【限定品】デボーチー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021

世界中の快楽を求める方々へ

私たちは、ワインを飲むのが大好きな男女の中には、必ずdebauchee/放蕩者がいると信じている。
孔子も “食と性への欲求は人間の本性の一部である “と説く。

テクスチャーへの官能性を探る旅が、「2021 Debauchee x Wolford セット」を開ける瞬間から始まる。
オーストリアのランジェリーメーカー「ウォルフォード」製レースのストッキング1足と、デボーチー ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン3本がセットとなり、足先から全身、そして感覚と思考にまで響いていく。
やわらかな光の中、ウォルフォード製ストッキングを身に着けた女性のラベルが、デボーチーのコルクを抜く時間に静かな高揚を添える。
ウォルフォード社が築いてきた誇り高い伝統と、デボーチーが体現するカリフォルニアの革新性とが、このマジックボックスに込められている。

テクニカル情報

醸造：ナパ・ヴァレー各地の銘醸畑のブドウを使い、3人のワインメーカー、ブノワ・トゥケ、フィリップ・メルカ、トーマス・リヴァース・ブラウンが造った樽から、ミッシェル・ロランがデボーチー用に選抜してブレンドする。
セット：ラベル違いで3本入り。中身は同じワイン。2021年のラベルは、日本人のアーティスト目黒ケイ氏によるもの。

2021年のヴィンテージ情報

数年間続いた乾燥した気候により蓄積したストレスに対し、ブドウの樹は自らを調整しつつ、素晴らしいヴィンテージを生み出した。
乾燥した穏やかな冬が終わり、早い春が訪れた。霜害のリスクがある中、無事に萌芽をむかえた。夏は温暖で安定した気候が続き、収穫は早まり、収量は低めとなった。 2021年のワインは、2013年や2014年の乾燥した年のような凝縮感を持ちつつも、より爆発的な香りと内なる甘みが際立つ仕上がりとなった。長期熟成のポテンシャルを秘めた非常に期待の持てるヴィンテージとなった。

テイスティング・コメント

スケール感がありリッチな口当たり。深みのある黒系果実やプラムの風味が主軸となり、鉛筆の芯、ダークチョコレート、スミレを思わせるアロマが広がっていく。 見事なバランスを持ち合わせ、タンニンはきめ細かく、艶やかで官能的、豊潤なスタイルに仕上がっている。

95P JEBDUNNUCK.com by Jeb Dunnuck, December 2023