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カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021

Cabernet Sauvignon Napa Valley

生産者: フェ マン

Fait-Main

希望小売価格 20,000 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
備考 限定数入荷初リリース、初VTG

詳細データ MORE

ワインメーカー ブノワ・トゥケ/ Benoit Touquette
醸造
熟成 仏産樽熟成(新樽率75%)
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.6%
品番 1FAMM22121
JAN 無し
入数 12
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コメント

ブノワ・トケが捉える「ナパ・ヴァレー」をヴァレー・フロアからヒルサイドの高みまでを表現。ミズーリ・ホッパー、ラスピエドラス、ティエラ・ロハ(オークヴィル/ダラ・ヴァレの真下)他をブレンド。仏産樽(新樽75%)16-18か月熟成。ジューシーで快楽的なこのワインは、ナパ・ヴァレーのあらゆる側面を表現している。リッチな苺の香りに、ブラック・ベリーとチョコレートのニュアンス。口中では良く熟した濃密な果実味が滑らかに広がり、ベルベットのようなタンニンが長く華やかなフィニッシュへと導く。

ブノワ・トケのプライヴェート・ブランドであるフェ・マンからカベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレーが初リリース。
フェ・マンがリリースするシングル・ヴィンヤードからの葡萄と、将来的にはシングル・ヴィンヤードとなるポテンシャルを持つ新たな畑からの葡萄を使用。
ブノワ・トケが捉える「ナパ・ヴァレー」をヴァレー・フロアからヒルサイドの高みまで表現したワインです。

ヴィンテージ情報

寒く乾燥した冬に始まり干ばつ状態のまま春へと続いたため、開花は僅かに遅れました。
しかし十分な日照と穏やかな夏と秋の気候により収穫時までゆっくりと着実に成熟し、しっかりとした構造とエネルギー、そして優雅さを湛えた果実を収穫することができた。
非常に乾燥し収量が少なかったヴィンテージゆえにしっかりとした凝縮感とたっぷりとした果実味のあるワインとなった。
且つフレッシュで優雅な香りを備えている。
既に素晴らしいエレガンスを示しているが、今後も長く美しく熟成するだろう。

テイスティング・コメント

信じられないほどジューシーで快楽的なこのワインは、ナパ・ヴァレーのあらゆる側面を表現しています。
リッチな苺の香りに、ブラック・ベリーとチョコレートのニュアンス。
口中では良く熟した濃密な果実味が滑らかに広がり、ベルベットのようなタンニンが長く華やかなフィニッシュへと導きます。

畑情報

マヤカマス山脈とヴァカ山脈にはさまれた南北約50㎞にわたるナパ・ヴァレーでは、多様な土壌、斜面の向き、微気候がそれぞれの場所で特異なテロワールを形成しています。
ヴァレー・フロアの深い粘土質の土壌、山の斜面の浅い表土の岩だらけ、噴火によって積もった火山性の凝灰岩など様々な土壌と、標高、斜面、露出してる地質・・・等様々な条件が組み合わさることで幾千もの独特な育成条件と可能性が生まれます。
そんなナパ・ヴァレーのユニークで多面的な魅力を称えるキュヴェとしてこの「ナパ・ヴァレー」をリリースしました。

下記の3つのシングル・ヴィンヤードの畑と将来的にシングル・ヴィンヤードとしてリリースされるだろう新規の畑から。

  • ベクストファー ラス・ピエドラス・ヴィンヤード
  • ベクストファーミズーリ・ホッパー・ヴィンヤード
  • ティエラ・ロハ・ヴィンヤード(オークヴィル東丘陵・ダラ・ヴァレの真下)

