希望小売価格 12,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2023年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ピノ・ノワール100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | サンタ・リタ・ヒルズ/ Sta. Rita Hills |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | 自社畑 Domaine de la Côte |
備考 | 94P JamesSuckling.com, November 2024 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | サシ・ムーアマン/ Sashi Moorman、クレア・ウィルソン/ Claire Wilson (アシスタント・ワインメーカー ) |
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醸造 | 全房100%、コンクリートの開放発酵槽、天然酵母にて発酵 |
熟成 | 仏産樽(1~2年使用のエルミタージュ)にて9ヶ月熟成 |
土壌 | シルト、粘土、ローム堆積土壌、ダイアトメイシャスのスレートなど |
サスティナブル認証 | サスティナブル・ファーミング |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 13.2% |
品番 | 1DLCI32123 |
JAN | |
入数 | 12 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2023年はドメーヌ・ド・ラ・コートの歴史の中でもお気に入りのヴィンテージのひとつだとオーナー・ワインメーカーのサシ・ムーアマンが語る。
サンタ・リタ・ヒルズは冷涼な気候の産地とされているが、2023年は特に涼しい年となった。自然と収量は抑えられ、春から夏にかけて穏やかな気候が続き、ゆるやかなペースで成熟が進んだ。長い生育期を経て、最終段階に気温の上昇に頼ることなくブドウは見事に完熟した。安定した気候により収穫のタイミングも細かく調整することができ、例年の収穫期の熱波は収穫完了後に訪れた。こうした条件はブルゴーニュの優良ヴィンテージ、85年や99年を思わせた。
また、2023年は理想的なタンニンに恵まれた。通常この地では、果皮が薄く種の数が少ないためタンニンの量が課題になることあり、100%全房発酵を行い新樽比率を高めてきた。しかし、2023年は成熟した甘美なタンニンのおかげで、プレスワインの使用を減らしてもしっかりとした骨格を持つ仕上がりとなった。長期熟成に耐えうる期待に満ちたヴィンテージである。
数年落ち着かせてから開けることをお勧めするが、2023年の魅力の体験を待ちきれない場合は、デカンタージュするか、大きいグラスに注いで十分空気に馴染ませ、ワインの魅力がより引き立つよう、ゆっくり時間をかけて楽しんでいただきたい。
テクニカル情報
醸造:天然酵母で自然のままの穏やかな発酵を行う。コンクリートの開放発酵槽に全房(100%)の葡萄を入れ、ゆっくりとしたパンチダウンを行う。仏産樽(1~2年使用のエルミタージュ)にて9ヶ月熟成。コンクリートタンクへ移した後、ノン・フィルター、人工的な清澄なしに瓶詰。
生産量:588ケース
テイスティング・コメント
複雑で力強いフローラルな香りが広がり、様々な果実のアロマが幾重にも折り重なる。ボリューム感は控えめでありつつも、際立った存在感を示し、引き締まった骨格に鮮やかな酸ときめ細やかなタンニンが調和している。ローズやチェリーが香り立ち、繊細で優雅な余韻が心地よく残る。


16haある自社畑から、単一区画としてリリースするセレクション後のキュヴェと、まだ単一区画としてリリースしない区画をブレンドしたキュヴェ。
エステート内でも土壌は様々。
シルト、粘土、ローム堆積土壌(粘土より粗い礫が混じる)、ダイアトメイシャスのスレートなど。2018年より新しいラベルDDLCとなり、エステートの味わいを代表するエントリーワインとなるが、生産量は単一区画と変わらない600ケース前後程。
年により区画の比率は変わっていく。

About the Producer
生産者情報
Domaine De La Côte
ドメーヌ ド ラ コート
16haある自社畑から、単一区画のセレクション後のキュヴェをブレンド。2018年より新しいラベル「DDLC」になり、エステートを代表するエントリーワインであるが生産量はごく少量 。年により区画の比率は変わる。100%全房発酵。落ち着いた旨味と複雑な要素が絡み合い、まろやかな口当たり、ソフトで厚みのあるタンニン、鋭角な酸が土地のエネルギーを表現する。