希望小売価格 280,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 1500ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | プリチャード・ヒル/ Pritchard Hill |
畑 | ブライアント・ファミリー・ヴィンヤード(自社畑)/ Bryant Family Vineyard Estate |
備考 | 97-99P Wine Advocate dated February 2024 by Joe Czerwinski |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | キャサリン・カロッツァー/ Kathryn "KK" Carothers |
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醸造 | ステンレスタンク、オークカスク(仏産大樽)、コンクリートタンク発酵 |
熟成 | 仏産樽(バリック)、仏産大樽(カスク)、コンクリートタンク、テラコッタのアンフォラで約2年熟成 2021年は通常より6か月長く熟成 2024年春リリース 熟成約2年半 |
土壌 | 砂岩と頁岩土壌と火山性土壌のミックス |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 15.0% |
品番 | 1BRYM61321 |
JAN | 無し |
入数 | 1 |
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コメント
ブライアント・ファミリー・ヴィンヤード/ Bryant Family Vineyard
ナパ・ヴァレーの東側・ヴォカ山脈の麓、アトラス・ピークとハウエル・マウンテンに挟まれたレイク・ヘネシーに面した北北西向きの斜面、標高約250m~330mにある5haの自社畑から造られる。「トゥルー・プリチャード・ヒル」と呼ばれる東側の丘陵にはブライアント、シャペレーの畑がある。オークヴィルにつながる赤土の丘陵(コルギン、オーヴィッド、デヴィッド・オーサーなどの畑がある)とは全く違った個性を持つ。
ナパ・ヴァレーの中でもトップ5に数えられる特筆した葡萄畑から味わいは土壌の個性と、レイク・ヘネシーを渡る涼しい風の影響を受け、夏の最も暑い時期も冷たい風が畑を冷やし、過熟せず、長いハングタイムにより、全ての要素が完璧に熟しながら、酸が落ちない個性豊かな秀逸なワインとなる。創業当時から究極のエレガントとフィネスを兼ね備えるスタイルは変わらず、クラッシックな味わいの中により土壌に由来のニュアンス、官能的で、究極のまろやかさ、重さを感じさせない空気感も持ちながら、果実は凝縮し、長期熟成できるタンニンとパワーを秘め、凛とした酸とミネラルの硬さが潜んでいる。
パーカーポイント&コメント
香りにミント、セージ、砕けた石、鉛筆の芯、ブラック・チェリー、カシスが複雑に複合している。力強く凝縮感があり、フルボディで豊かなタンニンがあるが、まろやかに熟し、口あたりはシルキーで、余韻は終わりがないかのように続く。2021年は二つの双璧を兼ねるカベルネ・ソーヴィニヨンとベティーナがどちらか好きかは個人の好みに大きく左右されるだろうが、どちらも素晴らしい仕上がりでこのワインを飲むすべての人に大きな喜びをもたらしてくれるだろう。
Parker Point 97-99点 Wine Advocate dated February 2024 by Joe Czerwinski
1億4500万年前に形成された砂岩と頁岩(粘土が圧縮され固まった)土壌の上に、2500万年前の火山の噴火によって出来た土壌が被さり、大陸の衝突により上下が逆転され、古い年代の土壌が表面に押し上げられミックスしたのが現在ブライアント、シャペレーがある丘陵。含有ミネラル成分が豊かで水捌けが極めて良好。土の色は白っぽく火山灰が凝固した礫(レキ)も多く含む。
プリチャード・ヒルの秀逸性をいち早く発見。ベティーナ社長就任後再びパーカー100点!生まれ変わるブライアント・エステート、華々しい復活
Pritchard Hill, Napa Valley
Bryant Estate ブライアント・エステイト
