カベルネ・ソーヴィニヨン サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2019

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メインのカベルネ・ソーヴィニヨンは、Domaine Edenの自社畑を中心に、サラトガやロス・ガトスにある3つの畑から調達した葡萄をブレンドしている。
その3つの畑の生産者達はマウント・エデンのパターソン夫妻と親しく付き合い、高品質な果実を得る為に栽培管理について相互で話し合いをしている。
マウント・エデンでの研究成果をあてはめ、涼しい気候の中での栽培で収量を抑えて、最も果実が熟した時点で収穫することで、バランスのとれた味わいを実現している。

テクニカル情報

収獲：9月9日から10月19日にかけて手摘みで収穫
醸造・熟成：各ロット毎に天然酵母発酵させ、数年(1～4年)使いの仏産樽(66%)と米産樽(34%)で22ヵ月熟成。無清澄、無濾過で瓶詰め。

テイスティング・コメント

2019年は、サンタクルーズ・マウンテンズにとって素晴らしいヴィンテージとなった。
冬は十分な雨と冷涼な気候に恵まれ、春には5月の嵐に見舞われたものの、晩熟傾向のボルドー系品種は被害を受けず、適度な収量を確保できた。収穫は9月下旬から10月にかけて行われ、標準的なスケジュールで順調に行われた。
腐葉土を思わせる香りに、カシス、ブラックベリー、杉のニュアンスが重なる。プラムやブルーベリーの鮮やかな風味に、伸びやかな酸とバランスの取れたタンニンが調和する。7〜12年ほどの熟成にも適した一本である。