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ピノ・ノワール プラット・ヴィンヤード 2019

Pinot Noir Platt Vineyard

希望小売価格 20,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ピノ・ノワール100%(クローン828、777、Calera)
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ソノマ・コースト/ Sonoma Coast
ネステッドAVA、他
プラット・ヴィンヤード/ Platt Vineyard
備考 Jeb Dunnuck 94P

詳細データ MORE

ワインメーカー フィリップ・メルカ/ Philippe Melka
醸造 開放発酵槽にて醗酵、全房率25%。野生酵母
熟成 仏産樽にて16ヶ月間熟成(新樽率30%)、無濾過
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.2%
品番 1CREI21119
JAN 無し
入数 12
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コメント

ソノマ南、海に近く冷涼な霧・風が吹き込むフリーストーン・オキシデンタル地区の最南端にあり細かい砂のローム土壌。リヴァース・マリーでトーマスがvinous100点を獲得。全房25%開放タンク発酵、仏産樽(新樽30%)16ヶ月熟成。冷たい強い風が直接入る為葡萄自身が果皮を厚くし小粒となる。タンニンはたっぷりと力強く鋭角な酸も共存。ワイルドベリーやブラッドオレンジと共に皮革や火打ち石のニュアンスも。

テクニカル情報

醸造 :手摘みで収穫、選別。開放発酵槽にて醗酵、全房比率25%。野生酵母使用。
仏産樽(新樽比率30%)にて16ヶ月間熟成。
無濾過でボトリング

生産量 : 70 ケース

テイスティング・コメント

プラット・ヴィンヤードのピノ・ノワールは、カリフォルニアの他のどの畑よりもブルゴーニュ的な特徴を持つ。
例年より快活なヴィンテージ。
桑の実、ブルーベリー、プラムなどのウキウキするアロマに始まり、バラの花びらやカーネーション、湿った石のニュアンス、そしてシナモンやジンジャーの香りが次々と立ち現れます。
口に含むと、アメリカン・チェリー、タラゴン、マジョラム、スパイスとともに、しっとりとしたアーシーなニュアンスが感じられる。

畑情報

プラット・ヴィンヤード/ Platt Vineyard

フリーストーン・オキシデンタル地区の最南端。
海に近く(約5㎞)、フォグラインよりも高い位置にあり、冷涼な風が吹き込む。

古代の海底から隆起した水はけの良いゴールドリッジ土壌。
凝縮感とミネラル豊富なワインが造られる。

プラット・ヴィンヤード

スティーブ・キスラーの新プロジェクト「オキシデンタル」の自社畑に隣接する。
(キスラー・ブランドを売却した際にこの畑を残した。)

リヴァース・マリーでトーマスがこの畑からのピノ・ノワールを使用しブルゴーニ以外で初のvinous100点を獲得。

CRESCERE クレッシェア

ソノマ極少・プレミアム・ブティック・ワイナリー。至極のアレキサンダー・ヴァレー自社畑とトップ評価畑からフィリップ・メルカが醸す

Alexander Valley, Sonoma Coast

Crescere クレッシェア

創業者ジョー・レイノソはシカゴで株のトレダーとして財をなし、夫婦の夢であるワインへの情熱を持って1994年にソノマ・アレキサンダーヴァレーに200haの自社畑を購入・植樹を開始。2000年以降ソノマで最も高い評価を受けている多くのプレミアム・ワイナリーに葡萄を供給してきた。2016年「畑仕事ファースト」という理念を共有するフィリップ・メルカの初ソノマ・プロジェクトとして「Crescere~クレッシェア」をスタートする。ワイナリー名はクレッシェンドのように徐々に大きくなる、成長していくという意味。アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす壮大な山頂から、ラシアン・リヴァー・ベンチランドまでの南西向き斜面の自社畑のポテンシャルは非常に高く、これから長く次世代へ引き継がれていく。

カリフォルニア ドリーム

創業者のジョー・レイノソはメキシコ系移民3 世で15 人兄弟の長男としてカリフォルニアの農場で幼少期を過ごした。

19 歳の時生活費を稼ぐためにトラックドライバーとして働いていた彼は、ナパ・ヴァレーにピアノを届けた時に葡萄畑を見て「これは今まで見た一番美しいものだ」と自らも葡萄畑を所有する夢を抱く。

その後、大学で学位とMBA を取得し、株式市場のトレーダーとして成功した彼はその15 年後1994 年、34 歳の誕生日の前日に自分の葡萄畑となる土地を購入する。

ジョー・レイノソ

ワインメーカー

レイノソ家と”畑仕事ファースト” の理念を共有するフィリップ・メルカ。

初めてのソノマでのプロジェクトに関し、「アレキサンダー・ヴァレーのカベルネを造るとき、ナパのワインをコピーしたりしませんし、比較すらしません。」とメルカは言う。

「アレキサンダー・ヴァレーのカベルネが持つユニークなタンニン、香ばしさ、そしてスパイスを表現したいのです。」

彼はこの地のカベルネが次のレベルに向上するよう導いている。

左からジョー、フィリップ・メルカ

ファミリー

ジョーとエレナはエレナが働いていたシカゴの高級ワインショップで出会った。

アレキサンダー・ヴァレーの土地購入を機に結婚。エレナは10 年以上にわたり、レイノソ・ヴィンヤードの管理をしていたが、2015 年にジョーの息子であるJW にその任を譲った。

JW には妻のペイジとの間に二人の子供がいる。

「ブランドを育てるには時間がかかる。」と言う、

ジョー・レイノソはこのファミリービジネスが世代から世代に続いていくことを願っている。

左からJW、ペイジ、ジョー、エレナ

ラベルデザイン

螺旋のデザインは、自然の美しさを完璧に表現すると考えられているフラクタルやフィボナッチ・スパイラルから。

クレッシェアの「自然とのパートナーシップを尊重する」という信念が込められている。

ワイナリー情報

レイノソ・エステート

アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす壮大な山頂から、ロシアン・リバー・ベンチ・ランドに隣接する南西向きの丘陵地に位置する自社畑。

水はけのよい砂利質土壌。

カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロー、プティ・ヴェルドが栽培される。200ha のエステートのうち、60ha で葡萄を栽培。残りの土地では様々な果樹を栽培し、ミツバチや野生動物が生息している。

表情豊かなミクロクリマ・特別なテロワールが形成されクラス最高の葡萄を産出、ソノマのプレミアムワイナリーに葡萄の供給もする。

2019 年のソノマ・カウンティ・ヴィントナーズのバレル・オークションで、この畑の葡萄から造られたCrescere Estate Syrah 2016 が、1 本あたりの価格としては史上最高額を記録。