    ベクストファー ミズーリ・ホッパー ヴィンヤード

    ベクストファー ミズーリ・ホッパー ヴィンヤードの古木

    ベクストファー ラス・ピエドラス ヴィンヤード

    ティエラ・ロハ・ヴィンヤード

    FAIT-MAIN フェ・マン

    ブノワ・トゥケ(レアムのワインメーカー)自身のブランド。「フェ・マン」はフランス語で手造りの意味。ナパカベを手造りで仕上げる。

    Santa Maria Valley

    Fait-Main フェ・マン

    ブノワ・トゥケ(フランス出身)は無名であったレアム・セラーズをパーカー100 点連発のワイナリーに仕立てあげた立役者であり現在ナパ・ヴァレーの注目株。「人から渡されたものでなく、自分自身の手で一から造りたい。自分を極限まで追い込み、そこから初めて自分の本当の実力がわかる。そんなワインを「手造り」したい。」とブノワは語る。家族経営で、アシスタント・ワインメーカーもなく、営業担当者もいない。まさ自分自身と、家族、最小限のスタッフのみの「手造り」で造られる。フェ・マンのラベルにはブノワの出身地フランス・リオンの紋章が描かれている。自分自身の出自を明らかにし、ナパ・ヴァレーの出自をはっきりとさせたワインを造りたい思いから選ばれた。

    ブノワがフェ・マンについて語る。

    「人から渡されたものでなく、自分自身の手で一から造りたい。自分を極限まで追い込み、そこから初めて自分の本当の実力がわかる。

    そんなワインを「手造り」したいとフェ・マンを始めました。 何かピンとくるものがあると、(例えば素晴らしい畑、魅力的な人、適切なタイミング)それがどんなにリスキーでも、ワイナリーで 眠れない夜が続くことになっても、チャレンジしてしまいます。

    ワイン造りはライフスタイルのひとつという人もいるでしょうが、私にとってワイン造りは私の全てで、私の活力源です。家にいても、 ワイナリー、葡萄畑、将来的な可能性のことを考えてしまい、ゆっくり休むことができません。 フェ・マンは、そんな私の性格から生まれたワインです。 ワイン造りにおいては小さな決断の積み重ねが「良いワイン」と「偉大なワイン」の差になります。

    様々な決断 ~ 灌漑の量やタイミ ング、剪定の時期や程度、熱波が来た時の栽培管理、適切な収穫のタイミング、醸造やブレンドの割合など細部に至るまで正確さを 追求することで、私のビジョンと感性を反映したワインを造ることができると信じています。 フェ・マンは私が関わるワイン・プロジェクトの中でも最も小さく、家族経営で、アシスタント・ワインメーカーもなく、営業担当 者もいない。まさに私自身と、家族、最小限のスタッフのみの「手造り」で造られています。」

    フェ・マンのラベル

    「私の出身地であるフランス・リオンの紋章が描かれています。

    ワインをテイスティングする時、その出自(どの畑で、どんなテロワールで、誰が栽培し、誰が造ったか)がとても重要であるように、人においても同じことが当てはまると考えます。

    フェ・マンのボトルには私自身がどこで生まれ、どこで育ち、私の根幹には何があるかを表したいと思っています。

    18 歳まで食の都リオンで育ち、ブルゴーニュやローヌにも近く、また子供のころから母の故郷であるボルドーを休暇毎に訪れていました。

    大学はボルドーに進み、卒業後もシャトー・クーアン・リュルトン等で働きながら28 歳までボルドーで過ごしました。

    その様な私の出自(フランス)を表すラベル・デザインを選びました。」

    Benoit Touquette ブノワ・トゥケ

    子供の頃は戦闘機のパイロットかエンジニアを目指していた。

    しかし、学費を稼ぐために移動式のボトリングラインで働いていた時に出会った、ワインメーカー達の情熱に圧倒されワイン造りへと針路変更。

    ボルドー大学で醸造と化学で修士号を取得。

    ボルドーでミッシェル・ロランの元で働いた後、カリフォルニアに派遣され、アンディ・エリクソンの元、ファヴィア、ハートウェル、オーヴィッド、スクリーミング・イーグル等、数々の伝説的なワインの醸造に関わる。

    米国のワイン造りの自由さに感銘し定住。

    2011 年にレアムのワインメーカーに就任。

    2012 年ヴィンテージでパーカー100 点を2 種類、2013 年ヴィンテージでも3 種類のワインで獲得した。

    現在トータルで13 回の100 点を獲得。無名だったワイナリーを100 点ゲッターに引き上げた、手腕が高く評価されコンサルティングも増え、今後の動向から目が離せない。

    ブノワは優しいながら情熱溢れる人柄が多くの人を魅了する。

    米国人の奥様と結婚。先日、ご子息が誕生。(2021/11/28)