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フェニックス ナパ・ヴァレー カーネロス 2020

Phoenix Napa Valley, Carneros

希望小売価格 14,500 円(税別)

ヴィンテージ 2020年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 メルロ84%
ブレンド品種 カベルネ・ソーヴィニヨン13%、カベルネ・フラン3%
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 カーネロス/ Carneros
ハドソン・ヴィンヤーズ/ Hudson Vineyards
備考 品種はメルロが主体になりました。

詳細データ MORE

ワインメーカー クレイトン・カーチョフ/ Clayton Kirchhoff
醸造 天然酵母発酵
熟成 仏産樽にて23か月醗酵(ダルナジュー、フランソワ・フレール、シルヴィアン、タランソ―使用、新樽率60%)
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.8%
品番 1HUDJ32120
JAN 無し
入数 12
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コメント

2017年ナパ・ヴァレーの山火事の時にソーダ―・キャニオンにあったワイナリーはほぼ全焼、その中でも奇跡的に残ったタンクのワインを灰の中から飛び立つ不死鳥をイメージしてフェニックスと名付けた。現在はカーネロスの自社畑内に素晴らしい醸造施設も併設。自社畑のLaughing Lands, Church, Diablo & Old Masterの区画から。2020年はメルロを主体とする。樽熟成23カ月(新樽60%) 涼しいカーネロスのメルロの特徴を十分に発揮したタイトで引き締まった他との個性がはっきりと分かる別格の味わい。

ワイン名の由来

2017年のナパ・ヴァレーの南を襲った山火事から、奇跡的に1980年代に建てられた事務所兼作業所は延焼を免れることが出来た。
またソーダ・キャニオンにあった醸造施設は延焼してしまったがここでも奇跡的に樽熟成中の2016年のワインは難を逃れた。
「灰の中から蘇り飛び立つフェニックス=不死鳥のようだ」とこのワインを命名。

テクニカル情報

醸造・熟成:区画毎に運び込まれる葡萄は、厳格に選別され除梗、別々に全て天然酵母で醗酵させる。
特に抽出時には過度な抽出にならないよう、細心の注意を払う。
仏産ダルナジュー、フランソワ・フレール、シルヴィアン、タランソーの樽で23ヶ月(新樽60%)ゆっくり熟成させる。
澱引きは様子を見ながら数回行い、ブレンドし、更に追加熟成させる。
その後、フィルターがけ無し、人工的な清澄剤なしで瓶詰。

テイスティング・コメント

冷涼地の赤ワインらしい「タイトで引き締まった」たたずまい!
オーナー・リー・ハドソン曰く「ヴェルヴェットでできたハンマーだよ!」
心地良い香りはキルシュ、プラム、赤系ベリー、薔薇、紅茶、鉛筆の芯、シナモン・スティック、森林の香、黒スグリ、砕けた岩の硬い香りなどが次々と現れてくる。
胡椒、セージ、ミント、アニスなどのスパイシーさも特徴的。
砂糖漬けのりんご、プラム、ブルーベリーなどの果実味は穏やかに現れ、口当たりは非常にしなやかで、余韻には心地よいタンニンが長く余韻を残し、土のニュアンスが赤身の肉料理との相性を期待させる。

畑情報

フェニックス区画マップ

畑:ハドソン・ヴィンヤーズ(自社畑100%)は、大きく二つに分かれている。

  • ホーム・ランチ(121号線沿いに広がるワイナリーを含む畑)
  • ヘンリー・ロード・ランチ(複雑にうねる丘を北側に越えたところに広がる畑)
フェニックスはホーム・ランチの4か所の区画から(Laughing Lands, Church, Diablo, Old Master)個性の違う葡萄を、涼しい夜に成熟度を見ながら、数日に分けて収穫。手作業で選果を行う。

