガードが求める葡萄に当てはまり、自社畑を持つならここだと確信したという。サン・パプロ湾からの霧はここまで届かず、朝晩はヴァレー・フロアより暖かいが、標高が高く南に近い為、涼しい風が吹き、生育期間はヴァレー・フロアより約2-3度気温は低い。つまり、安定した気温、風により乾燥し、日照はありながら涼しく酸は落ちないことが特徴。

KONGSGAARD コングスガード

クラッシック音楽が充満する岩盤をくり抜いたアトラス・ピークにある新ワイナリーからコングスガードの更なる伝説が生み出される

Atlas Peak, Napa Valley

Kongsgaard
コングスガード

カリフォルニア・シャルドネ5本指と言えば、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル、オーベールそしてコングスガード。最上級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品である。ジョン・コングスガードの造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。
眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。その厳しさが多くの信望者を集める由縁である。

リスキーな方法=葡萄の力を尊重し、厳しいまでの環境下で人力の介在を減らし、自然に任せる。完成形は少量のみ

ジョン・コングスガードは、若かりし日に目指したクラッシック音楽家としての将来を断念し、ナパ・ヴァレーに5世代続く稼業(土地に根差した農業、造園業、岩切り出し業)を家族と共に継いでいくことを妻・マギーと共に決断したのが1970年代。
ナパ市街にほど近いクームスヴィル/ Coombsvilleの山頂にある祖父が岩を切り出し販売する稼業を行っていた土地を開墾し、白品種の葡萄を植樹した。
アンドレ・チェリチェフから「岩だらけで、遮るものもない丘の上、強い風が通るこの土地から、絶対無二のものが出来る」とのアドバイスを受けたからである。その畑は、判事であった父に敬意を表し“The Judge Vineyard/ザ・ジャッジ・ヴィンヤード”と名付けられ、ここから伝説のワインが生み出されることになる。

1996年コングスガードとして初ヴィンテージをリリース。自社畑だけでなく、ナパ・ヴァレーの中でも最高の畑のオーナーたちと契約を結び、オーダーメイドで葡萄を注文する(低収量に制限する)ことを始めた第一人者である。ジョン・コングスガードが造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。

ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard

カリフォルニア・シャルドネの5本指

カリフォルニア・シャルドネの5本指と言えば、コングスガード、オーベール、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル。と言われる。

コングスガードの最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品であるが、その生産量は多くても15樽(約300ケースのみ)。少ない年は5樽(100ケースのみ)しか造らない程の希少品。
カーネロスの最高級畑の二つハドソン&ハイド・ヴィンヤードから造られるシャルドネ ナパ・ヴァレーも輸入早々に完売してしまいます。更にハドソン・ヴィンヤードから造られるシラーはカリフォルニア最高のシラーと高い評価を受けます。カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーの東丘陵のアトラス・ピークを代表する引き締まった酒質で長熟が期待されますがやはり生産量が少ない為、入手困難を極めます。自社畑と契約農家からアルバリーニョ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、希少なレッド・ブレンド「フィマサウルス」も造らるがどれも稀少品。日本に輸入されてくるワインも限定数のみで、輸入して数か月で完売してしまう希少品。