オーナーのドナルド・ブライアントJr.がプリチャード・ヒルにあるレイク・ヘネシーに面した斜面の区画を1980年代後半に獲得。92VTGリリース後数年で高評価を得、1996年でパーカー100点。錚々たるワインメーカーのバトン・リレーを経て、カルト・ワイン全盛期を牽引したブライアント・ファミリーは「究極のエレガンス」と圧倒的な評価を得るようになった。2004年ヴィンテージからセカンド・ワインを、2009年ヴィンテージからはベティーナをリリース。現在はベティーナ夫人が社長。そして2016年ヴィンテージが25年の時を経て、再びパーカー100点を獲得し華々しい復活。社名をブライアント・エステートに変更し、注目は再びプリチャード・ヒルの長・ブライアントへ。
元祖カルトワイン
カルトワインらしく海外へはメーリング・リストのみの販売を貫き通してきた為、限られたマニアにしか、その真実は知られていなかった
オーナーであるドナルド・L・ブライアント・Jr.が、弁護士として成功を収めた後、ナパ・ヴァレーの東側・ヴォカ山脈の麓、アトラス・ピークとハウエル・マウンテンに挟まれたレイク・ヘネシーに面した北北西向きの斜面、標高約250m~330mにある5haの区画を取得したのは1980年代後半。
今でこそ注目を集めるこの地区“プリチャード・ヒル”であるが(シャペレー、コルギン、デイビッド・オーサー、近年ではロバート・モンダヴィの息子ティム・モンダヴィが自身のワイナリー・コンティニュアムを作り、オーヴィッドが希少なプレミアム・ワインを造る。ボンドの一つMelburyもこの近くの畑から造られる)、当時の有名どころはシャペレーのみ。
そのシャペレーがかって使っていた畑を取得すると、100%カベルネ・ソーヴィニヨンにモダン・テクニック(台木、クローン、畝の方角、仕立て、スペーシングなど)を駆使して植え替え、最新のワイナリーを建設し、試作を何年も繰り返した後、1992年に初ヴィンテージをリリース。プリチャード・ヒルのテロワールを体現する芸術品が生み出された。
ドナルド&ベッティーナ・ブライアント夫妻
錚々たるワイン・メーカーのバトン・リレー、 ベティーナの社長就任、生まれ変わるブライアント・エステート、そして華々しい復活
1992年ワイン・メーカーにヘレン・ターリーが就任するや、93年にワイン・アドヴォケイト97ポイント、94年に98ポイントを獲得。
96年はワイン・スペクテーター100ポイント、97年はワイン・アドヴォケイト100ポイントとカルト・ワイン全盛期を牽引する華々しい評価を受けるトップ・ワイナリーとなった。
その後ワイン・メーカーが、フィリップ・メルカ、マーク・オーベール、ロス・ウァランス、ヘレン・ケンプリンガー、マーク・ガニョンと変わり、現在はキャサリン・カロッツァーがワインメーカーを務めている。
現ワインメーカー、キャサリン・カロッツァー
2002年より現在まで10年に渡り、ミッシェル・ロランがコンサルタントを務め、デヴィッド・エイブリューは畑植え替え当初を手掛けた後、しばらく離れ、2000年より復帰。
彼のチームが完璧な栽培管理を行っている。
90年代はカルト・ワインの筆頭としてカベルネ・ソーヴィニヨンの凝縮感を誇り、2007年マーク・オーベールが担当して以降、アントニオ・ガッローニをもってして、「究極のエレガンス/ This is a wine of extraordinary elegance.」と言わしめるワインを造る。
コンサルタント、ミシェル・ロラン
ヴィンヤード・マネージャー、デイヴィッド・エイブリュー
2004年VTGよりセカンド格となるDB4をリリース。
2009年からはデヴィッド・エイブリューの3つの畑からボルドー品種をブレンドし細君・現社長の名を冠した究極のナパ・レッド・ブレンド“ベティーナ”をリリース。
そしてついに、2016年ヴィンテージが20年の時を経て、再びパーカー100ポイントを獲得。
注目は再びブライアントへ・・・。
ベッティーナ・ブライアント
【ブライアント・エステート】
ナパ・ヴァレーの東側・ヴォカ山脈の麓、アトラス・ピークとハウエル・マウンテンに挟まれたレイク・ヘネシーに面した北北西向きの斜面、標高約250m~330mに位置する。
レイク・ヘネシーに面し北北西を向いた急斜面にある5haの自社畑から造られる。ナパ・ヴァレーの中でもトップ5に数えられる特筆した葡萄畑は、レイク・ヘネシーを渡る涼しい風の影響を受け、夏の最も暑い時期も冷たい風が畑を冷やし、過熟せず、長いハングタイムにより、全ての要素が完璧に熟しながら、酸が落ちない秀逸な果実を得ることができる。