HUDSON WINES ハドソン・ワインズ

ナパ最高のシャルドネ畑と評価、著名ワイナリーがプレミアムワインを造る。畑の特徴を熟知したグローワーズ・ワイン

Los Carneros, Napa Valley

Hudson Wines ハドソン・ワインズ

ハドソン・ヴィンヤーズから葡萄を調達するのは、コングスガード、 キスラー、 パッツ&ホールを始めとする幾多の著名ワイナリー。この畑がナパで指折りであるとの評価は疑いの余地もない。オーナーのロバート・リー・ハドソンはブルゴーニュ、モレ・サン・ドニのジャック・セイスの元で修行をしている時に「世界的評価を受けるワインは、聖なる畑が生み出す偉大な葡萄から作られる」と確信し、ロス・カーネロス・ナパにあるこの畑を見出す(1981年)。回り込む丘の斜面に様々な区画が点在し(65ha)、ナパの太陽を十分に浴びながら、サンフランシスコ湾からの冷たい霧と風の影響を受け、秀逸な酸が落ちずに凝縮した果実を生み出す。畑の特徴を熟知したオーナーが造るワインは、まちがいなくハドソン・ヴィンヤーズの個性をワインに反映させている。

カーネロス、ナパ・ヴァレー、冷涼地区で栽培するメルロ、カベルネ・フラン、シラーは幾多の有名ワイナリーがこの葡萄を熱望する。畑の特徴を熟知したグローワーズ・ワイン(栽培家が自ら造るワイン)の完成形

ハドソン・ヴィンヤーズは、ナパ、ソノマの有名ワイナリーがこの畑の葡萄を調達し、偉大なるワインを造り上げることで有名である。

オーナーのロバート・リー・ハドソンはブルゴーニュ、モレ・サン・ドニのジャック・セイスの元で修行をしている時に「世界的評価を受けるワインは、聖なる畑が生み出す偉大な葡萄から造られる」と確信し、カリフォルニアに戻り、サンタ・バーバラからメンドシーノまで最高の土地を探した中で見つけた「カリフォルニアの聖なる地」が、ロス・カーネロス・ナパに位置するこの畑であった(1981年)。

リー・ハドソン、愛犬のソロモンとルナと

回り込む丘の斜面に様々な区画が点在し(65ha)、ナパの太陽を十分に浴びながら、サンフランシスコ湾(サンパブロ湾)からの冷たい霧と風の影響を受け、秀逸な酸が落ちずにリッチで旨味が凝縮した果実を生み出す。

土壌、気候、台木、クローン、継穂、畑の管理など、どの要素を欠いても完璧なものは出来ない。

現在、信頼関係を築いた10の生産者に葡萄を供給し、ラベルに“ハドソン”の名前を冠することが出来る。

各ワイナリー、ワインメーカーと綿密な打ち合わせの上で、オーダーメイドの栽培が行われている。それ以外にも厳選された生産者のみに葡萄を供給している。

誰もが喉から手が出るほど渇望されている葡萄である。

ハドソン・ヴィンヤーズから葡萄を調達する代表的なワイナリー:
コングスガード、キスラー、パッツ&ホール、アリエッタ、TOR、ベッドロック、ケイクブレッド、ダリオッシュ、ダックホーン、ケンワード、マイナー、プランプ・ジャック、レイミー、シュラムズバーグ他

ワインメーカー

リー・ハドソン自身が、自社畑から最高の葡萄で造るワインがハドソン・ワインズ。ワインを醸造するのは、クレイトン・カーチョフ氏。

ネブラスカ出身、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校でビジネス経済学の学士号を取得後、イタリアでの研修でワインに人生の目的を見出す。

醸造を独学で学びながら、ナパ・ヴァレーをはじめとする世界有数のワイナリーで12年間経験を積む。

ハドソンで6年間アシスタントとして勤めた後、ワインメーカーに就任。

ハドソン・ランチの畑に精通し、個性あるワインを造ることを目標としている。

ハドソン・ヴィンヤーズでは葡萄、ハドソン・ランチでは、こだわりのオーガニック野菜、フルーツ、豚、羊を育てマーケットに卸している。

クレイトン・カーチョフ/ Clayton Kirchhoff

ワイナリー情報

リー・ハドソンがメンドシーノからサンタ・バーバラまでカリフォルニア中を差がして見つけた「聖なる地。」

サンフランシスコ湾(サンパブロ湾)からから13㎞ほどに位置したい霧と風の影響を受けながら。

回り込む丘の斜面に様々な区画が点在し(65ha)、ナパの太陽を十分に浴びるため、秀逸な酸が落ちずにリッチで旨味が凝縮した果実を生み出す。