希望小売価格 5,800 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 白ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ヴィオニエ100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | ワシントン |
AVA | コロンビア・ヴァレー/ Columbia Valley |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | アントワーヌ・クリーク/ Antoine Creek、フォゴットン・ヒルズ/ Forgotten Hills(自社畑) |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | グレッグ・ハリントン/ Greg Harrington |
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醸造 | ステンレス・タンク醗酵 |
熟成 | ステンレス・タンク熟成60%、仏産樽パンチョン(500リットル)熟成40%。8か月熟成 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 13.5% |
品番 | 3GRAE21121 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
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コメント
グラマシー・セラーズでは初めからヴィオニエを造ろうとしていたわけでなく、2010年ワシントンDCでソムリエをする友人から「家族がレイク・シュランで良いヴィオニエを栽培しているんだが、見てくれないか?」との電話をもらい、最初にその畑を訪れた時から、すぐに長期契約を申し込んだ程、素晴らしいヴィオニエを手に入れることができた為、グラマシー・セラーズに白のラインナップが加わった。
生産量:325ケース
テクニカル情報
醗酵・醸造:ステンレス・タンク醗酵フレッシュな果実が楽しめる。
60% そのままステンレスで熟成40%
数年使いの仏産樽パンチョン500?にて熟成ワインにふくよかさと、まろやかな口当たりを加味する。
8か月熟成後、両者をブレンドする
テイスティング・コメント
味わい:瑞々しい柑橘類、レモン、梨、マンダリン・オレンジの皮と白い花のアロマ。
アタックには引き締まった酸が感じられ、軽やかなヴォリューム感。
口当たりは非常にまろやかさで口中を覆うような滑らかさが溢れてくる。
辛口で爽快な酸、フレッシュな果実、滑らかな口当たりのバランスがこのワインの特徴。
2021年は一段と個性を増し、石を感じさせるミネラル感、シャープな酸、たっぷりとした果実の凝縮感が心地よい。
●Antoine Creek アントワーヌ・クリーク(コロンビア・ヴァレーの北西レイク・シュランAVA)
秀逸な酸とミネラル感を与える。
それはニュー・ワールドのヴィオニエに欠けがちの要素である。
ニュー・ワールドのやや暖かい産地で栽培されるヴィオニエは強い日照にすぐ日焼けし、過度に熟し、また生育状況や糖度や成熟にばらつきが出がちである。
例えば一房に糖度が3-5度ほど違う粒が混ざっていることがほとんど。
しかしながらこのレイク・シュランAVAにあるアントワーヌ・クリークの葡萄は均一に熟し、秀逸な酸をキープできるという素晴らしい畑であり、十分に手をかけた栽培農家のおかげである。
●Forgotten Hills フォゴットン・ヒルズ(ワラ・ワラ・ヴァレーAVAの北東)
自社畑ブルーマウンテン山裾にある畑で常時風が吹き込み冷涼で、火山性土壌からの鉱物的ミネラル感が加わる。
「ワシントン・エレガンス」ワシントンワインの将来的方向性をけん引するグレック・ハリントン(マスター・ソムリエ)

Walla Walla Valley, Washington State
Gramercy Cellars グラマシー・セラーズ


オーナー・グレック・ハリントン(Greg Harrington 1970年生まれ/現在53歳)が、2005VTGより、ワシントン・コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーを中心に、「土地の個性を表現し、新樽が強く出過ぎない、酸のバランスが良く、食事と共にあるワイン」を造りたいと設立。グラマシーとは「驚き」や「感謝」の気持ちを表す古語であり、ニューヨークの唯一のプライベート・パーク・グラマシー・パークに思い入れのあるグレッグがワイナリー名に採用。ラベルは現代モダンアーティストのデザイン。今後成熟していくワシントン・ワインの方向性を示唆する注目すべきワイン。
グラマシー・セラーズ
オーナー・グレック・ハリントン/ Greg Harringtonがワシントン・コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーを中心に、「土地の個性を表現し、新樽が強く出過ぎない、酸のバランスが良く、食事と共にあるワイン」を造りたいと設立。
2005年ヴィンテージ初リリース。
グラマシーとは「驚き」や「感謝」の気持ちを表す古語で、ラベルは現代モダンアートで知られるドロール・ベンシェトリットのデザインを採用している。
年間生産量約8,000ケース、ワラ・ワラ・ヴァレー、ヤキマ・ヴァレー、ホース・ヘブン・ヒルズ、コロンビア・ヴァレーから、シラーとカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に、世界に評価されるバランスの整った、「土地の個性を表現し、新樽が強く出過ぎない、酸のバランスが良く、食事と共にあるワイン」を目指している。

