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ソーヴィニヨン・ブラン リッチー・ヴィンヤード 2019

Sauvignon Blanc Ritchie Vineyard

希望小売価格 16,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ソーヴィニヨン・ブラン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ノーザン・ソノマ/ Northern Sonoma
ネステッドAVA、他 ロシアン・リヴァー・ヴァレー/ Russian River Valley
リッチー・ヴィンヤード/ Ritchie Vineyard
備考 Jeb Dunnuck 97P

詳細データ MORE

ワインメーカー フィリップ・メルカ/ Philippe Melka
醸造 仏産樽(新樽率32%)と小型のステンレスタンクにて醗酵、一部MLF醗酵
熟成 同、熟成。
土壌 ゴールドリッジ
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.4%
品番 1CREA21119
JAN 無し
入数 12
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コメント

ラシアン・リヴァー・ヴァレー中央部に位置するオーベール/シャルドネで有名な畑 樹齢35年以上の極少量の貴重なソーヴィニヨン・ブランがあり近年注目を浴びている。仏産樽(新樽32%)と小型のステンレス樽にて発酵・熟成 華やかで心躍るような ピーチ、ピンクグレープフルーツ、ドライパイナップル、イチジク、ライムの皮などニュアンスが口中に広がる。樽由来の香りはワインに溶け込み、力強く濃厚な口当たりが印象的。

テクニカル情報

醸造:全房で優しくプレス、仏産樽(新樽32%) と小型のステンレス樽にて発酵・熟成、一部マロラクティック発酵
生産量: 291 ケース

テイスティング・コメント

ハッとさせられるほどフレッシュなピンク・グレープ・フルーツとコブミカンの香りから始まり、熟したメロン、マンゴー、タイバジル、アーモンド、ヘーゼル・ナッツ、アーシーなミネラル・・・などのエキゾチックで複雑なニュアンスが次々と現れる。
口に含めばオレンジの花、ハチミツなどリッチな味わいが広がり、且つ美しい酸が下支えする、イキイキとした明るいワイン。
4~6 年、もしくはそれ以上の熟成のポテンシャルを持つ。

Jeb Dunnuck 97P (Oct 3, 2022):「テイスティングした途端に、ぶっ飛びそうになったほど素晴らしい。カリフォルニアから生まれるソーヴィニヨン・ブランの最高傑作の1 つ。」

畑情報

リッチー・ヴィンヤード/ Ritchie Vineyard

オーべールがシャルドネを調達していた、シャルドネで有名な畑。
砂質のゴールドリッジ土壌にごく少量のソーヴィニヨン・ブランを植えられた樹齢35 年以上の区画がある。

ビビアナ・ゴンザレス・レーヴ&ジェフ・ピッソーニ夫妻こはの区画からのソーヴィニヨン・ブランを熱望し、シェアード・ノーツ 師匠の教え 2020 Vin で調達に成功。

プラット・ヴィンヤード

ワイン評論家のジェブ・ダナック氏は、クレッシェアのソーヴィニヨン・ブランを「カリフォルニアで生産される最高レベル」と評するなど、ソーヴィニヨン・ブランの畑としても注目が集まっている。

CRESCERE クレッシェア

ソノマ極少・プレミアム・ブティック・ワイナリー。至極のアレキサンダー・ヴァレー自社畑とトップ評価畑からフィリップ・メルカが醸す

Alexander Valley, Sonoma Coast

Crescere クレッシェア

創業者ジョー・レイノソはシカゴで株のトレダーとして財をなし、夫婦の夢であるワインへの情熱を持って1994年にソノマ・アレキサンダーヴァレーに200haの自社畑を購入・植樹を開始。2000年以降ソノマで最も高い評価を受けている多くのプレミアム・ワイナリーに葡萄を供給してきた。2016年「畑仕事ファースト」という理念を共有するフィリップ・メルカの初ソノマ・プロジェクトとして「Crescere~クレッシェア」をスタートする。ワイナリー名はクレッシェンドのように徐々に大きくなる、成長していくという意味。アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす壮大な山頂から、ラシアン・リヴァー・ベンチランドまでの南西向き斜面の自社畑のポテンシャルは非常に高く、これから長く次世代へ引き継がれていく。

カリフォルニア ドリーム

創業者のジョー・レイノソはメキシコ系移民3 世で15 人兄弟の長男としてカリフォルニアの農場で幼少期を過ごした。

19 歳の時生活費を稼ぐためにトラックドライバーとして働いていた彼は、ナパ・ヴァレーにピアノを届けた時に葡萄畑を見て「これは今まで見た一番美しいものだ」と自らも葡萄畑を所有する夢を抱く。

その後、大学で学位とMBA を取得し、株式市場のトレーダーとして成功した彼はその15 年後1994 年、34 歳の誕生日の前日に自分の葡萄畑となる土地を購入する。

ジョー・レイノソ

ワインメーカー

レイノソ家と”畑仕事ファースト” の理念を共有するフィリップ・メルカ。

初めてのソノマでのプロジェクトに関し、「アレキサンダー・ヴァレーのカベルネを造るとき、ナパのワインをコピーしたりしませんし、比較すらしません。」とメルカは言う。

「アレキサンダー・ヴァレーのカベルネが持つユニークなタンニン、香ばしさ、そしてスパイスを表現したいのです。」

彼はこの地のカベルネが次のレベルに向上するよう導いている。

左からジョー、フィリップ・メルカ

ファミリー

ジョーとエレナはエレナが働いていたシカゴの高級ワインショップで出会った。

アレキサンダー・ヴァレーの土地購入を機に結婚。エレナは10 年以上にわたり、レイノソ・ヴィンヤードの管理をしていたが、2015 年にジョーの息子であるJW にその任を譲った。

JW には妻のペイジとの間に二人の子供がいる。

「ブランドを育てるには時間がかかる。」と言う、

ジョー・レイノソはこのファミリービジネスが世代から世代に続いていくことを願っている。

左からJW、ペイジ、ジョー、エレナ

ラベルデザイン

螺旋のデザインは、自然の美しさを完璧に表現すると考えられているフラクタルやフィボナッチ・スパイラルから。

クレッシェアの「自然とのパートナーシップを尊重する」という信念が込められている。

ワイナリー情報

レイノソ・エステート

アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす壮大な山頂から、ロシアン・リバー・ベンチ・ランドに隣接する南西向きの丘陵地に位置する自社畑。

水はけのよい砂利質土壌。

カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロー、プティ・ヴェルドが栽培される。200ha のエステートのうち、60ha で葡萄を栽培。残りの土地では様々な果樹を栽培し、ミツバチや野生動物が生息している。

表情豊かなミクロクリマ・特別なテロワールが形成されクラス最高の葡萄を産出、ソノマのプレミアムワイナリーに葡萄の供給もする。

2019 年のソノマ・カウンティ・ヴィントナーズのバレル・オークションで、この畑の葡萄から造られたCrescere Estate Syrah 2016 が、1 本あたりの価格としては史上最高額を記録。