生産者: ハーラン・エステート
希望小売価格 350,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2022年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| ブレンド品種 | メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
| ネステッドAVA、他 | |
| 畑 | ハーラン・エステート/ Harlan Estate |
| 備考 |
98P The Wine Palate by Lisa Perrotti-Brown, August 2025 98P JamesSuckling.com by James Suckling, March 2026 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | コーリー・ エンプティング/ Cory Empting |
|---|---|
| 栽培・醸造 | ステンレス・タンクとオークの発酵槽を併用して発酵、仏産新樽にて20~25か月熟成 |
| 土壌 | 表土:フランシスカン頁岩、堆積土壌1/3、火山性土壌2/3 |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 14.5% |
| 品番 | 1HA1P32122 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 3 |
コメント
評価
ザ・ワイン・パレットの公式評価とコメント
98P The Wine Palate by Lisa Perrotti-Brown, August 2025
深みのあるガーネット・パープルの色調を示す。グラスからは、クレーム・ド・カシス、プラムのコンポート、ジューシーなブラックベリーといった豊かな香りが力強く立ち上がり、ダークチョコレート、メンソール、鉄のニュアンスが重なる。フルボディの味わいはリッチで構造的。存在感のあるタンニンを備え、鮮やかな黒系果実の風味と心地よいフレッシュさが広がり、余韻にはエキゾチックなスパイス感が花火のように広がる。豪奢さを体現するような1本である。
*リサ・ペロッティ・ブラウンMWはワイン・アドボケイトにロバート・パーカーの右腕として5年間の勤務。パーカー退任後編集長を8年務めた。2021年に退任。2022年に自らのサイト「ザ・ワイン・インディペンデントTWI」を創立。広告費、権力に傾かないワインサイトを独自の取材、美しい写真、ワイナリーレポートを掲載するサイト運営をしている。(出資はワイン業界とは別の企業より受ける)
2025年には「ザ・ワイン・パレット」を創立。専門家によるワイン評価と独自のマッチング機能により、個々の嗜好に寄り添ったワイン選びを提案する。
ジェームズ・サックリングの公式評価とコメント
98P JamesSuckling.com by James Suckling, March 2026
ブルーベリー、スミレ、オレンジピール、白桃、そしてグラファイトが香り、きめ細かく上質なタンニンとともに、明るく生き生きとした味わいへと展開する。張りがありエネルギッシュな余韻は非常に長く、洗練され繊細な印象。現時点でも十分に楽しめるが、美しく熟成していく可能性を備える。
ヴィンテージについて「思いがけない恵み」
2022年の生育期は、シーズン開始前からその特徴が形づくられていた。 2021年10月、通常であれば秋から冬至へと穏やかに向かう季節の中で、わずか24時間に約200mmの激しい降雨があり、その流れは一時的に途切れた。 収穫を終え、健全な樹冠を保った状態のブドウの樹は、この突発的な降雨の恩恵を受けた。土壌中の微生物が活性化し、必要な養分を取り込む環境が整った。この養分の蓄積により、深く張った根にエネルギーを注ぐことができ、年明けの乾燥した時期において確かな支えとなった。 春先の冷涼な気候により萌芽がやや遅れたが、その後は穏やかで安定した天候が続き、生育は均一に進んだ。6月に予想外の降雨があり、結実期のブドウの樹に新たな活力を与えた。ブドウの房は適度にばらけ、良好な通気が確保された。収量が抑えられたことも成熟の後押しとなり、ヴェレゾンは早期に確認され、当初の予想を上回るペースで成熟が進んだ。収穫は8月18日に開始され、レイバー・デー(2022年9月5日)前にすべて完了した。(2022年はレイバー・デー後に40℃超えの日が5日間続き多くのワイナリーでは非常に難しいヴィンテージとなった。)
テクニカル情報
自社畑17ヘクタールの栽培品種/植樹率:カベルネ・ソーヴィニヨン(70%)、メルロ(20%)、カベルネ・フラン(8%)、プティ・ヴェルド(2%)
土壌:すべてヒルサイドに段々畑状に密植されており、北東を向いた斜面に点在する。土壌はフランシスカン頁岩という粉砕された岩石が表面を覆い、地中は1/3が堆積土壌、2/3が火山性土壌、断層に分断される。
ワインメーカーのコメント(コーリー・エンプティングより)
2022年ヴィンテージは、ブドウの樹と同じように、表に見える部分だけでなく、その内側にこそ本質が息づいている。
香りは端正で落ち着いた印象を示し、黒系果実や芳しいドライハーブの香りが繊細に揺らぐ。静かなアロマの奥には、重なりのある深みと細やかなニュアンスが潜み、グラスの中で次第に輪郭を帯びながら、ゆっくりと開いていく。
味わいは一転して、心地よく重みのある質感がすぐに口中を満たし、味わいの芯にはふくらみがあり、丸みを帯びた輪郭がそれを支える。中盤にかけて生き生きとしたフレッシュさが広がり、十分な酸に支えられながら旨味のニュアンスが現れ、続いて緻密で柔らかなタンニンが感じられる。タンニンは徐々に温かみを帯び、鮮やかな絵具が水に触れてふわりと広がるように、長い余韻の中でゆっくりと溶け込んでいく。
About the Producer
生産者情報
Harlan Estate
ハーラン・エステート
偉大なボルドー・クラシック・ブレンドであるカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドがブレンドされる。深みのある美しい色、際立つ凝縮感、複雑さ、味わい深さと洗練されたタンニン、エステートのユニークな特徴を存分にあらわした官能的な長い後味を持ち、今飲むと瑞々しさと新鮮さが魅力的だが、非常に長い寿命をもつワイン。ハーランが目指すワインとは人と自然が造りだす“芸術”である。ラベルには寓話のエピソードを描写した絵柄を使用。