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キャンバスバック リースリング ロイヤル・スロープ 2022

Riesling Royal Slope

希望小売価格 4,800 円(税別)

ヴィンテージ 2022年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ライト・ボディ
主要品種 リースリング 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 ワシントン
AVA ロイヤル・スロープ/ Royal Slope、コロンビア・ヴァレー/Columbia Valley
ネステッドAVA、他
地区を代表するローレンス、フレンチマン・ヒルズの二つの銘醸畑から
備考 ワイナリー・ドア限定品

詳細データ MORE

ワインメーカー ブライアン・ルーディン/Brian Rudin & ジョゼフ・チャーニー/ Joseph Czarny
醸造 ストッキンジャーの大樽とステンレス・タンクにて発酵
熟成 ストッキンジャーの大樽(新樽26%)とステンレス・タンクにて熟成 8か月 バトナージュを頻度よく行う
土壌 土壌の多くは太古の川の堆積土壌が風により飛ばされ堆積したloess/ロス土壌に覆われ、母岩には玄武岩が広がる
サスティナブル認証
評価
キャップ スクリュー・キャップ
アルコール度数 14.5%
品番 3DU6B31122
JAN
入数 12
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コメント

限定数のみ特別入荷。通常はワイナリー・ドア専用ワイン。2020年9月承認のワシントン州の新しいAVA Royal Slope/ロイヤル・スロープ(コロンビア・ヴァレーの中央よりやや北、涼しい地区)の畑から。冷涼な気候のリースリングの特性を良く表現できており、口当たりは濃厚でジューシー、フレッシュで生き生きとしリースリングの特徴を良く表した厚みのある辛口に仕上がっている。

ワイナリー・ドア限定品

キャンバスバックでは、ワイナリーを訪れた人のみが買える限定品や、オンライン販売(アメリカのみ)で輸出されない、いろいろなワインを造っている。
今回は特別に白ワイン「リースリング」を少量のみ、特別に輸入できました。

ヴィンテージ情報

2022年は、4月の珍しい雪により芽吹きが遅れたが、大きな被害をもたらすことはなかった。この年の特徴は全体を通して涼しい気候である。冷涼で湿った春は土壌に十分な水分を供給する一方で、開花を6月中旬まで遅らせた。夏の中頃までは穏やかで快適な気候が続いたが、7月に38度を超える日が4日間続いた。しかしリースリングの成長には都合が良く、果皮が厚くなり果実に柔らかな風味をもたらし、生き生きとした酸をキープすることができた。収穫期が近づくにつれ、暖かく乾燥した理想的な天候が続き、収穫が始まった9月初旬~10月12日の収穫終了日まで平均最高気温は24度で安定していた。この理想的な熟成期間と生育条件により、糖度は上がりすぎず、複雑な風味を持ち、ダイナミックで表現力豊かなワインを生み出すことができた。

テクニカル情報

: ローレンス/Lawrence Vineyard とフレンチマン・ヒルズ/Frenchman Hills Vineyard のブレンド (標高約400m急斜面の畑。夜は非常に涼しく、日中の日照は十分)

醸造: オーストリア製ストッキンジャーのカスク(大樽)新樽26%と、ステンレス・タンクで発酵・澱と共に熟成 約8か月
味わいに厚みと複雑味を出すために頻度良くバトナージュ(澱を撹拌させる)を行う。ぼやけた味わいにならず、緊張感を保つようにブレンドに気を使った。

テイスティング・コメント

ユリ、レモングラス、ジャスミンなどの花の香りが心地よく立ち上がり、柑橘類の皮、ジンジャーキャンディ、トロピカルフルーツ、マンダリンオレンジ、ハネデューメロンなどの複雑で様々なアロマが広がる。口に含むと生き生きとした酸味と海風を思わせる塩味系のミネラル感があり、和梨、マンゴー、パイナップルのニュアンスが厚みのある贅沢な味わいを楽しめる。長く豊かな余韻が印象的。

畑情報

ロイヤル・スロープAVA

2020年9月2日認可、2020年10月より有効

コロンビア・ヴァレーAVAのやや北に位置し、エンシェント・レイクAVAの南に隣接する。東西約50キロに長く伸びる「フレンチマン・ヒル」の頂(標高約400m)から、南に隣接するワルーク・スロープ(約25km離れ標高約200m)までに広がる南向きのなだらかな斜面で、名前のとおり90%が「斜面」の畑である(斜度は様々であるが)。
現在葡萄畑は800haに、20品種以上が植樹されている。

土壌の多くは太古の川の堆積土壌が風により飛ばされ堆積したloess/ロス土壌に覆われ、母岩には玄武岩が広がる。北部、中央部から東部、西部と畑の区画により土壌の違いもあり、太古の洪水やコロンビア川の流れが作ったやや粗い砂岩や礫も混じる。相対的に水はけが良いが、適度な保水力もある。

夜は涼しく、南に広がる著名AVA地区(ヤキマ、ホースヘブンヒル、ワラワラ)に比べれば日中もやや涼しい。畑の斜度により気温差は大きく、標高の高い北部の平地部分は涼しく白葡萄や酸が乗った黒葡萄が栽培される。斜度、土壌構成により、品種、仕立て方など様々な試みが行われており、多様性に富んだ地区である。

非常に高い品質の葡萄が得られる畑として、Stillwater Creek, Lawrence, Frenchman Hillsが著名で、多くのワイナリーがこれらの畑から素晴らしいワインを造り出している。近い将来ロイヤル・スロープの名前は必ず、好評価のワインの産地として上がってくるであろう。

★キャンバスバックのリースリングは上記のローレンス、フレンチマン・ヒルの畑から高品質の葡萄を調達している。

Canvasback キャンバスバック

ナパ・ヴァレーのダックホーンが初めてカリフォルニア州以外のワインに挑戦。コロンビア・ヴァレーのポテンシャルを磨きぬく

Canvasback キャンバスバック

ダックホーンが見出した新たな理想郷はワシントン州。なぜワシントンに?それは、ボルドーを彷彿させるきれいな酸、ナパのカベルネの特徴である果実の凝縮感、そして、畑&葡萄の価格が高騰しているナパ・ヴァレーと違い、適正な価格が実現できるからです。2012年ヴィンテージで「キャンバスバック」という太平洋の渡り鳥(カモの一種)から命名されたブランドを初リリース。カベルネ・ソーヴィニヨンの聖地としてその名が知られるレッドマウンテンに自社畑を造り、素晴らしい近隣の栽培農家からの良質な葡萄を使います。

コメント

限定数のみ特別入荷。通常はワイナリー・ドア専用ワイン。2020年9月承認のワシントン州の新しいAVA Royal Slope/ロイヤル・スロープ(コロンビア・ヴァレーの中央よりやや北、涼しい地区)の畑から。冷涼な気候のリースリングの特性を良く表現できており、口当たりは濃厚でジューシー、フレッシュで生き生きとしリースリングの特徴を良く表した厚みのある辛口に仕上がっている。

ダックホーンがなぜワシントンに?

  • ボルドーを彷彿とさせるきれいな酸
  • ナパのカベルネの特徴である果実の凝縮感
  • 適正な価格が実現できる (レッド・マウンテンは人気の為ワシントンの中でも価格高騰)

この3つの重要なポイントを全てクリアできるカベルネ・ソーヴィニヨン栽培地域を北米で探し求め、見出されたのがレッド・マウンテンAVAでした。様々な土質が混ざりあった南西向きのスロープでは、昼十分な日照量を確保でき、夜との大きな寒暖差が、葡萄にきれいな酸と、長いハングタイムをもたらし、より成熟した果実が生み出されます。