グレッグ・ハリントン
グレッグは1996年、25歳の時、最年少で、「コート・オブ・マスター・ソムリエ」協会の最高位「マスター・ソムリエ」を取得。
ニューヨーク、ラスベガス、シカゴなど全米各地でソムリエ、ワイン・ディレクターとして辣腕を振るい、有名レストラン・グループのトップや各ワイン団体の主宰を務めてきた。
アメリカでは知る人ぞ知るワイン業界のキー・パーソン。
カリフォルニア、オレゴン、ワシントンのみならず、世界中のワイナリーからも一目置かれる存在。
グレッグのキャリアの一部:
- BR Guest Restaurants & James Hotelsの飲料ディレクター
- ニューヨーク、ラスベガス、スコットデール、シカゴの15のレストランとホテルの飲料監修
- Wolfgang Puck Groupのワイン・ディレクター(Spago, Postrio, Chinoisを含む)
他にも様々なレストランのワインを監修指導し、ワイン・スペクテーターのベスト・グループ・レストランの最優秀賞を取得など数えきれない輝かしいキャリアを持つ。
コート・オブ・マスター・ソムリエ
世界には二つのソムリエ協会があり、日本のソムリエ協会が属しているのは、アソシエーション・オブ・ソムリエ・インターナショナル(ASI)、もう一つがこのコート・オブ・マスター・ソムリエ。
ソムリエ、アドヴァンス・ソムリエ、そして最高位が取得が最難関と言われるマスター・ソムリエとなる。日本のソムリエとは別物である。
ワイン業界の権威として認知されているマスター・オブ・ワイン(WSET)に匹敵する栄誉であり、欧米では高い認知と尊敬を得ている。

グラマシー・パーク/Gramercy Park
ニューヨークにある唯一のプライベート・パーク。
柵に囲まれ、近隣の居住者のみこの公園に入れる鍵を持つ。
近隣は歴史的な建物と独特の雰囲気を持つ街。
グレッグの祖父母はここに住み、グレッグと妻のパムが最初のデートをしたのがこの近くの有名レストラン。
二人もこの近隣に住んでいた。
思い入れの強いこの「グラマシー」をワイナリー名に。
ラベルはこの公園回りの柵のデザイン。

ワシントン州/ Washington State グレッグ・ハリントンMSが魅せられたワラ・ワラ・ヴァレー/Walla Walla Valley
ワラ・ワラのワインほど、グレッグ好みであり、アメリカ中でも、これ程将来性に優れたところはないと確信すると、レストラン・ビジネスを辞め、ワイン造り、ワシントンへの移住を決めた。早くも2005年VTGよりグラマシー・セラーが設立されることになる。
ワシントンのワイン産地の中でも別格の感のあるワラ・ワラ・ヴァレーは非常に痩せた土地、日照量の多さ、夜の冷涼さ、雨がほとんど降らない長い生育期間、複雑な土壌構成・・・と最良の小粒な葡萄を産する絶対条件が整っており、すでに評価の高いクウィルシーダ・クリーク、レオネッティ、カユース、Kヴィントナーズなどが素晴らしいワインを産している。
ここにグレッグが参入することにより、すでに新しい若手ワインメーカーたちのコミュニティーや意見交換の場、コラボレーションなどが始まっており、今後グレッグの経験豊富なレストラン業界でのキャリアや、理想とする食と共にあるべきバランスの取れたワイン造りがワシントンワインの将来をけん引していくことであろう。
既にワイン造りを始めて数年の2008年度に、シアトルのワイン雑誌からグレッグはベスト・ニュー・ワインメーカーとして評価されている。
グラマシー・セラーズはWine & Spirits誌から、2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2016, 2017、2018, 2020、2021、2022年度の世界Top100ワイナリーに選出されている。
グレッグは、コーネル・ホテル・スクールにおいて客員講師、コート・オブ・マスター・ソムリエ協会の重役、ワシントンワイン協会の要職、ワラワラ地区のワイン・トレードの講師を務める。自社畑グラマシー・エステートをワラ・ワラ・ヴァレーに取得、更に幾つかの自社畑、完全自社契約のブロックを持ち栽培に注力。
ワラ・ワラ・ヴァレーにテイスティング・ルーム、ワイナリーを新設。醸造面においても様々な種類のタンクや樽をコンビネーションさせるなど進化は止まらない。

ワシントンのワイン産地の中でも別格の感のあるワラ・ワラ・ヴァレーは非常に痩せた土地、日照量の多さ、夜の冷涼さ、雨がほとんど降らない長い生育期間、複雑な土壌構成・・・と最良の小粒な葡萄を産する絶対条件が整っており、すでに評価の高いクウィルシーダ・クリーク、レオネッティ、カユース、Kヴィントナーズなどが素晴らしいワインを産している。

グラマシーセラーズのワイナリー
コロンビア・ヴァレーの西北シュラン湖にあるアントワン・クリークの畑から、輝くばかりの酸とミネラル感が満載の葡萄を調達。オーナー・グレッグ・ハリントンはもったりとしたヴィオニエ(温暖な地区のヴィオニエ)を良しとせず、切れ上がった酸、ミネラル感を大切にする。